冬の洗濯物が乾かないのはなぜ?洗い方や干し方、部屋干しのコツを解説

冬の洗濯物が乾かないのはなぜ?洗い方や干し方、部屋干しのコツを解説

気温が下がる冬の時期は、洗濯物を干してもなかなか乾かず苦労することが多いのでは?気温が低いと空気中に取り込める水分量が少なく、洗濯物の水分が蒸発しないことが原因です。洗濯物を早く乾かすには、気温や湿度、風通しの条件を整えるのがポイント。冬の洗濯物が乾かない理由や、早く乾かすためのコツを紹介します。

冬の洗濯物が乾かないのはなぜ?洗い方や干し方、部屋干しのコツを解説

+1 Day 編集部

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冬の洗濯物が乾かないのはなぜ?

部屋に干された洗濯物
冬の洗濯物が乾かないのは、気温の低さが関係しています。冬は空気が乾燥していて湿度が低いイメージがありますが、気温が下がると空気中に取り込める水分量が減るため、洗濯物に含まれる水分が蒸発しにくく、結果として洗濯物の乾きが遅くなってしまいます。
洗濯物が乾きやすいのは気温25℃以上、湿度50%以下、風通しの良さの3つの条件が揃った時。上記の条件を満たして冬の洗濯物を早く乾かすには、暖房やサーキュレーターを利用した部屋干しがおすすめです。外干ししたい場合は風のある晴れた日を狙い、湿度が低い10~15時頃に干すと良いでしょう。

冬の洗濯物が乾かない時の対策|洗濯のコツ

洗濯機から洗濯物を取り出す女性の手
気温が下がる冬は、洗濯物の量や脱水時間を調整するのが早く乾かすポイント。冬の洗濯のコツを紹介します。

脱水時間を長くする

冬の洗濯では脱水時間を長めにとって、洗濯物の水分を取り除いておくと乾きやすくなります。ただし、脱水には強い力がかけられるので、衣類へのダメージや型崩れが起こることも。長時間の脱水をしたくない場合は一度洗濯機を止め、乾いたバスタオルを入れて脱水しましょう。バスタオルが洗濯物の水分を吸ってくれるため、長時間脱水しなくても乾きやすくなります。

こまめな洗濯で1回に干す量を減らす

まとめ洗いを避け、1回の洗濯量を減らすと、スペースに余裕を持って干せるので乾かしやすくなります。冬はニットやトレーナーなどの厚手の衣類が増えるとともに、インナーなどで洗濯物の量も増えがち。洗濯物の量が増えると汚れも落ちにくく、嫌なニオイにもつながります。こまめな洗濯で風通し良く干せるように工夫しましょう。

冬の洗濯物が乾かない時の対策|干し方・部屋干しのコツ

間隔を空けて洗濯物を室内に干す女性
洗濯物を乾かすには、温度や湿度、風通しを意識するのがポイントです。家電なども組み合わせながら、効率的に乾かしましょう。冬の洗濯物の干し方や部屋干しで乾かすコツを紹介します。

風通しを意識して干す

風通しを考慮して干すと、洗濯物が乾きやすくなります。洗濯物同士はこぶし1つ分程度の間隔をあけ、薄手のものと厚手のものを交互に並べると効率的に乾かせます。
また、左右の外側に丈の長いもの、内側に短いものを干すアーチ状も空気の通り道ができて効果的。外側はタオルや厚手の乾きにくい衣類、内側はポリエステル素材や靴下など、乾きやすいものにするのがコツです。
部屋干しは、空気が循環しやすい廊下やリビングの中央がおすすめです。窓や壁の近くは空気が循環しにくく湿気が溜まって乾きにくいため、避けましょう。

裏返して干す

洗濯物を裏返して干すと、生地が重なったポケットや縫い目部分の風通しが良くなり、乾きが早くなります。さらに、洗濯の時から裏返しておくことで汗や皮脂などの汚れが落ちやすくなり、生地が傷むのも防げます。生地が分厚い服やフード付きの衣類は、生地が重なる脇の下やフード部分が乾きにくいため、裾を上にして干すのもポイントです。

扇風機やサーキュレーターで風を当てる

上を向いたサーキュレーター
部屋干しの場合、自然に風が当たるわけではありません。扇風機やサーキュレーターの風を送って洗濯物を乾かしましょう。洗濯物の水分は下に溜まるため、下から風を送ると効果的です。扇風機よりもサーキュレーターの方が強い風を当てられ、部屋の空気循環も促せるので、洗濯物を乾かすのにおすすめです。

暖房&除湿機で乾きやすい環境をつくる

暖房で室温を上げ、除湿機で湿度を下げることにより、部屋干しの洗濯物が乾きやすい環境になります。サーキュレーターと除湿機を搭載した衣類乾燥除湿機を使用する選択肢も。部屋の湿度を下げながら洗濯物に風を当てられ、スピーディーに乾かせます。除湿機がなければ、新聞紙や除湿剤でも代用可能です。洗濯物の下に置いておきましょう。
部屋干しのコツについては、下記の記事でも紹介しています。

