掃除機の選び方を徹底解説|種類別の特徴と注意点をチェック

掃除機の選び方を徹底解説|種類別の特徴と注意点をチェック

掃除機にはさまざまな種類がありますが、「自分に合ったタイプがわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。掃除機を選ぶ際は、使用する部屋の数や広さ、床の材質、重量などを考慮する必要があります。この記事では、掃除機の種類ごとの特徴や選び方のポイント、購入前に押さえておきたい注意点を解説します。

掃除機の選び方を徹底解説|種類別の特徴と注意点をチェック

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掃除機の種類

ダイニングの床を掃除するロボット型
掃除機にはさまざまなタイプがあり、吸引力や掃除のしやすさが異なります。使用する場所や部屋の広さに合わせて、自分に合った掃除機を選びましょう。

①スティック型

スティック型掃除機を使用している女性
スティック型は本体とヘッドが一体化した掃除機です。軽量なモデルが多く、片手で手軽に掃除できます。コードレスタイプが主流で、コンセントの位置を気にせずに使用可能です。ただし、コードレスタイプは連続使用時間が限られているため、事前の確認や充電が必要です。

スタンドが付いた機種なら設置スペースを取らず、コンパクトに収納できます。収納スペースが限られる一人暮らしの部屋にも適したタイプです。

②キャニスター型

キャニスター型掃除機を使用する女性
キャニスター型は本体にタイヤが付いていて、ヘッドとホースでつながっている掃除機です。本体は床に置いたまま使用できるので、手元の負担が少ないのが特徴です。

コードでコンセントから電源を取るため吸引力が優れていて、同一フロアの広範囲の掃除に適しています。ただし、スティック型に比べると総重量が重く、階段や他の部屋への移動には不向きです。

③ロボット型

床を掃除しているロボット掃除機
ロボット型は自走式で、外出中や他の作業をしながらでも掃除できるのが魅力です。近年は、床の水拭きや乾拭きが可能なモデルや、ゴミを自動回収するタイプなど、機能面が向上しています。

スマホアプリ対応モデルであれば、外出先からでも掃除を開始できます。日中忙しく、定期的な掃除時間を確保しにくい方におすすめです。

④ハンディ型

ハンディ型掃除機で掃除をする女性
ハンディ型はスティック型よりもさらにコンパクトで、本体が軽く片手で簡単に持ち上げられます。デスクや車内、ソファなどの掃除に便利です。アタッチメントを付け替えることで、スティック型として使えるモデルもあります。

タイプ別の掃除機の選び方

カーペットを掃除する掃除機
掃除機を選ぶ際はコードの有無や集じん方式など、基本的な仕様の違いを理解することが大切です。ライフスタイルに合った一台を見つけるために、選び方のポイントを確認しましょう。

1. 集じん方式で選ぶ

掃除機の集じん方式には、紙パック式とサイクロン式があります。各方式の特徴やメリット・デメリットは以下の通りです。
紙パック式 サイクロン式
特徴 紙製の使い捨てパックにゴミを集じん。 遠心力で空気とゴミを分離させて、ダストボックスに集じんする仕組み。ゴミがたまったら、都度捨てる必要がある。
メリット 丸ごと捨てられるのでお手入れが簡単。 紙パックを用意する必要がなく、消耗品の費用がかからない。
デメリット 紙パック自体は消耗品で、補充する必要がある。ゴミがたまってくると、吸引力が下がる原因となる。 ダストカップや排気フィルターをこまめにお手入れする必要がある。
お手入れに手間をかけたくないなら紙パック式、ランニングコストを抑えたいならサイクロン式がおすすめです。

2. コードの有無で選ぶ

掃除機はコードの有無によって、「コード式」と「コードレス式」に分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
コード式 コンセントから電源を取るので、吸引力が安定する。充電を気にせず、長時間使用可能。ただし、コンセントが届く範囲でしか使えない。
コードレス コンセントの場所を気にせずに掃除できる。ただし、使用中にバッテリーが切れる可能性があり、事前に連続稼働時間や充電時間を確認する必要がある。
おすすめのコードレス掃除機の種類や選び方は、以下の記事で紹介しています。

