

パックごはん毎日食べても大丈夫?添加物を使っていない安全な商品の選び方
公開日:2023.03.28
最終更新日:2023.03.28
電子レンジで温めるだけで、炊きたてのようなごはんが食べられる「パックごはん」は、ストックしておくと重宝します。長期保存もできて便利ですが、なぜ常温で保存ができるのか、何か体に悪い添加物が入っているのではないかと気になることがあるかもしれません。今回は、パックごはんの安全性や選び方、おすすめの商品を紹介します。
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パックごはんは体に悪いの?

パックごはんは、長期間常温で保存できることから、「体に悪いのではないか?」と疑問を抱く方もいるようです。保存性を高めるために添加物を使っている場合もありますが、パックごはんには体に影響を及ぼすようなものは使用されていません。また、パックごはんの容器にも安全性の高い素材が使われています。
パックごはんの製造過程では、長期保存するために品質チェックなどがしっかりされているため、安心して食べられます。普段からストックを用意しておけば、忙しい日の食事や災害時にも活躍してくれるでしょう。
添加物なしでもパックごはんが腐らない理由

添加物を使用していないのに、パックごはんが腐りにくいのには秘密があります。理由について詳しくみていきましょう。
製造過程で無菌になるよう工夫されている
一般的なパックごはんは製造過程で雑菌が入り込まないよう、工夫されています。腐敗の原因になる雑菌を排除するために、お米を炊飯する前に高温加熱をして殺菌します。殺菌のための薬剤は使用しないため、体への悪影響はありません。殺菌したら、無菌状態のままクリーンルームで密閉されます。無菌状態がきちんと保たれることで、パックごはんは長持ちするのです。
酸素や湿気から守ってくれるトレイを使用している
パックごはんは、酸化や添加物を防ぐために容器にも工夫がされています。パックごはんの容器によく使われているのは以下の2種類です。
オキシガードカップ
変色・酸化しにくい素材です。外側に酸素を吸収しにくい素材を使い、内側に違う素材を重ねて層のようになっています。
変色・酸化しにくい素材です。外側に酸素を吸収しにくい素材を使い、内側に違う素材を重ねて層のようになっています。
ラミコンパック
酸素を通しにくく保存性の高い素材で、みそやゼリーなど賞味期限の長い食品にも使用されています。
酸素を通しにくく保存性の高い素材で、みそやゼリーなど賞味期限の長い食品にも使用されています。
パックごはんをレンジで加熱した際に感じるにおいは、蓋の接着剤が原因。容器自体の安全性には影響ありません。
添加物のない、安心なパックごはんの選び方

体に悪影響を及ぼすものは入っていないとはいえ、パックごはんを選ぶなら、添加物の有無や原材料など自分の目でしっかり確認して購入したいものです。安心してパックごはんを食べるためにチェックするべきポイント、選び方を紹介します。
原材料を見て商品を選ぶ
パックごはんには、お米と水のみで無添加のものもあれば、長期保存のために添加物が入っているものもあります。
<パックごはんに使用されている主な添加物>
・pH調整剤…食品のpHを調整するためのもの。品質を保ち、保存性を高める。
・酸味料…お米を弱酸性に保つことで、菌が増えるのを防ぐ。また、お米の風味も長持ちさせるために使用される。
・トレハロース…でんぷんの老化を防ぐもの。もともと自然界にある、天然の糖質である。
・pH調整剤…食品のpHを調整するためのもの。品質を保ち、保存性を高める。
・酸味料…お米を弱酸性に保つことで、菌が増えるのを防ぐ。また、お米の風味も長持ちさせるために使用される。
・トレハロース…でんぷんの老化を防ぐもの。もともと自然界にある、天然の糖質である。
パックごはんに添加物を使っている商品は、上記のものを使用していることが多いようです。基本的に体に害を及ぼすものではありませんが、気になる人はこれらを使用していないかどうか、原材料をチェックしてから購入するのがおすすめです。
容器の使用素材を確認する
パックごはんの容器に使われる素材は、メーカーによって違いがあります。どんな素材からできているかの記載もチェックしてみましょう。さらに安全にこだわりたい人は、手で開けられるものを選ぶのがおすすめです。はさみやカッターを使用しないといけない容器は、切るときに使用した道具に菌が付着していた場合、そこから菌が入ってしまう可能性があるためです。
アイリスオーヤマのおすすめパックごはん
アイリスオーヤマでは添加物を使用せず、安心して食べられるパックごはんを取り扱っています。人気の商品を紹介します。
低温製法米のおいしいごはん 150g×24パック

100%国産米を使用した、アイリスオーヤマの「低温製法米のおいしいごはん」です。お米は、高温になると酸化が進んでしまうと言われています。「低温製法米のおいしいごはん」は、お米の鮮度を保つために15℃以下の低温で保管・精米・包装まで行い、旨みと甘みを守る工夫がされています。
精米・炊飯して、一番おいしい状態をパックごはんに加工。お米を炊く水にもこだわり、米どころ宮城のおいしい水を使用しています。独自の無菌の設備と品質を保持する手法により、原材料と水のみで作られ、添加物は不使用です。ごはんの香りにもこだわっていて、まるで炊き立てのような香りを楽しむことができます。
発芽玄米ごはん 150g×24パック

スーパーフードといわれ体に良いとされる玄米ですが、食感や味が気になってしまうことがあります。アイリスオーヤマでは、発芽玄米と白米を混ぜた食べやすい食感のパックごはんを販売しています。発芽した玄米を使用することで、ヌカがやわらかく食べやすい食感になり、玄米特有の硬さやぼそぼそとした感じが抑えられています。
白米と混ぜてあるため食べやすく、低温製法でおいしい状態のパックごはんに仕上げていて、添加物も使っていません。少し玄米を試してみたいときにも、パックごはんなら一食分ずつ使えるので便利です。
低温製法米のおいしいごはん もち麦ごはん角型 150g×24パック

ぷちぷちとした食感がくせになる、もち麦ごはんがパックごはんになりました。もち麦は食物繊維が豊富な食材。白米よりも多く食物繊維が含まれていると言われています。こちらのパックごはんも低温製法で作られていて、食べたいときにレンジであたためるだけで食べられるのは、嬉しいポイント。
パックごはんはさまざまな表示をチェックしよう!

パックごはんを安心して食べるためには、自分の目で安全かを確認することが大切です。製品に自信のあるメーカーは、産地や製法などを積極的に消費者にアピールしているところがほとんど。そういった情報もしっかりチェックして、安心して食べられるパックごはんを選びましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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