

暖房と相性が良いスチーム式加湿器 | 選び方や上手に活用するポイントを紹介
公開日:2022.10.07
最終更新日:2023.02.15
寒い冬に欠かせない暖房。部屋の空気を温めてくれますが、同時に乾燥が気になります。そこで、暖房を使用する際には、加湿器と併用するのがおすすめです。中でも、高温の蒸気で部屋を加湿するスチーム式(加熱式)加湿器は、暖房との相性抜群です。スチーム式(加熱式)加湿器の選び方や、上手に活用するポイントを解説します。記事の後半には、おすすめ商品も紹介するので併せてチェックしてみてください。
INDEX
- スチーム式(加熱式)加湿器とは
- スチーム式(加熱式)加湿器の特徴
- スチーム式(加熱式)加湿器を使用するメリット
- スチーム式(加熱式)加湿器の選び方
- 使用する室内の広さに合わせて選ぶ
- お手入れのしやすさで選ぶ
- 機能の便利さで選ぶ
- スチーム式(加熱式)加湿器の正しい使い方
- 効率良く加湿される場所に置く
- 就寝する場合は加湿器をオフにする
- スチーム式(加熱式)加湿器を上手に活用するポイント
- サーキュレーターと併用して使う
- タンクの水を毎日交換する
- 室内温度を調節して電気代を節約する
- アイリスオーヤマのおすすめスチーム式(加熱式)加湿器
- コンパクトでパワフルな加熱式加湿器/SHM-260R1
- 長時間加湿できる持ち運び便利な加熱式加湿器/SHM-120R1
- スチーム式(加熱式)加湿器で寒い時期も快適に室内を加湿しよう

+1 Day 編集部
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スチーム式(加熱式)加湿器とは

暖房との併用におすすめのスチーム式(加熱式)加湿器。まずは、スチーム式(加熱式)加湿器の特徴や、使用するメリットを見ていきましょう。
スチーム式(加熱式)加湿器の特徴
スチーム式(加熱式)加湿器とは、水をヒーターで加熱して蒸気を発生させることで室内を加湿する機器です。加湿器には他にも「超音波式」「気化式」「ハイブリッド式」など、いくつかの種類があります。主な違いは空気中へ水を放出させる方法で、超音波でミストを発生させたり、風を当てて気化させたりなど、さまざまな方法で室内を加湿します。
スチーム式(加熱式)加湿器を使用するメリット
スチーム式(加熱式)加湿器のメリットは、水を加熱して沸騰させるため加湿器内に雑菌が繁殖しにくいことです。水分が短時間で多く放出されてスピーディーに加湿でき、広いスペースを加湿するのにも向いています。また、高温の蒸気を室内に送り込むことで室温が上がり、寒い季節には加湿とともに暖もとれるので便利なアイテムです。
スチーム式(加熱式)加湿器の選び方
スチーム式(加熱式)加湿器は、商品によって性能・機能が異なります。自分にとって使いやすいスチーム式(加熱式)加湿器を購入するためには選び方が大切です。
使用する室内の広さに合わせて選ぶ

加湿器は、加湿できる広さを把握した上で選ぶことが大切です。部屋の広さに適した加湿器を選ばなければ、充分に加湿されなかったり、加湿され過ぎて結露やカビが発生する恐れがあります。
部屋の広さに合った加湿器を選ぶと節電にもつながります。例えば、広い部屋に小さい加湿器を置くと、フルパワーでも十分な加湿ができないため電気代がかさみます。加湿できる畳数など、パワーの目安が具体的に記載されているので、加湿器を設置する部屋の広さを踏まえた上で選びましょう。
お手入れのしやすさで選ぶ

加湿器を衛生的に使用するためには、お手入れが欠かせません。タンクが掃除しやすい構造か、お手入れする部分はどのくらいあるのか、取り外しが可能かなど細かくチェックしましょう。
複雑な構造のものは手間がかかるため、つい掃除をサボってしまう可能性があります。掃除が億劫にならないよう、自分が掃除しやすいと思ったスチーム式(加熱式)加湿器を選ぶのがおすすめです。
機能の便利さで選ぶ

スチーム式(加熱式)加湿器には便利な機能がついた商品も多数あります。よく見られる機能として、自動的にオン・オフできる「タイマー機能」、子どものいたずらを防ぐ「チャイルドロック機能」、香りを楽しめる「アロマオイル対応」などが挙げられます。機能は商品によって異なりますが、自分が欲しい機能に注目しながら選びましょう。
スチーム式(加熱式)加湿器の正しい使い方
スチーム式(加熱式)加湿器を効果的に使用するためには正しい使い方をすることが大切です。具体的には次のような使い方を意識してみてください。
効率良く加湿される場所に置く

