洗濯機はドラム式と縦型どっちがおすすめ?メリット・デメリットや違いを比較!

洗濯機はドラム式と縦型どっちがおすすめ?メリット・デメリットや違いを比較!

洗濯機にはドラム式と縦型の2タイプあり、それぞれの特徴やメリット・デメリットを知っておくと購入の際に役立ちます。なかでも注目したいのは洗浄力や乾燥機能、サイズ、コスパ。この記事では、ドラム式・縦型洗濯機の機能の比較、自分に合った洗濯機の選び方を紹介します。便利機能を備えたおすすめの洗濯機も要チェックです。

洗濯機はドラム式と縦型どっちがおすすめ?メリット・デメリットや違いを比較!

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洗濯機のドラム式と縦型の違いとは

一般的に横から洗濯物を取り出すタイプをドラム式洗濯機、上から洗濯物を取り出すタイプを縦型洗濯機と呼んでいます。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。

ドラム式洗濯機の特徴

ドラム式洗濯機を使用する女性
ドラム式洗濯機とは、洗濯槽が横向きもしくは斜め向きに設置されている洗濯機のことです。洗濯物を正面から出し入れできるため使い勝手が良いと、近年人気が高まっています。少ない水量と洗剤量で洗濯でき、すぐれた乾燥機能を搭載しているのが特徴です。

縦型洗濯機の特徴

縦型洗濯機から洗濯物を取り出す女性
縦型洗濯機とは、従来使われてきた上部から洗濯物を出し入れするタイプの洗濯機のことです。いくつか種類はありますが、近年では「全自動洗濯機」と呼ばれる基本の洗いからすすぎ・脱水まで行うものが主流です。モデルによっては乾燥機能が搭載されているものもあります。

洗濯機のドラム式と縦型のメリット・デメリットを比較

ドラム式と縦型では機能や性能に違いがあります。それぞれのメリット・デメリットを比較するので、購入の際の参考にしてみてください。

洗浄力・洗い上がりを比較

洗濯機から洗濯物を笑顔で取り出す夫婦
洗浄力については、製品やメーカーによって異なるものの、ドラム式・縦型であまり差はありません。
ただし、洗い方が異なるので、仕上がりに違いが出てきます。
ドラム式は衣類を持ち上げて下に落とす「たたき洗い」と、ドラムを急速に反転させて小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」をします。衣類同士のからまりが少ないことに加え、乾燥機能で早く乾かせるため、衣類へのダメージが少ないのがメリットです。また水を使う量が少なく、洗剤の濃度が高い状態で洗えるので、皮脂汚れに強いとされています。
縦型はたっぷりの水で洗剤を泡立たせ、撹拌しながら衣類同士を「こすり洗い」します。衣類がからまりやすいのが難点ですが、頑固な泥汚れなども落ちやすいところがポイントです。

乾燥機能を比較

洗濯機から取り出したタオルに頬擦りする女性
乾燥機能については、ドラム式が一歩リードしています。多くのドラム式で採用されているヒートポンプ方式は、低い温度で乾燥させるため衣類の傷みや縮みが少なく、効率よく熱交換できるので省エネにもなると評判です。
一方、縦型の乾燥機能の多くはヒーター方式です。ヒートポンプ方式と比べると電気代がかかりやすく、また、高温で衣類の縮みや傷みが出てしまうこともあります。

サイズを比較

コンパクトさでは縦型が優勢です。スリム設計のものが多く販売されているので、スペースが広く取れない場合に重宝するでしょう。
ドラム式は本体が大きく、フタが手前に開くので、その分のスペースの確保が必要です。建物の入口や廊下、エレベーターなど、搬入路の幅や奥行きは十分か、設置スペースの蛇口やコンセントの位置は問題ないかを、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

水道代を比較

洗濯ドラムの中で飛ぶ水飛沫
ドラム式は洗濯槽が横になっているので、水がいっぱいに入っていなくても洗濯が可能です。そのため、縦型洗濯機と同じ量を洗濯しても、使用する水量が圧倒的に少なく済みます。縦型は水をたっぷり使うので、節水面ではドラム式に劣りますが、最近では水量を細かく調節できる製品もあります。

製品価格を比較

製品価格は基本的に縦型の方が安価です。ドラム式は縦型と比べて高機能だったり、最新の便利機能を備えていたりすることが多いため、高価になりがちです。また、縦型は容量の展開が豊富なので、少ない容量で良ければ、より価格を抑えられます。洗濯機の価格による違いは、こちらの記事も参考に。

どっちがおすすめ?洗濯機のドラム式と縦型の4つの選び方

ドラム式と縦型の洗濯機でどちらが良いのか悩む人も多いでしょう。選ぶポイントは、容量・乾燥機能・設置スペース・コスパの4つを参考に、洗濯機の選び方を解説します。

①容量で選ぶ

カゴいっぱいの洗濯物
家族構成によって必要な容量が変わってきます。洗濯物の容量の目安は1人1日約1.5kgなので、以下を参考に洗濯機を選んでみましょう。
<1〜2人暮らしなら:縦型(5〜7kg)>
人数が少ない場合は、サイズが多く展開されている縦型がおすすめです。1人なら5kg、2人なら6〜7kgくらいのモデルを選ぶと、2〜3日分を1度で洗えます。
<3人家族なら:縦型もしくはドラム式(8〜10kg)>
3人家族には、衣類の他にタオルやシーツも一緒に洗える8〜10kgタイプがおすすめです。縦型・ドラム式どちらも展開があるので、機能や価格などを比較して選ぶと良いでしょう。
<4人家族以上なら:ドラム式(11kg〜)>
4人家族以上なら、11kg以上の大容量に対応できるドラム式が向いています。他にも、人数は少ないけれども週末にまとめ洗いしたい、大きな毛布も自宅で洗濯したいという人にもおすすめです。

