キャットタワーのおすすめは?猫が喜ぶ選び方や設置場所と注意点

キャットタワーのおすすめは?猫が喜ぶ選び方や設置場所と注意点

「猫を飼いたい」または「最近飼い始めた」という人の中には、キャットタワーを買うかどうか悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。この記事では、キャットタワーの必要性や選び方を解説します。猫が喜ぶ設置場所やキャットタワーを設置する際の注意点についても、チェックしてみてください。

キャットタワーのおすすめは?猫が喜ぶ選び方や設置場所と注意点

+1 Day 編集部

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猫にキャットタワーが必要な理由

キャットタワーに入る猫
キャットタワーは、家の中で過ごす猫にとって安心できる「居場所」。なぜ、キャットタワーが必要なのか、その理由を解説します。

適度な運動ができる

家の中で過ごす猫にとって、キャットタワーは適度な運動ができて、運動不足を防ぐのに役立つアイテム。猫は本来、木の上で生活していたため、ジャンプしたり、登ったり下りたりする本能があります。
そのため、高さのあるキャットタワーを設置することで、猫は自然な動きをしながら健康的に過ごすことができます。

退屈によるストレスを与えない

高いところを好む猫は、キャットタワーがあると退屈せず、ストレスも軽減されます。日中、人がいない時、猫は遊ぶことができずにストレスを感じてしまいます。
しかし、立体的で高さのあるキャットタワーがあれば、適度に刺激を受け退屈しません。さらに、爪とぎなどが付いているキャットタワーなら、ストレス解消にもなり、部屋の家具などへのいたずらも防げるでしょう。

安心してリラックスができる

キャットタワーに猫自身の匂いが付くことで、居場所(縄張り)として安心して過ごせるようになります。例えば、飼い主以外の来客があったとしても、自分の居場所であるキャットタワーに避難すれば安心できます。高いところから見張るのが好きな猫は、飼い主を見てリラックスしたり、窓から外を見張ったりなど猫の習性を生かしながら過ごせるでしょう。

キャットタワーを選ぶ際のポイント

3匹の猫がキャットタワーで楽しむ
キャットタワーにはデザインや素材など、たくさんの種類のアイテムがあります。初めて購入するという人はどれを選ぶべきか悩んでしまうかもしれません。愛猫に合わせたキャットタワーを選ぶ際のポイントを紹介します。

デザインから決める

キャットタワーには「突っ張り式」と「据え置き式」の2タイプのデザインがあり、それぞれの特徴は以下の通りです。
突っ張り式 天井と床で突っ張り安定するキャットタワー。少ないスペースに設置でき、天井近くまで登れるので活発な猫におすすめ。また、地震などでの転倒も防げて安心感がある。天井や床を傷つけないような工夫が必要。
据え置き式 高さや幅、奥行きなど豊富な種類から選べる。猫にとって嬉しいおもちゃや、爪とぎなどオプションが付いているのも多い。突っ張り式に比べ高さがなく部屋のスペースを使うため、猫の運動量や部屋の広さに合わせて選ぶのがおすすめ。

猫の年齢や頭数・体格に合わせて選ぶ

猫の年齢や体格、多頭飼いであればそれに合わせてキャットタワーを選びましょう。  
子猫、シニア猫 低いキャットタワーがおすすめ。体の発達が未熟な子猫や、足腰が弱ってきたシニア猫でも安心して使える。運動が苦手な猫にもちょうど良い。
若い猫、運動が好きな猫 高さのあるキャットタワーがおすすめ。たくさん運動することでストレスなく過ごせる。ダイエット目的の猫にもぴったり。
2匹以上一緒に過ごす場合 ステップが多くあるキャットタワーが良い。それぞれの縄張りを邪魔しないように複数のステップがあると猫たちが安心できる。キャットタワーにかかる耐荷重も計算して購入を検討する必要がある。

長く愛用できる素材で選ぶ

キャットタワーには「木製」と「布製」の2タイプがあります。一度購入したら長く使えると、猫たちも安心して過ごせるのでそれぞれの特徴を加味して選ぶのがおすすめです。  
木製 汚れてもお手入れが簡単。ナチュラルな雰囲気が好きな人におすすめ。表面がつるつるしているため、転倒防止で滑り止めなどがあると良い。
布製  ふわふわで心地良い。毛並みに爪を引っ掻けられるので、ステップを上り下りしやすい。匂いや汚れが付いても、取り外して洗えるデザインなら衛生的に保てる。 

