

防水パンのサイズの測り方と役割とは?掃除の手順も紹介
公開日:2023.09.22
最終更新日:2024.03.19
防水パンとは、床と洗濯機の間に設置し水漏れを防ぐ重要な土台です。洗濯機の買い替えや引っ越しの際は、洗濯機と防水パンのサイズが合っているかを必ずチェックしましょう。防水パンのサイズの測り方、設置方法を解説し、水漏れをしないように清潔に保つ掃除手順やおすすめの洗濯機を紹介します。
INDEX
- 防水パンとは
- 水漏れを防ぐために洗濯機の下へ設置する土台
- 浸水・結露・振動を防止する役割がある
- 防水パンのタイプやサイズ
- 防水パンのタイプ/サイズ
- サイズの測り方
- 洗濯機を設置するときに測っておくと良いサイズ
- アイリスオーヤマのおすすめ洗濯機
- 全自動洗濯機 5.0kg/IAW-T504
- 全自動洗濯機 6.0kg/IAW-T605
- 全自動洗濯機8kg OSH/TCW-80A01-W
- 全自動洗濯機10kg OSH/ITW-100A01-W
- ドラム式洗濯乾燥機 8kg4㎏ 洗剤自動投入/FLK842Z-W
- 洗濯機周りは定期的に掃除しよう
- 防水パンを掃除する手順
- 排水口を掃除する手順
- 防水パンの設置・交換方法
- 業者へ依頼して設置する
- DIYで設置する
- 防水パンの正しい測り方を知って、トラブルを防ごう

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防水パンとは

防水パンとは床と洗濯機の間に設置する土台です。防水パンを設置すると、床のダメージが軽減されたり騒音対策にも役立ちます。
水漏れを防ぐために洗濯機の下へ設置する土台
防水パンはプラスチック製が多く、四角い受け皿のような形状です。別名「洗濯パン」とも呼ばれ、洗濯機からの排水ホースを通すための丸い穴があり、脱水で出た排水が床の排水口に流れる構造になっています。賃貸では水漏れ防止のため、始めから設置されていることがほとんどです。
浸水・結露・振動を防止する役割がある
防水パンの主な役割 | 詳細 |
---|---|
浸水防止 | 床や階下への浸水を防止 |
結露防止 | 湿気による床の劣化・カビ防止 フローリングの変色や表面の剥がれやダメージ軽減
|
振動防止 | 脱水時の振動や稼働音を吸収 洗濯機と床とのクッション効果あり
|
大量の水を使う洗濯機は、ホースの繋ぎ目がずれたり、排水溝にゴミが詰まったりして水漏れする可能性があります。しかし、日々使っていると小さなトラブルには気づきにくいもの。防水パンを設置していれば、水漏れが発生したときすぐに床が濡れることはありません。
防水パンのタイプやサイズ
防水パンのタイプやサイズを把握しておくと、引っ越しや洗濯機を買い替えるときに役立ちます。一般的な防水パンのタイプとサイズ、その測り方を解説します。
防水パンのタイプ/サイズ

防水パンのタイプ | 特徴 |
---|---|
フラットタイプ | 凹凸がなく枠の内側が平面 空間がないため汚れが溜まりやすい
|
かさ上げタイプ (枠あり)
|
四隅に高さがある 洗濯機下に排水パイプを通すわずかな隙間がある
|
かさ上げタイプ (枠なし)
|
四隅に高さがある 四隅以外は枠がなくフラットなので隙間があり掃除がラク
|
続いて、防水パンの基本的なサイズ3種類は以下のとおりです。
・幅640×奥行640mm
・幅740×奥行640mm
・幅800×奥行640mm
・幅740×奥行640mm
・幅800×奥行640mm
土台である防水パンには長方形や正方形のものがあり、設置する洗濯機よりも大きいサイズにしなければなりません。大きさが合わないと設置できなくなります。
サイズの測り方
防水パンのサイズを測る場所は、内寸、外寸、高さです。
内寸は防水パンの周囲の枠を含めず、内側のフラットな平面部分の幅・奥行を測ります。間違いを防ぐポイントは有効内寸(排水口や突起物を除いたもの)を測っておくこと。排水口の位置は防水パンにより異なるため、余裕をもったサイズが必要です。
外寸は、周囲についている枠も含めて外側から幅と奥行を測ります。高さは、防水パンの周囲の枠とかさ上げ部分がある四隅の高さを測ります。念のため、枠の外寸(外側)と内寸(内側)の両方で高さを測ると間違いありません。かさ上げタイプの防水パンを使うと、洗濯機の位置が高くなるので注意が必要です。
洗濯機を設置するときに測っておくと良いサイズ

