京都市内を眼下に望む東山の地に建てられたホテル「パーク ハイアット 京都」様は、伝統が息づく京の街をイメージし、和風建築をふんだんに取り入れています。国内外から訪れるゲストに、施設内での滞在を通して京都を感じ、心からゆったりと滞在を楽しんでいただけるよう、施設内の随所に工夫が凝らされています。
ホテル内に足を運んだゲストを迎えるのはアライバルハウスです。日本家屋をモチーフとした和の空間に四方の間接照明がやわらかなアクセントを加え、到着したゲストをやさしく迎え入れます。
その先のザ リビングルームは、フロントのほか、バーも併設しており、ゲストが集う場としての機能を兼ね備えています。タモの木がふんだんに使われ、明るさが絞られた空間で、リラックスした気持ちで休憩が楽しめます。天井一面は金で装飾され、無数の円柱状の器具に取り付けられた小型の照明が照らし、雅やかな空間を演出します。
ゲストルームへ向かう途中にあるのはティーラウンジです。傾斜地形を生かして建てられた建物同士をつなぐ役割を担い、天然木の突板天井が象徴的です。東山をはじめとした京都の街並みが眺められる開放感あふれる空間で、陶芸や漆器、家具などの調度品、書籍などが随所に置かれ、京都の文化・知識を深めながら、くつろぎの時間を過ごすことができます。
日本の伝統的な建物がそうであるように、「パーク ハイアット 京都」様の照明の明かりは、陽の光や周囲の景色との調和が図られています。刻々と変化する建物内の表情を生かすため、館内の照明は、照明制御によってコントロールされています。朝昼、夕方、夜それぞれの時間帯において、各空間の照明の色温度、明るさがきめ細かく制御され、明るくなりすぎず、かつ建物や眺望を最大限引き立たせるように配慮されています。
シグネチャーレストラン「八坂」は、オープンキッチンスタイルを採用し、シェフが目の前の鉄板で展開する調理の過程を楽しみながら食事を堪能できます。間接照明とまぶしさを抑えた照明を、最低限の明るさで空間に組み込むことで、京都の夜景とつながったような感覚で、四季の旬の食材を用いた創造力あふれる料理を楽しめます。
バー「琥珀」は落ち着いた雰囲気のクラシカルな本格バー。こちらも照度を抑えることで、京都のドラマチックな夜景に溶け込みながら、カクテルを楽しむという優雅な時間が味わえます。
「パーク ハイアット 京都」様には結婚式や各種パーティーが行えるパーティールーム、体をリフレッシュできるフィットネスルームやジャグジーなどの施設が整い、思い思いのスタイルで京都での滞在を楽しむことができます。
全70室のゲストルームは、どの部屋もひろびろとスペースが取られており、心地よい気持ちでリラックスできます。
ゲストルームは時間によって刻々と表情を変え、朝から昼間は天然木を生かした空間デザインが醸し出す開放的な空間、夕方から夜は街の夜景を借景とした落ち着いた雰囲気になります。ベースライトには光源のまぶしさ(グレア)を抑えたグレアレスダウンライトを採用し、室内でゆったりと休む時、京都の夜景を眺める時など心地よいひと時を過ごす際の邪魔になりません。壁面には館内の共有部と同じ意匠のブラケットライトを設え、館内すべてが我が家のような一体感のある雰囲気を演出。また、壁面絵画や調度品をユニバーサルダウンライトが照らし、空間に浮かび上がるかのような雰囲気を拵え、客室でも京都の文化に触れることができます。
アイリスオーヤマではそれぞれの空間デザインに沿った照明器具や、ブラインドボックス、ガラリなど大小さまざまな建築資材を納入。切子や鋳物といった伝統的な技術とLEDをはじめとする現代の技術を融合し、各空間に求められる高い精度のものづくりを担うことで、「パーク ハイアット 京都」様の建築に携わりました。
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