アイリスオーヤマの部屋干しに役立つアイテム

アイリスオーヤマでは、部屋干しに最適な衣類乾燥機や、扇風機としても使えるサーキュレーターなど、1台でさまざまに活躍するアイテムを取り揃えています。部屋干しにおすすめの除湿機やサーキュレーターを紹介します。

ハイブリッド式除湿機 16L/IJH-L160

アイリスオーヤマのハイブリッド式除湿機 16L/IJH-L160
部屋の除湿をしながら洗濯物も乾かせるハイブリッド式除湿機です。衣類乾燥機能で部屋の湿度上昇を抑えながら、部屋干しに対応。自動ルーバーで必要なところへ送風でき、効率的に乾かせます。温度や湿度に応じてデシカント式とコンプレッサー式の運転比率を自動で調整できるため、1年中快適に使えて便利です。
洗濯物を乾かせる除湿機については、下記の記事でも詳しく紹介しています。

サーキュレーター衣類乾燥除湿機 5.8L/日/IJDC-P60

アイリスオーヤマのサーキュレーター衣類乾燥除湿機 5.8L/日/IJDC-P60
衣類乾燥、除湿、サーキュレーターの3役を1台で担う衣類乾燥除湿機。冬場でも除湿能力が落ちにくいデシカント式で、1年中快適な部屋を保てます。50、70、90度の左右自動首振り、最大90度の上下手動首振り機能でたくさんの洗濯物に送風できます。主張しすぎずインテリアに調和する2色のカラー展開です。

サーキュレーターアイ DC silent/PCF-SDS152T

アイリスオーヤマのサーキュレーターアイ DC silent/PCF-SDS152T
アイリスオーヤマ独自の特殊形状スパイラルグリル+DCモーターでパワフル送風が可能なサーキュレーターです。強力送風で部屋干しの衣類もラクラク乾きます。8段階中5段階が35dB未満の静音のため、就寝の邪魔をしません。WOOZOOモデルでインテリアになじむおしゃれな3色展開です。

サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ/PCF-SC15T-EC

アイリスオーヤマのサーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ/PCF-SC15T-EC
上下左右の3Dランダム送風が可能なサーキュレーターです。ハイパワー送風で部屋干しの洗濯物も効率良く乾かせます。軽量でコンパクトサイズなので、部屋の移動も簡単。前面・背面ガードが取り外せて、ホコリが溜まりやすいファンもしっかりお手入れできます。インテリアに溶け込むペールトーンカラーがおしゃれな商品です。

サーキュレーター扇風機 15cm/STF-DC15T

アイリスオーヤマのサーキュレーター扇風機 15cm/STF-DC15T
サーキュレーターと扇風機を兼ね備えた1台2役のアイテムです。サーキュレーターはパワフルな風で室内干しや部屋の空気循環に、扇風機は体への負担が少ないやさしい風を送れます。
上下左右の3Dランダム送風が可能。風量は連続モードで10段階、リズム・おやすみ・衣類乾燥の3モードに切り替えられます。扇風機よりもコンパクトなサイズに加え、軽量で持ち運びも簡単です。

洗濯物の生乾きのニオイを防ぐ方法

洗濯物のニオイをかいで不快な表情をする女性
洗濯物が乾くまでに時間がかかると雑菌が繁殖し、生乾きのニオイが気になることも。しっかり汚れを落とした上で、早めに乾かすのがポイントです。生乾きのニオイを防ぐ方法を紹介します。

除菌・抗菌効果のある洗剤や柔軟剤を使う

生乾きのニオイは雑菌の繁殖が原因です。そのため、除菌・抗菌効果があるものや部屋干し用の洗剤や柔軟剤を使い、雑菌をしっかりと落としましょう。
クエン酸も除菌・抗菌作用に優れているので、柔軟剤の代わりにクエン酸を入れて洗濯するのもおすすめです。クエン酸の量は水10Lに対して10g程度が目安。干す時に除菌・消臭スプレーをかけるのも効果的です。

お湯につけ置きしてから洗濯する

洗濯前、40~50度のお湯に30分前後つけておくことで、皮脂や汗、雑菌などの汚れをしっかりと落とせます。浸けおきの際にいつもの洗剤を入れておくと効果的。ニオイが強い時は、粉末の酸素系漂白剤を使いましょう。

干す前にアイロンをかける

アイロンをかける女性の手
シャツなどの薄手の衣類は、干す前にアイロンをかけてニオイの原因菌を死滅させるのも有効です。洗濯物の乾きも早くなり、シワを伸ばせるメリットもあります。

冬の洗濯物が乾かない原因は温度と湿度。効果的に家電を使おう

室内干しの洗濯物と除湿機
冬は気温が低く、空気中に取り込める水分量が少ないため、洗濯物が乾きにくい季節です。一度に洗濯する量を減らし、できるだけ風通しが良くなるように干すのがコツ。サーキュレーターや暖房、除湿機などで乾きやすい環境をつくるのも有効です。家電を取り入れて部屋干しのニオイを抑えながら、冬の洗濯物をしっかりと乾かしましょう。
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