炊飯器の寿命はどのくらい？買い替えのサインと長持ちさせるコツ

公開日：2024.02.09

最終更新日：2024.02.09

ご飯を炊くための炊飯器に異変を感じたら、寿命が近いのかもしれません。そのまま放っておけば、おいしいご飯が炊けないばかりか、火事や事故のリスクもあって危険です。炊飯器の寿命や買い替えのサイン、炊飯器を長持ちさせる使い方のコツを紹介します。

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炊飯器の寿命はいつ？

炊飯器は他の家電と同様、使っているうちに消耗していくものです。使う頻度や使い方によって寿命も異なります。まずは、炊飯器の寿命について見ていきましょう。

寿命は平均3〜6年

炊飯器の寿命は平均3〜6年程度と言われています。多くの場合、内釜にトラブルが起きて使えなくなります。ただし、使い方によってはもっと長持ちすることも。

一般的に、家電には「製造メーカーが販売した商品の予備部品を保有する期間」が定められていて、炊飯器の場合は6年です。そのため、6年以上使用している炊飯器が故障したら、部品がなく修理ができないことも。それらを踏まえて、炊飯器の使用は6年以内を目安にすると良いでしょう。

寿命を迎えた炊飯器を使い続けると起こりうるトラブル

寿命を迎えた炊飯器を使い続けると、下記のようなさまざまなトラブルが発生します。

・ご飯がおいしくない
・異臭や異常音がする
・漏電やショートなどのリスクがある

重大な事故に巻き込まれないように、寿命のサインが現れたら修理や買い替えを検討しましょう。

炊飯器が寿命かも？気になるサイン5つ

ご飯が炊き上がらない、異臭がする……などの異変を感じたら、炊飯器が寿命を迎えている可能性があります。寿命のサインを見逃さず、買い替えや修理の目安にしましょう。

①電源が入らない

炊飯器の電源が入らない場合は、コードの断線や内部故障が考えられます。もしくは、たまたま炊飯器のプラグが奥まで差し込まれていない、何かの拍子にコンセントから抜けているといったケースも。

電源が入らなくなった時は、溶けた形跡や断線などコードに異常がないのかを確認した後に、再度プラグを抜き差ししてみましょう。炊飯器の電源が入っても液晶の表示がおかしい場合は、もう一度プラグの抜き差しを試します。それでも直らない場合は、炊飯器の故障や寿命かもしれません。

②ご飯が炊けない

分量や調理手順の間違いがないのに、おいしいご飯が炊けないのも炊飯器の寿命と考えられます。炊飯のスイッチを押しても完了にならなかったり、完了になっているのにお米が生のままだったりするのも寿命のサインかもしれません。

炊飯器が定めている規程の水の量やメニュー選択を間違えていないか、最大炊飯量を超えて炊飯していないかなどを確認してみましょう。それでもご飯が炊けない場合は、内部の部品に異常が起きている可能性があります。

③炊飯器やご飯から異臭がする

炊飯器やご飯から異臭がする場合も、寿命のサインかもしれません。ただし、炊飯器内部に残っている米粒や炊き込みご飯に使う調味料のニオイが取れていない可能性もあります。その場合は、内ぶたのフチやパッキンの間をキレイに洗いましょう。

なるべく新米を使用し、洗米をしっかり行うことも大切です。それでも炊飯器やご飯から異臭がする場合は、炊飯器の寿命が考えられます。

④内釜のコーティングが剥がれる

炊飯器を日々使用していると、内釜に付いているフッ素コーティングが剥がれてしまいます。多少の劣化であれば使い続けても問題ありませんが、コーティングが剥がれ続けるとご飯のこびりつきや炊きムラの原因になります。炊飯器の内釜だけ買い替えることもできるので、検討してみましょう。

⑤炊飯器から異常な音がする

炊飯器からいつもと違う異常音がある場合は、寿命が考えられます。普段と明らかに違う大きなモーター音や取扱説明書にも記載されていない音が出た場合は、直ちに使用を中止してください。

ただし、内釜の外側に水滴が付いたままであれば、炊飯中に水がはじける音がする可能性があります。使用前には、内釜の外側をしっかり拭いてから炊飯器にセットしましょう。

炊飯器に異常が見られたら、買い替えと修理どちらが良い？

炊飯器に異常が見られた場合に、買い替えか修理か迷う方も少なくありません。修理費用や経過年数を考慮して、検討してみましょう。

買い替えがおすすめのパターン

炊飯器を購入してから6年以上経過している場合は、寿命の可能性も高いため、買い替えがおすすめです。炊飯器の型番も古く、メーカーの修理部品が欠品している恐れもあります。新しい炊飯器を購入する金額と修理費用があまり変わらないのであれば、買い替えを検討しましょう。

