

猫のシステムトイレとは?トイレの種類や選び方を解説
公開日:2024.11.20
最終更新日:2024.11.20
愛猫と生活する上でトイレ選びやニオイに悩む飼い主も多いのでは?猫はデリケートな動物なので、トイレのサイズや形、猫砂の感触が好みに合わないと排せつを我慢してしまうことも。また、猫のトイレのニオイが気になる場合、システムトイレを使うと毎回掃除をする必要がないため、手間が少なくなります。猫用トイレの種類やシステムトイレの魅力、選び方について紹介します。
INDEX
- 猫のトイレの種類
- 【構造】ノーマルタイプのトイレ
- 【構造】システムトイレ
- 【構造】全自動トイレ
- 【形状】オープンタイプ
- 【形状】カバータイプ
- 猫用システムトイレの魅力
- ニオイが気になりにくい
- お手入れの手間が少ない
- 猫用システムトイレの選び方
- 猫の好みや年齢に合わせて選ぶ
- お手入れのしやすさで選ぶ
- 初めてなら必要なものがセットになった商品を選ぶ
- システムトイレの消臭効果を高めるなら猫砂選びもポイント
- アイリスオーヤマのおすすめシステムトイレ
- ラクリーン 消臭システムトイレ 上からタイプ/RSTU-43
- ラクリーン 消臭システムトイレ オープンタイプ/RSTO-50
- ラクリーン 上から猫トイレシステムタイプ/RUNS-53
- ラクリーン 消臭システムトイレ フルカバータイプ/RSTF-53
- 猫用システムトイレの注意点
- 猫のトイレのニオイが気になるならシステムトイレがおすすめ

+1 Day 編集部
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猫のトイレの種類
猫のトイレにはさまざまな種類があります。まずは、猫のトイレの種類について、構造の違いと形状別に紹介します。
【構造】ノーマルタイプのトイレ

ノーマルタイプは、平らなトレーのようなものに猫砂を入れて使用するトイレです。猫砂はオシッコで固まるものを使用します。普段の掃除は固まった猫砂とウンチの処理を行います。
ノーマルトイレのメリットは構造が簡単で手入れがしやすく、トイレ本体と猫砂がリーズナブルであることです。ただし、ウンチだけでなくオシッコで固まった猫砂も毎日処理する必要があり、掃除の手間がかかる点はデメリットといえます。
【構造】システムトイレ

システムトイレは2層構造になっているトイレ。上段にはスノコ、下段にトレーがあります。スノコに猫砂を敷き、トレーにトイレシートを敷いておくと、オシッコはスノコを通過して下段のトイレシートに吸収されます。システムトイレのメリットは、オシッコの場合、トイレシートを週1回程度交換すれば良いので掃除がラクな点です。
デメリットは、猫砂やトイレシートはシステムトイレ専用のものを準備する必要がある点。また、システムトイレの構造によっては複雑なつくりになっているものがあるので、本体の掃除に手間がかかる点です。価格もノーマルトイレよりやや割高なことが多いようです。
【構造】全自動トイレ

全自動猫トイレはセンサーで猫の出入りと排せつ物を感知し、自動で掃除を行います。処理の手間が省けて清潔に保てるメリットがありますが、価格が高く、電源が必要な点や猫によっては警戒心から使用しづらいデメリットも存在します。
【形状】オープンタイプ

オープンタイプのトイレは、浅く四方が開いているデザインです。トイレが覆われていないため、排せつ物に気付きやすく、猫砂の交換や掃除が簡単です。猫が出入りしやすく、ストレスを感じにくいタイプですが、猫砂が飛び散りやすく、ニオイが比較的広がりやすい傾向があります。
【形状】カバータイプ

カバータイプは屋根のような覆いがあるトイレです。外から中が見えにくいため、猫は落ち着いて用を足せるでしょう。飼い主にとっても、猫砂が散らばりにくく、ニオイが広がらない点はメリットといえます。ただし、その分、掃除の手間がかかる点はデメリットです。
猫用システムトイレの魅力

猫のトイレにはいくつかの種類がありますが、おすすめはシステムトイレです。
ここからは、システムトイレの魅力について解説します。
ここからは、システムトイレの魅力について解説します。
ニオイが気になりにくい
システムトイレは、普通のトイレと比較してニオイが気になりにくいのが魅力です。システムトイレ用の猫砂は消臭効果が高いものがほとんど。トイレのニオイがきついと、猫はそのトイレで排せつをしなくなることもあります。システムトイレならニオイを気にせずトイレを利用してくれるでしょう。
お手入れの手間が少ない
システムトイレは掃除を頻繁に行わなくても、清潔を保てます。そのため、忙しい飼い主にとっても、キレイ好きな愛猫にとっても安心して使えるトイレです。定期的に猫砂やシートなどを交換や補充する必要はありますが、短時間でお手入れをすませられます。
猫用システムトイレの選び方

