ホットカーペットの電気代は高い?ほかの暖房器具との比較や、使用時の節約方法

ホットカーペットの電気代は高い?ほかの暖房器具との比較や、使用時の節約方法

寒い季節に欠かせないホットカーペットですが、電気代は使用時間やサイズによって変わるため、どのくらいかかるか気になる方も多いでしょう。ホットカーペットの電気代を計算し、ほかの暖房器具との比較やメリット・デメリットを紹介します。

ホットカーペットの電気代は高い?ほかの暖房器具との比較や、使用時の節約方法

+1 Day 編集部

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ホットカーペットの電気代はいくら?

ソファでくつろぐ暖かそうな靴下を履いている人
ホットカーペットの電気代は、サイズや使用時間によって大きく変わります。一般的に消費電力は 約200W~740Wが目安とされており、1時間あたりの電気代は以下の計算式で求められます。そこから、1日6時間使用した場合と、6時間を1カ月(30日)使用した場合の電気代も算出しました。

電気代(円)= 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力単価(31円/kWh ※目安)

※電力単価は「公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会」や経済産業省の公表値を参考に31円/kWhで算出
消費電力 サイズ 1時間 1日(6時間) 1カ月(30日)
200W 1畳 約6円 約37円 約1,110円
370W 1.5畳 約11円 約69円 約2,070円
500W 2畳 約15円 約93円 約2,790円
740W 3畳 約23円 約138円 約4,140円

ホットカーペットとほかの暖房器具の電気代比較

リビングのカーペットに置かれた電気ストーブ
暖房器具にはホットカーペットのほかにも、エアコン、セラミックファンヒーター、こたつなどさまざまあります。ホットカーペットとほかの暖房器具の電気代の比較を以下にまとめました。
暖房器具 消費電力(W) 1時間あたり  1日(6h) 1カ月(30日×6h)
ホットカーペット(2畳) 500 約15円 約93円 約2,790円
エアコン(6畳用) 400〜1,000 約12〜31円 約74〜186円 約2,232〜5,580円
セラミックファンヒーター 500〜1,200 約15〜37円 約93〜223円 約2,790〜6,695円
こたつ 200〜500 約6〜15円 約37〜93円 約1,116〜2,790円
電気ストーブ 400〜1,200 約12〜37円 約74〜223円 約2,232〜6,695円
ホットカーペットはほかの暖房器具に比べて、比較的電気代を抑えられることがわかります。

ホットカーペットのメリット

白いカーペットの上でくつろぐ女性
ホットカーペットは、床からじんわりと体を温めてくれる暖房器具です。足元から快適さを得られ、サイズ展開や使い勝手の良さから、ライフスタイルに合わせやすい点もメリットとして挙げられます。

使用したいスペースに合わせてサイズを選べる

ホットカーペットは、1畳用のコンパクトサイズから3畳の大きめタイプまで幅広く展開されています。リビング全体を温めたいときは大きめ、テーブル下や一人暮らしには小さめなど、使用シーンに合わせて最適なサイズを選べるのが魅力です。

カーペットとしても使える

電源を入れなくても、カーペットとして床に敷いておけばインテリアの一部として活躍します。冬以外の季節でもラグマットのように使えるため、オフシーズンも無駄になりにくいのがポイントです。暖房器具でありながら、日常的に部屋を快適にしてくれる実用性があります。

お手入れがしやすい

ホットカーペットは、手軽に清潔を保てるのもメリットです。表面は掃除機などで簡単にお手入れでき、ホコリや汚れもすぐに取り除けます。忙しい日常でも手間をかけず、清潔に使えるでしょう。

ホットカーペットのデメリットや注意点

グレーで統一されたキレイなリビング
ホットカーペットには、使い方や環境によってはデメリットとなる点もあります。部屋全体の暖まり方や電気代、安全性の面を理解しておくことで、より安心して活用できます。主な注意点を紹介します。

室内全体を暖めるのには向かない

ホットカーペットは、体が触れている部分を中心に温める仕組みのため、部屋全体を均一に暖めるのは苦手です。広いリビングや天井が高い部屋では、暖房効果が物足りなく感じることがあります。

ほかの暖房器具と比べてコスト効率が低い

ホットカーペットは長時間使用すると、電気代が高くなりやすいです。こたつやエアコンのように部屋全体を暖める力はないため、ホットカーペットだけで暖をとろうとすると、かえってコストがかかる場合もあります。

