サステナビリティへの考え方

アイリスグループは、“快適生活”をコンセプトに置き、くらしに寄り添い新たな価値を創出し続けてきました。今後も省エネ製品の開発を中心に社会問題解決を目指した取組みを継続し、ユーザーのみならず地球上の誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献します。
“ユーザーイン発想”の先に見据える社会貢献
当社の創業者で現会長・大山健太郎から受け継がれる理念“ユーザーイン発想”は、私たち自身が生活者目線に立ち不満を解決するものづくりへの考え方です。その対象は製品開発だけを指すのではなく、目線の先には環境問題・社会問題の解決を見据え、生活者が安心して暮らせる社会への道筋を指します。この発想を念頭に置いて企業活動を続けることが、将来的に地球と社会全体への貢献となると考えています。
変化に順応する社会貢献
働き方の変化や生活スタイルが多様化する中で、家電や生活用品に求められる機能や価値は確実に変化しています。私たちは、これまで以上にステークホルダーと価値観を共有する必要があり、課題解決を念頭においた企業活動が求められています。また、地球・社会全体を見ても「環境問題」「災害問題」「人権問題」など多くの問題を抱えています。将来さらに甚大な影響を与える可能性が大きく、企業が果たす社会的責任は一層重要性を増しています。
このような環境下でも、開発・製造から販売・物流までをワンストップで手掛ける私たちは、グループ企業やステークホルダーの力を集約させ、課題に対して様々な角度から直接働きかけることができると考えています。また、私たちは創業以来“変化”と共に歩み、時代に合わせて絶えずチャレンジを続けてきました。今後も変化する社会と企業課題に順応しながら課題解決に向けて取組み貢献してまいります。
小さな町工場から始まった私たちの物語は、常に力強く支えてくださるユーザーと共にあります。現在、その町工場は国内のみならず海外へも展開するグローバル企業へ成長し、多くの従業員そしてステークホルダー(利害関係)に支えられていますが、どの時代も変わらずに引き継がれてきたのは“ユーザーイン”です。
今後も、全従業員がこの理念を心に置き、生活者が安心して快適に暮らせる生活を提案する企業を目指して歩んでいきます。