よくあるご質問
■LED基礎知識
- QLEDとは?
- LEDとはLight=“光る”Emitting=“出す”Diode=“半導体”のそれぞれ3つの頭文字を略したもので、電気を流すと発光する半導体の一種です。発光ダイオードとも呼ばれています。1993年に窒化ガリウムをベースにした高輝度青色LEDが実用化されたことにより白色LEDが実現し 、第4の照明用光源として注目されています。
- QLEDの主な特長は?
-

LEDは従来の光源にはない優れた特長を持っています。
・省エネかつ低熱
・長寿命
・発光効率が低下しない
・紫外線・熱線が少ない
・水銀レス
・即時点灯
・高指向性
・調光自在
・豊富な光色
など、蛍光灯や白熱球などにはない、数々の優れた特長を持っています。
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■青色発光ダイオードが世界的権威のある賞を受賞
- QLEDはいつ頃開発されたのですか?
- LEDの歴史は意外と古く、1960年代にはすでに暗めの赤色と黄緑色が開発されており、70年代になって黄色が登場しました。発展の転機となったのは、1993年の青色LEDの開発です。1996年には青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせによる白色LEDが開発され、さまざまな用途で使用できる照明として普及しました。
- Qなぜ青色LEDが世界的権威のある賞を受賞したのですか?
これまでさまざまな科学者たちが青色LEDの発明を試み白色光を作り出そうと努力してきましたが、30年近く成功に繋がりませんでした。
そうした中で、1990年代前半に日本人の学者3名が半導体から青色光を引き出す技術を生み出しました。この青色光は既存の赤・緑のダイオードと混合することで「完全な白色」を再現することを可能にしました。
白色光を作り出すことに成功したことで、より長寿命で効率的な光源開発への発展につながりました。
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- QLEDは虫が寄りつかないと聞いたのですが、実際はどうなのでしょうか?
- LEDには虫の好む紫外線放射がほとんどありませんので、蛍光ランプに比べ虫が寄りつきにくくなります。しかし、虫を100%寄せ付けないものではありません。光の性質上虫が寄りにくいのですが、虫の種類や個体差によります。
- QLEDはちらつきますか?
- 当社の製品は、電気用品安全法に定められた技術基準に適合する事を確認しております。
- Q直管LEDランプは従来の蛍光灯に比べて重いと聞きましたが、落下への対策はしていますか?
- 「落下防止パーツ」を設置する事で、落下を未然に防止する事が可能です。
- Q器具が古いのでLEDランプ自体に悪影響が出ないか心配なのですが。
-
規定条件での電気絶縁材料の性能の限界を40,000時間としておりますが、実際には諸条件が影響し、使用時間30,000時間程度(8~10年)から摩耗故障期と呼ばれる部品劣化が始まります。摩耗故障期に入った器具は不具合を起こす可能性があります。JISでは器具の交換の目安を10年としています。10年を目安に器具のリニューアルを検討してください。
- QLEDは長寿命の製品ですが、保証体制はどうなっていますか?
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設置環境等によりますが、最大5年の長期保証を設けております。万が一、ちらつきやLEDチップの不良による点灯不備が発生した場合、保証期間内ならば修理交換をいたします。
- ※物件または使用環境により保証内容が異なる場合があります。詳しくは担当営業にお問い合わ
せください。
※既設の器具にランプをご利用の場合は当社ランプのみの保証になります。
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■法規制関連について
- QPSEマークの適合について電気用品安全基準を遵守していますか?
当社では電気用品安全法(電安法)対象の製品については、技術基準に適合している事を確認し、PSEマークを付しております。
- Q経済産業省の「生産性向上設備投資促進税制」については?
照明設備が対象ですので、設備とみなされるLED照明器具のみが対象となります。ランプ交換だけの場合は対象外となります。
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■生体安全性について
- QLEDは目に良くないと聞いたのですが実際はどうなのでしょうか?
- LED光源だからといって、特別目へ影響を及ぼすものではございません。太陽光であってもLED光源であっても光源を直視し続けることは目を傷める行為です。そのような点に注意してご使用いただければ、LEDの光源を特別に不安視する必要はありません。
- Q取り付けにあたって工事は必要ですか?
- 既設の器具に弊社の直管LEDランプを取り付ける場合は、既設の安定器を外す工事、または新しい弊社の電源を取り付ける工事が必要となります。なお、工事には電気工事士の資格が必要となります。
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■調光機能について
- Qどの調光器に適合しますか?
- アイリスオーヤマの無線制御システム「ライコネックス」と、有線制御方式であるPWM調光方式、DALI方式、位相制御方式などに対応しています。いずれの制御方式の調光器も、弊社で取り扱っております。
- Q他社の調光装置(ライトコントロール)で調光できますか?
- 他社製の代表的な調光器に関しては弊社にてマッチングを確認しておりますが、全ての他社製調光器にはできておりません。マッチングを確認されたい場合は弊社営業までお問い合わせください。弊社で品揃えしております調光器をご使用いただくことをお勧めします。
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■無線制御システム「ライコネックス」について
- Qどのような通信方式で制御しますか?
- 2つの通信を使用しています。照明間はアイリスオーヤマ独自のメッシュリンクプロトコル、操作端末からベースモジュールまではWi-Fiを利用します。
- Q操作端末は専用品でしょうか?
- Wi-Fi(80.211a./b/gn/)を搭載していればタブレット、スマートフォン、パソコンなどさまざまな汎用端末で操作が可能です。
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■公共施設用型番について
- Q公共施設に使える照明はありますか?
- 一般社団法人日本照明工業会で定められた公共施設用照明に対応する製品をラインナップしております。LEDベースライトを始め、高天井方照明、非常灯、防犯灯などをご用意しています。
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■ショールームについて
- Q実際にLED照明を見たいのですが、どこで見ることができますか?
- 弊社のショールーム(東京・大阪・仙台)で見ることができます。
≪ショールーム≫
TOKYO ANNTENNA OFFICE(東京)
OSAKA INNOVATION CENTER(大阪)
アイリス青葉ビル(仙台)
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■LEDの将来性
- Q今後LED照明にはどのようなことが期待されてるのですか?
LED照明は省エネを追求する時代から、空間での過ごしやすさや働きやすさ、より効率的なエネルギー利用など、空間や人の心理に対して付加価値を与える役割が期待されています。少ない電力で明るく照らすこれまでのLED照明の特長は基本にしながら空間の快適性や効果的な照明演出を追及する流れが増えてきました。
さらに、近年は照明の明るさ・光色を自在に調節でき、快適性と省エネ性を実現する照明制御の普及が進んでいます。
空間や行動目的に適切な明るさ・光色に調節する事で得られる照明効果の研究が進み、LED照明に求められる機能は変わりつつあります。
また、施設全般に設置されている照明の利点に注目し、照明を基点としたネットワーク構築による新たな付加価値を生み出す存在へと機能が広がりつつあります。
無線制御システムを使って空調機器や人感センサーなど施設の設備機器と連携する事で、エネルギーマネジメントやセキュリティといった施設全体に関わる効果をもたらす存在としても期待されています。
- QまだLED照明の導入は時期が早いと思うんですが・・・
- 今後もLED自体の技術の進歩は継続していくと予想されますが、LED照明導入による使用電力の削減は、取り組みが早ければ早いほどその効果が高いと考えております。また電球の取り換えに手間がかかるような高所などは、早めの交換をおすすめします。
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