洗濯機を設置するときには、防水パン以外にも測っておきたいサイズがあります。
洗濯機の設置時に知りたいサイズ | 確認すること |
---|---|
1.設置面から蛇口までの高さ | 蛇口の位置が低すぎて本体に当たらないか うしろに隠れないか
|
2.設置面から上部の棚(もしくは天井)までの高さ | 縦型の場合にふたを開けたときに当たらないか |
3.壁面からの奥行 | 通路の邪魔にならないか ドラム式の場合は扉を開けられるか
|
取扱説明書に必要なスペースを明記されている場合が多いので、事前に確認をしましょう。
アイリスオーヤマのおすすめ洗濯機
引っ越しなどで買い替えたり、新生活におすすめのアイリスオーヤマの商品を紹介します。アイリスオーヤマでは、少量〜大容量まで洗える縦型洗濯機からドラム式洗濯機までバリエーション豊富に取り揃えています。容量などを確認して、ぴったりな洗濯機を選んでみてください。
全自動洗濯機 5.0kg/IAW-T504

●外形寸法:幅約54×奥行約53.5×高さ約83.5cm
1〜2人用の5kg洗えるコンパクトな洗濯機です。洗濯物が取り出しやすいように高さを抑えた低めの設計になっています。省スペースな折りたたみ式のふたで、上にラックがあってもスムーズに開閉が可能です。部屋干しモードと予約タイマーの2つの機能でラクに洗濯できます。「洗い」と「すすぎ」の2つのボタンを同時に押すとチャイルドロックもできます。
全自動洗濯機 6.0kg/IAW-T605

●外形寸法:幅約55.5×奥行約52.5×高さ約92cm
2〜3人用の6kg洗える洗濯機です。一人暮らしだと約4日分をまとめ洗いできる量で、ホワイトとブラックの2色。上質でスタイリッシュな見た目のガラストップは傷つきにくく、お手入れもカンタン。丈夫なステンレス槽で、洗濯槽の洗浄コースもあるので清潔に保ちやすい洗濯機です。
全自動洗濯機8kg OSH/TCW-80A01-W

洗濯・脱水容量8kgの縦型洗濯機です。頑固な汚れもしっかり落とすガチ落ち極渦洗浄で、泥汚れや油汚れもすっきり落とせます。洗剤と柔軟剤を自動で計量して投入できる4つの洗剤自動投入機能付きで、汚れや洋服に合わせて好みで選べます。洗剤柔軟剤タンクは外せるので丸洗いでき、お手入れも簡単。洗濯物が取り出しやすく、使いやすいデザインが魅力です。
全自動洗濯機10kg OSH/ITW-100A01-W

デザイン性と使いやすさを重視して作られた10kg全自動洗濯機。
手前を低く斜めにしたラクとれLOW設計で、毎日の洗濯がラクに。Wシャワー×立体水流の「ガチ落ち極渦洗浄」で、衣類にこびり付いた頑固な油汚れやシミ汚れもしっかり落とします。
また液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載。液体洗剤(400ml)と柔軟剤(500ml)を保管できる大容量タンクで、詰め替えの手間を軽減できます。
手前を低く斜めにしたラクとれLOW設計で、毎日の洗濯がラクに。Wシャワー×立体水流の「ガチ落ち極渦洗浄」で、衣類にこびり付いた頑固な油汚れやシミ汚れもしっかり落とします。
また液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載。液体洗剤(400ml)と柔軟剤(500ml)を保管できる大容量タンクで、詰め替えの手間を軽減できます。
ドラム式洗濯乾燥機 8kg4㎏ 洗剤自動投入/FLK842Z-W

