自分でできる外壁の掃除方法を徹底解説!汚れの原因と注意点とは

自分でできる外壁の掃除方法を徹底解説!汚れの原因と注意点とは

家の外壁の汚れが気になっても、自力で掃除をするのが億劫で放置してしまうことは多いのでは?外壁のお手入れ方法や手軽に使えるアイテムを知っておくと、自分でもキレイに掃除することができます。外壁の汚れの原因や外壁の掃除方法と、便利な掃除アイテムを紹介します。

自分でできる外壁の掃除方法を徹底解説!汚れの原因と注意点とは

+1Day編集部

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外壁掃除の必要性

外壁を確認する男性
外壁の汚れは、放置すると見た目が悪いことに加え、外壁の劣化につながる可能性もあります。加えて、撥水、防水機能が衰えると建物を腐らせてしまい、大がかりな修繕が必要になることも考えられます。建物内部の劣化を防ぐためにも、外壁の汚れは定期的に掃除しましょう。

外壁の汚れの原因

苔で覆われた壁
外壁の種類や、住んでいる環境によって付着しやすい汚れは異なります。外壁が汚れる原因と、汚れの種類ごとの特徴を紹介します。    

ホコリや排気ガス

黒色や茶色、灰色の汚れは、屋外に舞うホコリや排気ガスに含まれる物質の付着が原因です。広い範囲に少しずつ溜まっていく汚れのため気づきにくいですが、放置しておくと家全体が徐々にくすんできます。汚れの付着が始めの段階であれば水洗いでも落ちる可能性がありますが、放置すると色素が移って落ちにくくなるため注意しましょう。  

カビ・コケ・藻

緑色や黄色、黒色の汚れは、カビやコケ、藻の繁殖が原因です。日当りの悪い北側の面や、風通しの悪く湿気の多い場所によく繁殖します。菌や胞子は汚れをエサとして繁殖するため、こまめに掃除して広がらないようにしましょう。放っておくと壁に根を張り落ちにくくなってしまうため、こちらも早めに対処することがおすすめです。  

雨だれ

窓のサッシ下や換気口の下などに縦に伸びる黒っぽい筋は、雨だれが原因です。黒色の筋は、ホコリなどの外壁の汚れが雨によって流され、壁に吸着してしまった状態。雨水にも大気中の油汚れが含まれるので、壁に付着すると黒く汚れてしまいます。汚れが落とせなくなる前に掃除することを心がけましょう。

外壁の掃除方法

外壁に水をかける様子
定期的に掃除をすることで、外壁の汚れを落としてキレイな状態を保てます。自分でできる掃除方法から、業者への依頼方法まで、外壁掃除のやり方をチェックしてください。    

ブラシやスポンジで洗浄する

必要な道具と手順を守れば、自分で外壁を掃除することも可能です。ただし、外壁を傷つけないようにやさしく汚れを落としてください。
<用意するもの>
・ブラシもしくはスポンジ
・外壁用洗剤
・ゴム手袋
・バケツ
・水道ホース
<やり方>
1.ホースの水で外壁の汚れを上から下へと落とす
2.外壁用洗剤を使い、ブラシやスポンジで汚れをやさしくこすり落とす
3.洗剤を残さないように水で洗い流す
4.自然乾燥させる
ゴム手袋などを着用し、薬剤が肌に直接触れないように工夫しましょう。軽い汚れを落とすだけなら、食器用洗剤や浴室用の中性洗剤を代用品としても構いません。外壁を傷つけないように、スポンジはやわらかい面を使ってください。高いところを掃除するには、伸縮性のあるモップやブラシを使用すると掃除がラクになります。

家庭用の洗浄機で掃除する

ブラシを使っても落ちない汚れがある時は、家庭用の洗浄機や高圧洗浄機が便利です。ただし、水圧が強すぎると塗装を剥がして外壁を傷めることもあるため注意しましょう。弱めの水圧で外壁から離して使い、同じ場所に水をあてすぎないようにすれば、壁を傷つけずに掃除ができます。

専門業者に依頼する

どうしても取れない汚れや、壁の高いところの汚れは無理をせず、業者に任せるのがおすすめです。業者を選ぶ時は、複数の会社から見積もりを取って比較します。相場(200円~300円/㎥)より料金が高すぎる、作業時間(一般的な大きさの家でほぼ1日)が極端に短い業者には注意しましょう。  

外壁の掃除に役立つアイリスオーヤマのアイテム

アイリスオーヤマでは、水道や電源が近くになくても使えるポータブルウォッシャーや、頑固な汚れの洗浄に便利な高圧洗浄機などを取り揃えています。自分で外壁を掃除する際に、活用してみてください。  

充電式ポータブルウォッシャー/JPW-T81

ポータブルウォッシャーを使う女性
1台に容量8Lの給水タンクとバッテリーが内蔵されているので、電源も水道もいらずに持ち運んで洗浄可能です。汚れの洗浄、植物の水やりなど用途に合わせて水流の切り替えもできます。最大40℃まで対応できるタンクのため、落ちにくい汚れ落としの際には温水を入れられます。
大容量バッテリー搭載で、連続使用時間は最大約24分(※)。水道ホースがなかったり、初めて洗浄機を買う人にはぴったりの商品です。