猫は警戒心が強いため、落ち着けるシステムトイレはそれぞれ異なります。そのため、各社がさまざまなタイプのシステムトイレを展開しています。猫用システムトイレの選び方について見ていきましょう。
猫の好みや年齢に合わせて選ぶ
猫の性格や年齢によって、選ぶべきシステムトイレは異なります。警戒心の強い性格なら、用を足しているところを見られないカバータイプがおすすめです。猫砂が飛び散りにくい筒型のシステムトイレもありますが、子猫や老猫なら出入りしやすい入り口の低いタイプの方が良いでしょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
システムトイレのお手入れは、週に1回程度で良いとされています。ただし、1ヵ月に1回はトイレを洗うようにしましょう。丸洗いしやすく、乾かしやすいものがおすすめです。パーツが分解できるとお手入れしやすく、さらにパーツの数が少ないと洗う時間を短縮できます。
初めてなら必要なものがセットになった商品を選ぶ
初めてシステムトイレを購入する方には、買ってすぐ使えるよう必要なものがすべてセットになっているものが便利です。システムトイレを使うのに必要なのは、本体の他に猫砂、ペットシート、スコップなど。初めてだと、愛猫がどんな猫砂を好むか分からないかもしれません。まずはセットになったものを試してみてから、好みを探ってみましょう。
アイリスオーヤマのシステムトイレと猫砂&消臭シートの使用感は、こちらの記事も参考に。
システムトイレの消臭効果を高めるなら猫砂選びもポイント

システムトイレの消臭効果は、猫砂にも左右されます。システムトイレは専用の猫砂が必要で、木製や鉱物などさまざまなタイプがあります。使い勝手や特徴はそれぞれに異なりますが、警戒心の強い子は猫砂が変わるだけでトイレを嫌がる場合も。猫の好みも加味しながら、猫砂を選びましょう。
アイリスオーヤマのおすすめシステムトイレ
アイリスオーヤマでは、お手入れ簡単で強力消臭が魅力のシステムトイレを発売しています。愛猫にぴったりのトイレを見つけてみてください。
ラクリーン 消臭システムトイレ 上からタイプ/RSTU-43

気になるウンチ臭やフェロモン臭がトイレの下部に溜まって、ニオイが広がりにくいシステムトイレです。上から入って使う形状で、周囲が囲われているため猫が安心して用を足せます。引き出し式でトイレシートの取り替えが簡単にできます。天然針葉樹+独自の消臭成分の猫砂とクエン酸+独自の消臭成分のトイレシートで、強力消臭。パーツごとに分解できるので、お手入れしやすい構造です。
ラクリーン 消臭システムトイレ オープンタイプ/RSTO-50

シニア猫や子猫でも使いやすい、オープンタイプのシステムトイレです。カバーはついていませんが、砂落とし付きなので猫砂が飛び散りにくく、お手入れが簡単。上からタイプと同じく、消臭サンドと消臭シートで気になるニオイを抑えます。
ラクリーン 上から猫トイレシステムタイプ/RUNS-53

出入り口が上にあるので、ニオイの広がりにくい構造のトイレ。中は猫がクルクル回って落ち着ける場所を探せるほどの広々スペースで、快適な空間。フタ全体を外せるので、掃除しやすいのもポイントです。インテリアになじむ、ダークブラウンのカラーもおしゃれです。
ラクリーン 消臭システムトイレ フルカバータイプ/RSTF-53

フルカバータイプのシステムトイレです。普段はカバーが閉まっているのでニオイが広がりにくいのですが、前面カバーが大きく開くのでラクに掃除できます。上部に消臭サンド、下部に消臭シートを入れられる二重の引き出し式トレーで、それぞれの取り替えもラクに。
猫用システムトイレの注意点

ニオイ対策ができてお手入れもラクなシステムトイレですが、使用する上での注意点もあります。ひとつは、猫が警戒して使ってくれない場合があること。これは、システムトイレ本体だけでなく猫砂についても同様です。トイレを入れ替えるときは、少しずつ慣れさせるようにしましょう。また、粗相をしても怒らないことも大切です。猫のペースでゆっくりと入れ替えを進めてください。
猫のトイレのニオイが気になるならシステムトイレがおすすめ

猫のシステムトイレは、気になるニオイを抑えられるのがメリットです。消臭効果の高い猫砂と組み合わせれば、より高い消臭効果を期待できます。ただし、猫は警戒心が強いのでトイレが変わるのをストレスに感じることもあります。少しずつ慣らして、移行を進めましょう。