修理がおすすめのパターン

保証期間内の故障は、メーカーへ修理を検討しましょう。購入から6年以内の高性能な炊飯器で、買い替えよりも修理費用が安く済む場合は修理がおすすめです。修理費用の見積もりを出してみて修理金額が高い場合は、経過年数も考慮に入れて買い替えを検討をしてみてください。

アイリスオーヤマのおすすめ炊飯器

アイリスオーヤマでは、さまざまな機能を搭載した炊飯器を取り揃えています。ご飯の味にこだわっているのはもちろん、インテリアとしておしゃれなデザインも魅力です。

ジャー炊飯器／RC-MSA30・50

厚さ3mmの極厚火釜でごはんをふっくら炊き上げる炊飯器です。50銘柄に対応した銘柄炊きで、お米それぞれの持つ個性に合わせて火力と加熱時間を調整しおいしさを引き出します。インテリアになじむスタイリッシュなデザインで、カラーはアッシュとホワイトの2色展開です。3合炊きと5.5合炊きから選べます。内釜と内ぶたを洗うだけの、お手入れがラクなのも嬉しいポイント。

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ジャー炊飯器 3合／RC-MSA30

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ジャー炊飯器 5.5合／RC-MSA50

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炊飯器／RC-ISA30・RC-ISA50

50銘柄ごとに合わせた炊き上げができる炊飯器です。早炊き機能の火力がアップしたことで通常炊飯45〜60分のところ、最短25分で炊けます。

お手入れも内ぶたと内釜の2つを洗うのみでラクラク。ブラックとホワイトの2カラーを展開しています。サイズは3合炊きと5.5合炊きがあるので、ライフスタイルや家族の人数で選びましょう。

3合炊きの炊飯器はこちらです。

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炊飯器 3合／RC-ISA30

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5.5合炊きの炊飯器はこちらです。

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炊飯器 5.5合／RC-ISA50

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炊飯器／RC-IGA50

無駄のないシンプルなデザインで、インテリアにもなじむ炊飯器です。ご飯のカロリーが気になる方へ向けたフェイクライスや、40種類の自動調理レシピなど多彩な料理に対応。また、におい移りが心配な方も安心の内ぶたプラスワン付属。高め保温モードも搭載されており、お米の炊き立ての香りを残すので、時間が経ってもおいしく召し上がれます。エコモードも搭載しているので、電力の節約にも便利です。

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炊飯器 5.5合 IH 50銘柄炊き／RC-IGA50

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炊飯器を長持ちさせるコツ

炊飯器を快適に長く使い続けるには、こまめなお手入れが大切です。最後に、炊飯器を長持ちさせる方法を紹介します。

内釜を丁寧に扱う

内釜は炊飯器のなかでも消耗が激しいため、丁寧に扱うことが大事です。使用する際には、下記に気を付けてください。

・熱湯を入れない
・使用後は汚れを放置しない
・内釜はやわらかいスポンジで洗う
・蒸気筒がついているものは毎回洗う

内釜で洗米しても構いませんが、コーティングが剝がれやすくなるため、ボウルやザルで洗うとより内釜が長持ちします。また、熱湯を入れると内釜が変形する可能性があるので使用は控えましょう。

内ぶたを洗う

着脱できる炊飯器の内ぶたは内釜と同じく汚れやすい部分なので、使用後に毎回洗うことが大切です。

＜手順＞
①スポンジに台所用合成洗剤を付けて洗う
②洗い終わったら乾いた布で水分を拭き取る

ニオイや劣化の原因になるため、調味料を使った場合は早めにお手入れをしましょう。

吸気口や排気口、温度センサーをキレイにする

炊飯器の吸気口や排気口はホコリが溜まらないようにし、温度センサーの汚れも水拭きして清潔を保ちます。吸気口や排気口がホコリでふさがってしまうと、熱がこもり故障の原因になります。さらに、炊飯器内部にある温度センサーが汚れていると正しく動作できない恐れも。定期的に掃除機や綿棒などを使って、ゴミやホコリ、汚れを取り除きましょう。

蒸気対策を考えた炊飯器の収納方法について、こちらの記事で詳しく紹介しています。

炊飯器はどこに収納する？棚の選び方や蒸気対策、おすすめアイテムを紹介

炊飯器を収納する棚にはキッチンラック（レンジ台）やキッチンワゴン、キッチンキャビネット（キッチンボード）などのさまざまな種類があります。ただし、炊飯器の蒸気対策を行わなければ棚が劣化するため、ポイントを押さえた選び方が大切です。炊飯器を収納する棚の種類や選び方、蒸気対策などの注意点、おすすめアイテムを紹介します。