※満充電、バッテリー初期温度20℃、キリモードの場合

充電式ハンディウォッシャー /JHW-201

壁を掃除する男性
高圧洗浄機のガンと本体が一体化したハンディウォッシャー。充電式のコードレスタイプなので、電源がない場所でも手軽に使えます。水道ホースがない場所でもバケツなどに入れた水をくみ上げて使用可能。
用途に合わせて水流や水圧を切り換えられるので、さまざまなシーンで活用できます。

高圧洗浄機/FBN-502

高い壁を掃除する女性
持ち運び可能なコンパクトサイズの高圧洗浄機。タンクが無く水道直結式です。常用吐出圧力7.0Mpa、最大吐出圧力10.5Mpaのハイパワーで家の汚れをまるごとすっきり落とせます。
3タイプの水流を使い分けることができ、アタッチメントの種類も豊富で外壁はもちろんベランダや窓、洗車などさまざまなシーンで活躍します。組み立て簡単なワンタッチノズルを採用。本体に収納スペース付きなのも嬉しいポイント。

タンク式高圧洗浄機 ベランダクリーナーセット/SBT-512N

玄関の汚れを掃除する様子
タンク式の高圧洗浄機です。23Lの大容量タンクに水を溜められるので、近くに水道(蛇口)がなくても使用可能。頑固な汚れを高圧水流で吹き飛ばして掃除できます。ガンに取りつけられる専用デッキブラシ付きなので、ベランダ掃除などにも使えます。
独自設計で静音化しているので、音が気になる人にもおすすめ。収納時は、タンクに本体を入れてコンパクトにできます。

外壁を掃除する時の注意点

掃除用具
自分で外壁掃除をする際は、外壁を傷つけないように注意しましょう。その他にも気を付けたい点を紹介します。

外壁や目地を傷つけない

外壁洗浄には傷の原因になる研磨剤やクレンザーは使用せず、外壁用洗剤や中性洗剤などを用いて、外壁の素材や目地を傷つけないように注意してください。汚れを落とす際はやわらかいスポンジやブラシで、やさしくこすり落とすのがポイントです。部材の継ぎ目である目地は傷つきやすいので、汚れを落とす際は雑巾などで拭き取るようにしましょう。

天気の良い日に行う

外壁の掃除は、風のない晴れた日に行うようにしましょう。洗浄後に外壁を自然乾燥させるため、晴れた日の方が乾きやすいためです。ただし晴れていても風が強い場合は、屋外に舞うホコリが付着してしまうため避けるようにしてください。

近隣の住宅に配慮する

外壁掃除をする際は、近隣の住宅への配慮も心がけるのがマナー。ホースなどで水をかける際は、近隣に飛び散らないように注意しましょう。また、高圧洗浄機などは音が気になる場合もあるため、掃除を始める前に近隣の方へ声をかけておくとトラブルを未然に防げます。

外壁の汚れの予防法

ハケやローラー
外壁の汚れを予防するためには、定期的な掃除が必要です。また、ある程度の年数が経過したら塗装が必要なことも覚えておきましょう。塗装する際は塗料の種類や色を工夫することで、汚れを目立ちにくくできます。    

こまめに掃除する

キレイな状態の外壁を保つには、こまめに掃除することが何より大切です。掃除は年に1~2回ほどの頻度で行います。10年以上掃除していない場合は、すぐに掃除と外壁の状態をチェックしましょう。外壁に異常が見られる場合は、専門業者に修繕の依頼をします。

防水塗装や汚れにくい塗装をする

外壁の種類などにもよりますが、築10年ほどでひび割れなどの劣化の症状が出てくるため、その前に外壁を塗装するという方法もあります。ひび割れを放っておくと、建物内部に水が浸入して腐食を招くリスクも。外壁掃除後に防水塗装をすると、水の侵入や汚れを防ぐ効果が期待できます。
塗装する際は汚れが付きにくい低汚染塗料を選ぶと良いでしょう。低汚染塗料は親水性が高く、雨が降った時などに汚れを洗い流しやすいため、キレイな状態が長持ちします。    

汚れが目立ちにくい色で塗装してもらう

築年数が長く、外壁塗装する場合は、汚れが目立ちにくい色で塗装するのがおすすめです。住宅の環境によって付きやすい汚れの色も変わります。まずは外壁の汚れを見て、どんな色の汚れが付きやすいかを確認してみてください。その上で、汚れが目立ちにくい色を選ぶようにしましょう。

定期的な掃除でキレイな外壁を保とう

グレーを基調にした戸建て
外壁の汚れは放置すると、取りにくく頑固な汚れになり、さらには外壁の劣化を進行させてしまう原因にもなります。汚れが気になりだしたら、こまめに手入れができるように掃除アイテムを準備しておくと良いでしょう。掃除後のケアも行うと、外壁の汚れが付きにくくなるので試してみてください。    
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