2020年7月にグランドオープンした弘前れんが倉庫美術館 様は、国内で初めて大々的にシードル(りんごの発泡酒)を製造した吉野町煉瓦倉庫を改修し、芸術文化の拠点として整備されました。「記憶の継承」をコンセプトに、築100年におよぶ煉瓦倉庫を可能な限り残しつつ、大小5つの展示室とスタジオ、ライブラリーなどが設けられています。国内外の最先端のアートや、弘前や東北の歴史・文化と向き合う同時代の作品を展示されています。
館内の照明は、梁や天井などの元からある建築構造物を生かしてLEDスポットライトやペンダントライトが取り付けられ、建造当時から残る煉瓦づくりの壁や突板天井などの建築意匠と調和した空間を形作っています。さらに、タブレットで明るさ・光色の調節や点灯する照明を操作できる無線制御システム「ライコネックス」が採用され、展示テーマや展示物に合わせた照明環境を実現します。
場所の歴史と記憶を最大限に残しつつ、新たな息吹を吹き込むことで未来へと継承していく。地域の「クリエイティブ・ハブ(文化創造の拠点)」を目指しています。
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