猫のためのキャットタワーの設置場所

窓の近くあるキャットタワーで過ごす猫
キャットタワーは高さも幅もあるので、どこに置いたらいいのか悩んでしまうことも。猫が安心して過ごせるようなキャットタワーの設置場所を紹介します。

飼い主と過ごせるリビング

猫は一人で過ごすのも好きですが、寂しがりやの一面ももっています。そのため、飼い主とより多くの時間を一緒の空間で過ごせるリビングに設置するのがおすすめです。家庭によっては寝室に設置する方が猫も安心する場合があるでしょう。猫と過ごせる時間が長くなる場所を選んでキャットタワーを設置しましょう。

外も見渡せる窓際

飼い主が留守の際に猫が退屈しないよう、外を眺められる窓際もおすすめです。ぽかぽかの日差しを浴びながらお昼寝したり、外の様子を観察したりすることは、猫にとって楽しい時間に。ただし、窓際は脱走の恐れがあるため、しっかりと戸締りをするなど、安全対策には注意しましょう。

アイリスオーヤマおすすめのキャットタワー

機能的な家電やおしゃれなアイテムを取り扱うアイリスオーヤマから、おすすめのキャットタワーを紹介します。これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ナチュラルキャットタワー/NCT-3・NCT-4

3段のキャットタワーに登る猫
木目の風合いがインテリアにもなじむ据え置きタイプのキャットタワーです。風穴が空いていて、狭いところを好む猫にはぴったりです。さらに、隠れ家が作れるファブリックカバー付きなので、猫も大喜び。
3段タイプと4段タイプの2種類があり、3段は94㎝で挑戦しやすい高さなので運動の苦手な子などにもおすすめです。4段は120㎝の高さがあるので、高いジャンプなどの上下運動も楽しめます。

キャットステップ/CATS-68

リビングにある落ち着いたデザインのキャットタワー
部屋の雰囲気に合わせて色を選べる突っ張り式のキャットタワーです。クリアステップがアクリルなので、飼い主も肉球などを見て楽しめます。上下はもちろん前後の揺れも抑える固定パーツ付き。高さもあるので運動好きな猫におすすめです。  

キャットタワー 段ボール ねこねこタワー/P-NT2・P-NT3

キャットタワーの穴から覗く猫
肉球の小窓がかわいい段ボール のキャットタワー。耐荷重6㎏の強化段ボール なので安心して遊べます。小さなうちからキャットタワーを楽しみたい猫におすすめです。2段と3段の2種類があり、2段は78cm、3段は117cmの高さです。組み立てや破棄が簡単なのも嬉しいポイントです。

キャットランドケージ ワイド 5段/PCLC-903

キャットゲージに入れられた猫
5段のステップでキャスター付きのキャットケージです。高さを変更できるので、子猫やシニア猫にもおすすめです。ハンモックや爪とぎなどもあり、退屈しにくい設計。ゲージの扉を閉められるので、留守番や療養時などにも重宝します。

キャットタワー設置時の注意点3つ

キャットタワーに登る猫
猫が上り下りするキャットタワーを安全に使ってもらえるように、設置する際の注意点も押さえておきましょう。

1. 安全に過ごせるように設置する

キャットタワーを設置する際は安全面を第一に。設置する床はフローリングで平らな場所か、天井としっかり突っ張れるかなどを確認する必要があります。畳などの不安定な場所での設置は避けてください。  

2. 十分な広さがあるか確認する

キャットタワーを選ぶ際は、サイズを正確に把握し、部屋の広さに合ったものを選びましょう。台座の大きさだけでなく、ステップやその他の部分も含めた全体のサイズを確認することが重要です。キャットタワーが立体的にどれくらいのスペースを占めるかを、しっかりと確認してから選ぶと良いでしょう。

3. キャットタワーが置ける高さがあるか確認する

部屋の家具や天井の高さを測り、どのくらいの高さのキャットタワーが置けるかを確認しましょう。突っ張り式のキャットタワーを選ぶ場合は、サイズを間違えるとしっかり固定されないことがあります。説明書をよく読み、サイズや取り付け方法を確認することが重要です。

猫に合わせたおすすめのキャットタワーを選んで設置しよう!

キャットタワーで遊ぶ猫
キャットタワーにはさまざまな種類がありますが、飼っている猫の年齢や体格、運動量をまず考えて、デザインや素材を考えると良いでしょう。猫が安心して過ごせる場所に設置してあげることが大切です。
留守にする際にも、猫が楽しく過ごせる環境を整えてあげましょう。
こちらの記事では、猫を初めて飼う人へ向けて準備すべきものを詳しく紹介しています。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。

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