3. ヘッドの種類で選ぶ

掃除機のヘッドは主に3種類あります。
モーター式 小型モーターでブラシを回転させ、ゴミをかき出す。パワーが強く、フローリングや畳の他、カーペットの掃除にも向いている。  
自走式ヘッド より強力なモーターを搭載し、ゴミやホコリをパワフルにかき出す。さらに、モーターの力でヘッドが自動で回転して前に進むので、軽い力で操作できる。
エアタービン式 空気の力でブラシを回転させて、ゴミやホコリを吸い取る。パワーは控えめだが、その分ヘッドが軽量で扱いやすい。

4. 重量で選ぶ

掃除機の重量も、掃除のしやすさを左右する重要なポイントです。
<手元の重量感>
・スティック型:1.5kg前後
・キャニスター型:2.5kg前後
キャニスター型はモーターを床に置いて使用するため、手元の負担が少なくなります。ただし本体そのものは重めなので、持ち運びやすさを重視するなら軽量モデルがおすすめです。掃除する範囲や頻度に合わせて、無理なく使えるタイプを選びましょう。

5. 機能・スペックで選ぶ

掃除機を選ぶ際は、使いやすさや性能に直結する機能やスペックにも注目しましょう。例えば、吸引仕事率は多くのゴミを早く吸い取る能力をW数で示したもので、数値が大きいほど吸い込む力が大きくなります。ある程度の吸引力を求めるなら、スティック型であれば20〜100W、キャニスター型であれば300〜600Wが目安です。

ただし、吸引仕事率が高くても、床からゴミを取り除く力が必ずしも強いとは限りません。ヘッドの種類や形状なども考慮しながら、自分に合ったものを選ぶ必要があります。夜間や早朝に掃除をしたい場合は、運転音が静かな静音設計のモデルがおすすめです。ライフスタイルに合わせて重視したい機能やスペックを確認してください。

掃除機を選ぶ際の注意点

ロボット掃除機のフィルターを交換する女性
掃除機を選ぶ際は、お手入れのしやすさや収納スペースの確保も重要なポイントです。購入後に後悔しないために、あらかじめ確認しておきたい点を紹介します。

お手入れ方法を確認する

掃除機の吸引力を維持するにはこまめなお手入れが必要なため、清掃方法を事前に確認する必要があります。ゴミ捨てやフィルター清掃に手間がかかると、使う度にストレスを感じてしまいます。

パーツを取り外せたり、水洗いに対応したりするモデルであれば、お手入れがしやすく便利です。購入時はお手入れのしやすさも含めて、自分に合った掃除機を選びましょう。

あらかじめ収納場所を確保する

掃除機はモデルによって形状がさまざまなので、あらかじめ収納場所を確認しましょう。一人暮らしの場合は特にスペースが限られるため、収納場所の確保が重要です。コンパクトに収納するなら、スティック型やハンディ型が適しています。

アイリスオーヤマおすすめの掃除機

アイリスオーヤマでは、使い勝手に優れたパワフルな掃除機をラインナップしています。特におすすめのモデルを紹介します。

MagiCaleena 掃除機 コードレス サイクロン式 ゴミ回収ドック付き/SCD-L3PD

掃除機を設置している女性
ゴミ回収ドックを搭載した、サイクロン式のスティック型掃除機です。ダストボックスは1.5Lと容量が大きめで、最大90日分のゴミをためておけます。

お手入れが必要なパーツが少なく、不織布フィルターを採用しており汚れたら交換できて衛生的でお手入れの手間がかかりません。

MagiCaleena 掃除機 紙パック式 置くだけで充電 紙パック付き/SBD-201P

部屋を掃除している女性
紙パック式のスティック型掃除機です。紙パックには「Ag+(銀イオン)加工」が施されていて、排気のニオイを抑えられます。清掃後は捨てるだけだからゴミが舞いにくく、衛生的に扱えます。

高性能なモーターを搭載し、軽量ながらも強力な吸引力で効率良く掃除できるのが特徴です。独自機能の静電モップを使えば、静電気で配線周りや照明の傘などあらゆる所のホコリをキャッチ。モップは水洗いができて、繰り返し使えるため経済的です。

掃除機の選び方を知り、自分に合ったものを購入しよう

リビングを掃除する女性
自分に合った掃除機を選ぶには、種類だけではなく重量や機能面などへの理解が大切です。何となく選ぶと収納場所に困ったり、お手入れを面倒に感じたりする可能性があります。自分にぴったりの掃除機を見つけて、快適な室内環境を保ちましょう。

一人暮らしにおすすめの掃除機の選び方は、次の記事で紹介しています。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。    

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