細分化されたニーズにきめ細やかに応える
私たちは2012年より家電事業に本格参入しました。
韓国や台湾などの海外メーカーの価格競争に押され、多くの国内家電メーカーが大苦戦。
大手電機メーカーでは数千人規模の人員削減が行われ、海外企業への家電事業が売却されるなど優秀な技術者の海外流出や失業も社会問題になっていました。
少子高齢化が進み人口減少局面を迎えた日本のライフスタイルは、単身世帯が増加するなど大きな転換期を迎えています。また、価値観の多様化に合わせて製品に求められることも移り変わり、生活者ニーズは細分化しています。
日本の生活様式に合い、細分化されたニーズに応える商品を提案すれば、日本の家電の活性化が可能と考え本格的に取り組むこととしました。家電製品の部品の大半は私たちの出身業種であるプラスチックです。多業種のものづくりに挑戦してきたことが内製率を高め、競争力のある家電製品の開発に繋がっています。
今後も生活者の不満を解消する新商品の開発により、日本の家電市場に新しい風を吹き込み続けます。