ピアサービス株式会社 様(兵庫県)
補助金を活用して、一気に7台導入!
複数の施設で、清掃品質も清掃効率もアップ
- 清掃に手が回らない
- もっとキレイな環境にしたい
- 人手不足で困っている
- もっと働きやすい環境にしたい

高齢化と人手不足に伴う諸問題を、清掃ロボットで解決
Whiz i アイリスエディション(以下、「Whiz i」)の導入により、労力が必要で広範囲な清掃の負担を減。作業の属人化も解消。
清掃ロボットで、清掃効率も清掃品質も向上
清掃可能な時間帯が限られ、人の手では清掃し切れなかった場所も、Whiz iの活用により、時間でくまなく清掃することが可能に。清掃品質も向上した。
清掃可能な時間帯への業務集中が緩和、働きやすい環境に
負担になっていた早朝清掃の作業集中が、ロボットの導入により緩和。業務が改善され、働きやすい環境に。
*「Whiz i アイリスエディション」は、ソフトバンクロボティクスの「Whiz i」に、業界ニーズに合わせたアイリスオーヤマ独自のオプションの追加を可能にしたDX清掃ロボットです。
お話を伺った方
ピアサービス株式会社
取締役社長
佐藤 克徳 様
施設・会社概要
1953年創業、兵庫県明石市に本社をかまえるピアサービス株式会社。総合ファシリティマネジメント企業として、オフィスビル、商業施設、学校、医療施設、工場などさまざまな建物のビルメンテナンス事業を展開している。

取締役社長
佐藤 克徳 様
課題
- 清掃スタッフの高齢化により、人手のやり繰りが難しい。
- 体力と労力が必要な清掃作業は、作業に耐えられる限られたスタッフに集中。
- 清掃可能な時間帯が限定され、十分な清掃品質を保てない。
効果
- 自立走行する清掃ロボットが床の清掃を代替し、人手不足を解消。
- 清掃ロボットが広範囲の除塵を難なくこなし、作業の属人化を解消。
- 短時間での清掃と、ロボットと人の協働が可能になり、清掃品質が向上した。
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ピアサービス株式会社 様は、兵庫県明石市に本社をかまえる総合ファシリティマネジメント企業です。建物や施設の資産価値向上とパフォーマンスの最適化を目指し、コンサルティング、オペレーション、コンストラクション、アウトソーシングの4領域で事業を展開しています。なかでもオペレーション事業では、オフィスビル、商業施設、学校、医療施設、工場などさまざまな建物のメンテナンスを手掛け、培ったノウハウと最新技術の導入で清掃の最適化を目指しています。清掃のプロであるピアサービス様が、補助金を活用して一気に7台の清掃ロボットを導入した事情と効果について、お話を伺いました。
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清掃に充てられる人手や時間が限られていたため、
清掃の効果が限定的だった -
導入前に抱えていた課題について教えてください。
佐藤様
今回は、一気に7台の清掃ロボットを複数の施設に導入しました。そのうちの1件を例に挙げると、部屋、廊下、階段に至るまで床の9割以上がカーペット張り。清掃には多くの時間と労力が必要ですが、スタッフの数が限られる、作業可能な時間帯に制約があるといった事情から、ハンディー型の掃除機で局所的に清掃するのみの箇所もありました。また、廊下の清掃には手押し式のスイーパーを使用していましたが、操作に人手が必要なうえ吸引力も弱く、清掃の効果が限定的でした。
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人手のやり繰りが大変だったのですね。
佐藤様
そうですね。現場スタッフの高齢化も、人手のやり繰りを困難にしている原因でした。広範囲の除塵清掃など負担が大きい作業は、体力や力がある限られたスタッフに集中してしまい、作業の属人化も進行していました。さらに、早朝のうちに行わなくてはならない作業が多く、各スタッフの早朝スケジュールも非常にタイトになっていました。業務の改善が求められていましたね。
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アイリスオーヤマさんは製品が豊富。ワンストップで機種を選べる
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当社の商品やサービスに興味を持った具体的なきっかけを教えてください。
佐藤様
きっかけは、取引先である百貨店様からのご紹介でした。特に興味を引かれたのが、扱っている清掃ロボットのバリエーションが非常に豊富な点です。弊社が清掃サービスを提供している施設は、業種や建物の特性が多岐にわたるため、アイリスオーヤマさんならワンストップで最適な機種を選べる点にメリットを感じました。
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一気に7台もの導入を決めた理由をお聞かせください。
