テレビのサイズの選び方。見やすいテレビの置き方や大きさ以外の基準も要チェック
公開日:2022.10.07
最終更新日:2023.10.23
テレビの買い替えや新たに購入する際に、どのサイズのテレビを買うべきか悩む人も多いのではないでしょうか?最近は、インターネットに接続したり高画質な映像を楽しんだりと、用途もさまざま。目的や部屋のサイズに合った製品を選ぶのがポイントです。テレビのサイズに関する基礎知識や決め方、配置方法などを紹介します。
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テレビのサイズの基礎知識
ブラウン管の時代からテレビのサイズはインチで表記されていましたが、最近ではV型という表記も多くなってきました。まずは、インチやV型の意味について詳しく紹介していきます。
インチはフレームを含む
インチとは、主に日本国内でテレビや自転車の車輪の大きさを示す時に使われている単位です。1インチは2.54cmで、テレビの大きさをインチで示す場合は、テレビのフレームを含む対角線の長さを数字表記します。例えば、フレームを含む対角線の長さが約81cmなら、そのテレビは32インチと表記されます。
また、インチは「型」と同意味なので、「32型」と表記されている場合も「32インチ」とサイズは同じです。
Vはフレームを含まない
最近では「◯◯V型」という表記のテレビも多く見られます。数字の後にVが付いている場合は、インチと大きさが異なります。
テレビサイズを示すVとは、ビジュアルサイズ(Visual size)の略。Vも対角線の長さをインチ単位で示していますが、インチと異なるのはフレームを含めない点です。「◯◯V型」という表記は、実際に表示される画面の大きさの数値を表しています。そのため、32型と32V型では、数字が同じであっても32V型の方が画面サイズが大きくなります。
自分に合ったテレビサイズの選び方
最適なテレビのサイズは、設置する部屋の広さと視聴距離から導き出すことができます。ここでは、自分に合ったテレビサイズの目安を知るポイントを紹介します。
テレビの最適な視聴距離
テレビのサイズによって、最適な視聴距離は変わってきます。一般的なフルHDテレビの場合だと、最適な視聴距離は画面の高さ×3倍と言われています。また、4Kテレビの場合は、画面の高さ×1.5倍が最適な距離です。
<4Kテレビの最適視聴距離>
サイズ | 視聴距離 |
---|---|
43V型 | 0.9m |
50V型 | 1.06m |
55V型 | 1.17m |
65V型 | 1.34m |
75V型 | 1.56m |
<FHD・HDテレビの最適視聴距離>
サイズ | 視聴距離 |
---|---|
24V型 | 1.1m |
32V型 | 1.4m |
40V型 | 1.7m |
後述する部屋の広さも考慮しながら、最適な視聴距離をとれるサイズを選ぶのがおすすめです。
部屋の広さに適したテレビサイズ
テレビの大きさを決める時は、設置する部屋の広さも考慮する必要があります。部屋に適したサイズのものを選ぶと、最適な視聴距離で見やすくなるでしょう。
<広さ別の最適テレビサイズ>
4.5~6畳 | 24~32インチ |
8~10畳 | 32~40インチ |
10~12畳 | 40~50インチ |
12畳より広い部屋だと、50インチ以上のテレビを置いても問題ない場合が多いです。また、上記はあくまで平均した数値です。家具の配置や部屋のレイアウトによっては、テレビを置いた時に圧迫感が出ることもあります。
見やすいテレビの置き方
テレビをより見やすくしたいのなら、置き方にもこだわってみましょう。高さのポイントやおすすめの置き方を紹介します。
テレビの高さを決める
テレビを設置する時に適正視聴距離を保っていても、高さが合っていないと見にくくなってしまいます。テレビの高さは、42〜50インチの場合だと、画面の中心から床までの高さは100cmほどが適切とされています。テレビサイズが小さくなるほど床からの高さを低く、大きくなるほど高くすると見やすくなる傾向です。23インチのテレビなら80cm、65インチのテレビなら115cm程度がおすすめです。