室内全体をまんべんなく加湿したいなら、室内の真ん中にスチーム(加熱式)式加湿器を置きます。湿気で家具家電が傷むのを防ぐため、離して設置するようにしてください。部屋の加湿を十分にしたいときは、窓から離れた場所に置くこともポイントです。寒い時期の窓辺に加湿器を置くと、窓付近の温度によって水蒸気が冷やされ結露となります。これでは部屋の加湿が進まないため、できる限り窓から離すように置いてください。
また、スチーム式(加熱式)加湿器は床も避けて配置が必要です。温かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまる性質があるため、床の近くに置いて加湿すると、水蒸気が床に落ちて結露になります。そのため、床からの高さが30cm以上あるところに置くのがベストです。
なお、スチーム式(加熱式)加湿器では熱い蒸気が発生するため火傷に注意が必要です。特に、赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭は要注意です。保護柵を活用したり、高所に設置したりなど、子どもが触れないような環境に設置してください。
就寝する場合は加湿器をオフにする

寝ている間の乾燥を防ぐために、夜中はずっと加湿器をつけておきたい人もいるかもしれませんが、室内環境によっては気を付ける必要があります。寒い時期に暖房を消して寝てしまった場合、就寝中に室温が下がり加湿器から出た蒸気が結露になりやすく、カビやダニが発生する恐れがあります。
また、加湿され過ぎると、肌についた水蒸気が蒸発する時に肌の水分を奪っていくため、肌の乾燥につながる可能性もあります。寝ている間の乾燥を防ぐなら、寝る前までに十分加湿をしたり、タイマー機能を使用して就寝中にオフにするなどの工夫をしましょう。
スチーム式(加熱式)加湿器を上手に活用するポイント
スチーム式(加熱式)加湿器はとても便利なアイテムですが、デメリットもあります。上手に活用するために、押さえておきたいポイントを解説します。
サーキュレーターと併用して使う

空気の循環を目的とするサーキュレーターを加湿器と併用することで、部屋全体を隅々まで効率的に加湿できます。サーキュレーターは加湿器の近くで低い位置にセットするのがポイントです。風向きを斜め上にすると、天井にあたった風が全体的な加湿をサポートしてくれます。
タンクの水を毎日交換する

スチーム式(加熱式)加湿器は他のタイプの加湿器より雑菌が繁殖しにくいため、お手入れに手間がかからないと言われていますが、お手入れしなくても良いということではありません。タンクの水は毎日交換し、本体の水も捨ててやわらかい布で拭くと清潔が保てます。汚れがある場合は歯ブラシなどで気になる部分を洗ってください。
余った水をそのままタンクに入れて使い回し、タンクや部品を掃除せずお手入れを怠ると、加湿器内の汚れや雑菌が蒸気と一緒に室内に放出されてしまい、不衛生な状態になってしまいます。加湿器を使用する際は、お手入れも考慮しておきましょう。
室内温度を調節して電気代を節約する

スチーム式(加熱式)加湿器はヒーターで水を沸騰させて加湿するため、他の加湿器より電気代が高くなりやすい傾向にあります。電気代の節約につなげるなら、寒い季節のエアコンの設定温度は2℃ほど下げるのがおすすめ。湿度が高いと室温が高く感じられるため、しっかり加湿してエアコンの温度を調節してください。
アイリスオーヤマのおすすめスチーム式(加熱式)加湿器
最後に、おすすめのコンパクトなスチーム式(加熱式)加湿器を紹介します。多様なインテリアにマッチしやすい上に機能性も高く、使い勝手抜群なアイテムをピックアップしました。
コンパクトでパワフルな加熱式加湿器/SHM-260R1

コンパクトでもパワフルなスチーム式(加熱式)加湿器です。連続加湿は約9時間で、加湿量約260ml/h。アロマにも対応していて、タンク容量は2.4Lと大きめながら、手ごろなサイズ感で置く場所を選びません。グリー・ピンク・ブルー・ホワイトの4色展開で、シンプルなデザインとなっています。
長時間加湿できる持ち運び便利な加熱式加湿器/SHM-120R1

爽やかなデザインのコンパクトなスチーム式(加熱式)加湿器です。持ち運びやすいサイズ感で、家の中のさまざまな場所の加湿に使えます。持ち運びできるサイズなのにタンクの容量は1.3Lとたっぷりあって、連続で約11時間加湿可能。こまめな給水の必要がありません。色展開はブルー・グリーン・ピンク・ホワイトの4色で、アロマトレーが付いているため加湿と一緒に自分のお気に入りのアロマを楽しめます。
スチーム式(加熱式)加湿器で寒い時期も快適に室内を加湿しよう

スチーム式(加熱式)加湿器は水を加熱して蒸気で加湿するという仕組みから、より清潔さ・衛生面を意識しながら加湿したい人におすすめです。さまざまな商品があるので、商品ごとの特性をしっかりチェックしながら選びましょう。そして、最大限のパフォーマンスを引き出すには、正しい使い方をすることが大切です。自分の生活にフィットするスチーム式(加熱式)加湿器を選んでみてはいかがでしょうか。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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