佐藤様
今後、人的リソースはますます減少していきます。そんななかで清掃管理サービスを継続していくためには、清掃ロボットの導入は不可欠であり、運用方法を早期に確立する必要があると考えました。
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導入前に、不安はありませんでしたか。
佐藤様
懸念したのは、以下の3点です。①誰でも簡単に操作できるか。②人の手に代わるレベルの清掃が可能か。③人身事故や物損事故につながるような、安全面での問題はないか。でも、実際に使ってみたら何の問題もないことが分かり、安心しましたよ。
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不安が解消された理由を教えてください。
佐藤様
まず、ディスプレイ表示がシンプルで分かりやすく、操作が簡単だったからです。 清掃ロボットが通った箇所のゴミはしっかり除去されており、清掃品質にも問題ありません。 安全性についてはセンサーの感度が良いので、人や物にぶつかることもなく、スムーズに動いてくれています。何らかのエラーが発生した場合でも専用端末に通知され、遠隔で感知できる点にも満足しています。
Whiz iの清掃で取り出されたホコリ -
今回は、補助金制度を活用しての導入でした。申請に当たっての感想をお聞かせください。
佐藤様
アイリスオーヤマさんの営業担当者が、細やかに対応してくださいました。おかげで、スムーズに申請を進めることができました。
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障害物が少なく、主に社内従業員が利用する施設を選定して導入
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今回、導入を決めた施設について、選定の基準や理由を教えてください。
佐藤様
まず、導入先との関係が良好で、清掃ロボットの導入についてもご理解いただいていることが前提です。そのうえで、廊下など広い面積で清掃に時間を要する箇所が多く、障害物も少ない施設は、ロボットの導入に適していると判断しました。建物の利用者が主に社内従業員様かどうかも、重視したポイントです。社内の理解を得るだけで済めば導入の障壁が少なく、スムーズに運用を開始できると考えたからです。
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具体的に、どのように運用していますか。モデルケースを教えてください。
佐藤様
事務所前の廊下や見学者用通路の清掃は、受託施設の従業員様の始業時間より前に済ませたいので、早朝に稼働させています。 また、毎日多くの人が行き交う1階の廊下では、朝の出勤ラッシュが終わった午前10時頃に稼働させています。壊れてしまった手押し式スイーパーの代わりに、廊下で稼働させる運用がメインになってはいますが、手押し式スイーパーよりサイズが一回り小さく、稼働中も人手がかからないので、必然的に部屋の中と外の清掃を同時にできるようになりました。
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清掃効率が向上したことで、全体の業務効率も改善
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清掃ロボットの導入によって得られた効果や変化を教えてください。
佐藤様
手動式スイーパーを使用していた頃は、人手や時間の制約により、廊下の清掃回数が限られていました。しかし、ロボット導入後は複数の廊下を連続して次々に清掃でき、清掃効率と清掃品質が大幅に向上しました。その結果、廊下清掃に割いていた人員を清掃以外の作業に振り分けることが可能となり、全体の業務効率も改善されました。
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また、ロボットの操作が非常に簡単で、機械の扱いに不慣れなスタッフでも、短期間の指導で清掃コースの作成や清掃開始の操作を問題なく行えるようになりました。ロボット稼働のスタートとゴールの位置をスタッフ間で共有することで、今では誰でもスムーズにロボットを運用できるようになっています。
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導入後の反応や、感想をお聞かせください。
佐藤様
導入以降、自立走行するロボットの姿を従業員様が動画に収めたり、「かわいい」と言ったりしている様子を見かけると、清掃スタッフから聞いています。清掃を請け負う私たちとしては、清掃ロボットは早朝に大きな仕事を一つ任せられる、スタッフ一人分と同等の欠かせない存在になっています。
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ありがとうございました。