●外形寸法:幅約59.5×奥行約65.2×高さ約106.5cm
洗濯容量8kg、乾燥容量4kgに対応したドラム式洗濯乾燥機です。洗剤と柔軟剤が自動投入なので、入れすぎや入れ忘れが防止できます。4つの乾燥モードを搭載していて、外気の取り入れとセンサーの制御で衣類にやさしい温風で乾燥。シワを抑えてふんわり仕上がります。衣類の汚れに合わせて温度が選べる温水洗浄ができて、繊維の奥に染み付いた黄ばみもスッキリと洗い流すことが可能です。
洗濯機周りは定期的に掃除しよう

洗濯機周りの防水パンや排水口は、月に1回を目安に定期的に掃除をするのがおすすめです。防水パンにホコリが溜まると排水口の詰まりや漏水の原因になります。防水パンと排水口を掃除する手順を見ていきましょう。
防水パンを掃除する手順
<準備するもの>
・掃除機
・ハンディワイパー
・雑巾
・掃除機
・ハンディワイパー
・雑巾
<手順>
1.掃除機で髪の毛やホコリを吸いとる
2.洗濯機の下にハンディワイパーを差し込み、ホコリが取れるようにゆっくり動かす
3.排水口周りを濡らして絞った雑巾で拭き取る
1.掃除機で髪の毛やホコリを吸いとる
2.洗濯機の下にハンディワイパーを差し込み、ホコリが取れるようにゆっくり動かす
3.排水口周りを濡らして絞った雑巾で拭き取る
ハンディワイパーでホコリが取れにくい場合は、掃除道具を手作りするのもおすすめです。針金ハンガーを縦に押し込んでひし形へ変形させて、ストッキングをかぶせて巻きつけると完成します。
掃除をするときは、洗濯機に接続された給水・排水ホースが緩んだり外れたりしないよう注意してください。
掃除をするときは、洗濯機に接続された給水・排水ホースが緩んだり外れたりしないよう注意してください。
排水口を掃除する手順
排水口はニオイや詰まりが気になりやすいところです。排水口を掃除する手順を紹介します。
<準備するもの>
・ゴム手袋
・バケツ
・雑巾
・やわらかいブラシ
・ゴム手袋
・バケツ
・雑巾
・やわらかいブラシ
<手順>
1.排水口周りのホコリやゴミを取り除く
2.排水ホースを外し、排水トラップの部品を外す
3.排水トラップの部品をやわらかいブラシで洗う
4.バケツに水を入れて排水口に流す
5.排水トラップの部品を戻し洗濯ホースをつなぐ
1.排水口周りのホコリやゴミを取り除く
2.排水ホースを外し、排水トラップの部品を外す
3.排水トラップの部品をやわらかいブラシで洗う
4.バケツに水を入れて排水口に流す
5.排水トラップの部品を戻し洗濯ホースをつなぐ
防水パンの設置・交換方法

防水パンを設置する方法は、業者へ依頼するか、市販のものを購入してDIYする方法があります。条件が合えば自分で設置も可能です。
業者へ依頼して設置する
防水パンの設置には、排水トラップ(洗濯機の排水口に取り付けられたL字の筒型パイプ)や排水管との接続をしなければなりません。専門業者なら正しい知識があり、設置も安心して任せられます。ただし、設置工事費用の他、部品購入費用がかかる可能性があります。防水パン設置の相場は2〜6万円ほどです。業者へ依頼する場合は、実際に現場を見てもらってから見積もりを依頼しましょう。
DIYで設置する
排水口の位置と止水栓の高さが合えば、DIYも可能です。防水パンを設置する前には、床の掃除をしておきましょう。
<手順>
1.排水口の位置を合わせながら防水パンを置く
2.防水パンの四隅をネジで固定する
3.ネジカバーがついている場合はカバーをはめる
1.排水口の位置を合わせながら防水パンを置く
2.防水パンの四隅をネジで固定する
3.ネジカバーがついている場合はカバーをはめる
防水パンの正しい測り方を知って、トラブルを防ごう

防水パンは洗濯機を使用する際、水漏れや騒音トラブルの防止に役立つものです。洗濯機を購入する場合や引っ越しの際は、あらかじめ防水パンの種類やサイズを把握しておきましょう。買い替えを検討している場合は、おすすめの洗濯機もチェックしてみてください。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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