正しく使用しないと低温やけどのリスクがある

ホットカーペットは、同じ姿勢で長時間使い続けると体の一部に熱が集中し、「低温やけど」を起こす恐れがあります。布団の重ね使いや肌が長時間直接触れるような使い方は避け、安全に配慮して使用することが大切です。

ホットカーペットの電気代を節約する方法

ナチュラルなリビングに置かれた大きなソファやサイドテーブル
ホットカーペットは手軽で便利な暖房器具ですが、広い面積で長時間使用すると電気代がかさみがちです。ちょっとした工夫を取り入れるだけで、快適さを保ちながら消費電力を抑えられます。手軽に実践できる節約方法を紹介します。

ホットカーペットの下に断熱マットを敷く

床からの冷えを防ぐには、ホットカーペットの下に断熱マットを敷くのがおすすめです。熱が逃げにくくなり、効率よく温まりやすくなるため、設定温度を低めにしても快適に過ごせます。導入コストも比較的安く、すぐに実践できる節約方法です。

暖める範囲・設定温度を工夫する

ホットカーペットには、暖める範囲を切り替えられるタイプがあります。使用する人数や場所に合わせて必要な部分だけを暖めることで、無駄な電力を抑えられます。また、設定温度を「強」から「中」や「弱」に下げるだけでも、電気代の節約に効果的です。

毛布・ブランケットも使用する

ホットカーペットだけに頼らず、毛布やひざ掛けを併用するのも効果的です。体を毛布で覆うことで、設定温度を下げても十分に暖かさを感じられます。

ほかの暖房器具と併用する

ホットカーペット単体では部屋全体を暖めるのが難しいため、エアコンやこたつなどと組み合わせるのもおすすめです。例えば、エアコンで部屋を暖めたあとにホットカーペットを使用すると、効率よく快適な温かさを保てます。

アイリスオーヤマおすすめのホットカーペット

アイリスオーヤマのホットカーペットは、サイズやタイプが豊富で選びやすく、電気代や使い勝手にも配慮された設計です。おすすめのホットカーペットを紹介します。

ホットカーペット 2畳 176×176 温度調節無段階/IHC-20-H

アイリスオーヤマのホットカーペット
お好みのカーペットカバーを敷き、温度調節ツマミで心地よい暖かさに調整できるシンプル設計のホットカーペットです。こたつとの併用も可能で、春や秋の肌寒い時期にはホットカーペットだけでも快適に過ごせます。

2畳・3畳サイズには全面・左右の切り替え機能が搭載されており、必要な部分だけを効率よく暖められます。また、1.5畳・2畳・3畳サイズには6時間自動OFFタイマー付きで、切り忘れを防ぎつつ安心・安全に使えるのもポイントです。

ホットカーペット室温センサー付/HCM-T1818

茶色のカーペットの下に敷いたアイリスオーヤマのホットカーペット
室温センサーが温度を自動でコントロールできるホットカーペットです。室温が約20℃以上のときは表面温度を低めに調節し、快適さを保ちながら無駄な電力を抑えられる省エネ設計です。6時間自動OFFタイマー付きで、切り忘れの心配もなく安心して使えます。

さらに、高温モードを活用すればダニ対策も可能です。操作はシンプルなパネルで、最大45℃まで無段階に温度を調節できます。やわらかい素材で折りたたみやすく、使わないときはコンパクトに収納できるのも魅力です。

ラ・クッションホットカーペット/PHC-CR20A

ラ・クッションラグとホットカーペットが一体になった便利なタイプです。底面にはウレタンが入っており、床からの冷えをしっかり防ぐため、少ない電力でも効率よく暖まります。

温度調節ツマミで好みの温度に設定できるほか、温める面積も「全面・左・右」で切り替え可能です。必要な部分だけを暖められるので、無駄な電力を抑えられます。さらに、自動切タイマー付きで、6時間経過すると自動的に電源がオフになるため、切り忘れの心配もなく安心です。

ホットカーペットの電気代を理解して賢く使おう

リビングでブランケットを掛けようとする手元
ホットカーペットは、足元を効率的に暖める便利な暖房器具です。ただし、使用時間やサイズによって電気代が変わるため、賢く使うことが大切です。エアコンやこたつとの併用、使用範囲や設定温度の工夫など、ちょっとしたポイントを押さえるだけで節約につながります。ホットカーペットの特性を理解して、電気代を意識した使い方で、冬を快適に過ごしましょう。

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