②乾燥機能で選ぶ

洗濯物の部屋干しが終わりバンザイをする女性
乾燥機能をよく使う人には、電気代を抑えられるヒートポンプ方式が多いドラム式がおすすめです。縦型には乾燥機能のあるモデルとないモデルがあるので、衣類を乾かす時に乾燥機能が必要か慎重に考えましょう。浴室乾燥機・衣類乾燥機がある家庭や、なるべく洗濯物は天日干ししたいという人には、乾燥機能は必要ないかもしれません。ただし、天日干しメインでも乾燥機能があれば、天気がすぐれない日など、いざという時にも安心です。

③設置スペースで選ぶ

縦型洗濯機に洗濯物を入れる男性
縦型はコンパクトなので、一般的な物件の設置スペースにほぼ収まります。一人暮らしや賃貸物件、古い家屋などで助かる存在です。
ドラム式はサイズが大きめなので、場所によっては設置できないことも。洗濯機を置くスペースはあっても、建物に搬入できないというケースもあります。購入前に搬入経路、設置スペースの広さは十分か確認することが大切です。目安としては本体サイズ+10㎝の広さが必要になります。扉は左開き・右開きがあるので、問題なく使用できるかもチェックしておいてください。

④コスパで選ぶ

ランニングコストを抑えたい人にはドラム式がおすすめです。ドラム式は縦型と比べて本体価格は高価になるものの、節水性や乾燥機能がすぐれているので、長い目で見れば経済的と考えられます。
初期費用を抑えたい人には、縦型が良いでしょう。例えば大学生の一人暮らしや単身赴任など、短期間しか使う予定がない場合に特に向いています。

アイリスオーヤマおすすめのドラム式洗濯機

たくさんの種類の洗濯機からぴったりな1台を選ぶのはとても大変ですが、しっかり機能を把握して選びましょう。アイリスオーヤマのドラム式洗濯機のおすすめ製品や便利な機能について紹介します。

ドラム式洗濯乾燥機 8kg5kg/HDK852Z

アイリスオーヤマのドラム式洗濯乾燥機HDK852Z-W
洗濯容量8kg、乾燥容量5kgの、便利機能満載のドラム式洗濯機です。1つ目のポイントは洗剤自動投入機能。必要な量を自動で計量し、入れすぎ・入れ忘れを防ぎます。洗剤を置く場所もとらず、入れる手間もかかりません。必要な分だけ手動投入もできるので、洗剤・柔軟剤の使い分けも可能です。
2つ目のポイントは、衣類や汚れに合わせて選べる温水洗浄コースです。繊維の奥に潜んだ汚れを落とし、ニオイや黄ばみを防ぎます。豊富な運転コースで、夏ふとんや毛布のような大物から繊細なオシャレ着まで対応できます。同容量の縦型洗濯機と比較すると、使用水量は約1/2で済むので節水性も優秀です。
乾燥機能はヒーター方式でありながら、ヒートポンプ方式と同等の温風(65℃程度)で乾かし、衣類へのダメージが少ないのもポイントです。

洗濯乾燥機 ドラム式 8kg 乾燥5kg /FLK852

黒い洗濯機に洗濯物を入れる男性
約4人分の衣類をまとめて洗濯・乾燥できるドラム式洗濯機です。5つのセンサーを組み合わせたアイリスオーヤマ独自の乾燥技術「ファイブセンシング」で温度や時間を管理し、衣類をしっかりと乾かして、シワなくふんわり仕上げます。縦型洗濯機より大幅に使用する水を削減した節水性の高さにも注目です。

アイリスオーヤマおすすめの縦型洗濯機

次にアイリスオーヤマの縦型洗濯機のなかから、特におすすめの製品や便利な機能について紹介します。

洗濯機 8kg OSH /TCW-80A01

洗濯機を見て微笑む男の子と母親
まとめ洗いをする家族にぴったりな8kgの縦型洗濯機です。洗浄力がパワーアップした「ガチ落ち極渦洗浄」で、頑固な油汚れ、土汚れやシミなどをしっかり落とします。洗剤自動投入機能や、干す時間を短縮できる風乾燥、予約タイマーも付いているので、忙しい日にも便利。従来の縦型洗濯機と比べると省エネ・節水性も大きく向上しています。運転音が静かなので、マンションでも使いやすい設計です。

洗濯機 7kg /ITW-70A01

洗面台の横に置かれた洗濯機
同容量の製品に比べ、圧倒的にコンパクトになった7kgの縦型洗濯機です。干し時間を短縮する部屋干しモードや予約タイマー付きで忙しい一人暮らしやカップル、夫婦を応援。チャイルドロックもあるので、子どもが生まれても安心して使い続けられます。

ドラム式・縦型洗濯機の特徴を知りぴったりな1台を見つけよう!

洗濯かごを抱える笑顔の女性
ドラム式・縦型洗濯機にはそれぞれ特徴があります。洗濯機を選ぶ際は家族構成やライフスタイルによる洗濯の量や回数、ほしい機能などで絞り込んでいけば、ぴったりな1台がきっと見つかるはずです。
自分に合った洗濯機で家事の負担を軽減し、快適に過ごしましょう。
こちらの記事では、縦型洗濯機の魅力について詳しく解説しています。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。

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