ただし、どのようなソファや椅子に座って見るのか、床に座って見るのかでも視線は変わります。基本的には、テレビの中心が目線からやや下になるくらいの高さが適切と覚えておくと良いでしょう。
テレビ台に置く
テレビ台は高さや幅に、さまざまなバリエーションがあります。部屋が狭いなどで空間に余裕がない場合は幅が狭めのものを選び、空間に余裕があって収納もしたい場合は広めのものを選ぶと使いやすいでしょう。
また、テレビ台は、テレビより幅が広いものを選ぶのが基本です。テレビより狭いものだと、見た目のバランスが悪くなり、転倒もしやすくなるため注意が必要です。
テレビ台の高さは、床に座る場合は40cm以下、ソファに座るなら40~60cm程度のものが適しています。ダイニングルームなどで椅子に座って見る場合は、60cm以上の高めのものを選んでみてください。
壁掛けにする
テレビを壁掛けにすると、省スペースが叶い、スッキリとした印象になります。ただし、壁掛けは工具などでテレビを固定する必要があるため、一度設置すると位置を変えにくいです。事前にしっかりと設置位置を考えておくことをおすすめします。先述したテレビが見やすい高さを参考にしつつ、配線が届くかなども意識して位置を決めましょう。
テレビスタンドを使う
壁に穴を開けずに省スペースを叶えたいなら、テレビスタンドを使うのがおすすめ。テレビを壁掛けのように設置できるテレビスタンドには、自立式のものと、壁に寄せて使うタイプの2種類があります。組み立ても簡単で手軽ですが、テレビの種類によっては対応していないものもあるため、購入前に確認をしておきましょう。
ソファや床に座って見る場合はロータイプのテレビスタンドが使いやすく、ダイニングなどで椅子に座ったり、料理をしながら見たい場合は高めの位置に設置できるものが適しています。
▼アイリスオーヤマのおすすめ商品
アイリスオーヤマでは、洗練されたデザインでさまざまなシーンにマッチする、テレビスタンドも取り扱っています。上下7段階に高さ調整可能で、生活スタイルに合わせて見やすい高さに設置可能です。
アイリスオーヤマのおすすめテレビをピックアップ!
アイリスオーヤマでは、さまざまなサイズや機能を備えたテレビが揃っています。おすすめの商品を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
一人暮らしにおすすめな32V型テレビ/LT-32D320
6畳程度の部屋に置いても邪魔にならず、一人暮らしでも使いやすいサイズ感の32V型の液晶テレビです。コンパクトながらも、アイリスオーヤマオリジナルのチューニングで繊細な映像を実現しています。また、Wチューナー搭載なので裏番組の同時録画も可能。HDDを繋げるだけで簡単に録画できるので、テレビ周りがごちゃごちゃしにくいのも魅力です。
ハイビジョンの40V型テレビ/LT-40E420B
40V型のテレビは8畳程度の部屋におすすめ。鮮やかでメリハリのある美しい映像がを楽しめます。こちらもWチューナー搭載をしているため、裏番組予約や録画が可能です。レコーダーがなくても、HDD接続で録画ができます。
4Kチューナー内蔵の55V型アンドロイドテレビ/55XDA20
10畳以上の部屋やリビングでの使用におすすめな55V型アンドロイドテレビ。4Kチューナーを内蔵しているため、密度が高く豊かな映像を楽しめます。また、AIオート機能を搭載しており、映像や音声をコンテンツに合わせて自動で最適に処理してくれます。TverやPrime Videoなど、動画配信サービスにもボタン1つでアクセスできる機能性が充実したテレビです。
見やすいサイズのテレビで映像を楽しもう
テレビを購入する時は、まず置く部屋の広さに適したサイズのものを候補にし、適正視聴距離が保てるかを確認してみましょう。また、置き場所も考えておくとスムーズに設置ができます。最適なテレビのサイズを選んで、映像を楽しみましょう。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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