株式会社スギ薬局 江戸川瑞江店 様(東京都)
なぜ「スギ薬局985店舗」においてアイリス製「冷ケース温度測定サービス」を導入したのか?



DX化を推進して従業員の業務負担を軽減したい
「冷ケース温度測定サービス」を「スギ薬局985店舗」に導入したDX戦略本部店舗DX推進部の杉本部長(導入当時)は、店舗内における従業員の業務効率改善をDX化推進により軽減していく事に取り組んでおり、改正食品衛生法により義務化したHACCPに基づく冷ケースの温度管理おける従業員の業務負担に課題を感じていた。
1日2回の決まった時間に従業員が各冷ケースの温度を目視で確認してまわり、管理記録用紙に記載する作業を20分かけて実施をする。また、管理記録用紙は1ヵ月に1回交換する必要があり、紙の印刷や集めてきた管理用紙を保管する観点でも煩わしさがあった。

従来:各冷ケースをまわって紙に記入

導入後:PCで各冷ケースの温度状況を管理
21年8月に4店舗でトライアルを行い、細かい運用方法を確認していった。
冷ケースの温度に異常があった場合は、指定したアドレスへメール通知を行い必要なタイミングのみ冷ケースを確認し、通知が来ない場合は終業作業の中でWEBアプリの確認をする。当初懸念のあった冷ケースの霜取り作業時に一時的に冷ケースの温度が上がってしまう場合も霜取り作業を自動で判定ができる機能が搭載されているので、余計なメール通知をしないようになっている。
基本的には1日1回WEBアプリで管理温度の確認をする作業によって、従来の温度管理と比較して約97.5%付帯業務の削減※が行えた。
作業時間削減以外のメリットも多く見られた
温度の測定を自動化することで、毎日決まった時間に測定を行い1日最大48回の測定が可能なため、従来と比較して24倍の測定の実施が可能に。そのため、冷ケースに何かしらの不具合が起きた際のおおよその発生時間もわかるようになり、陳列している商品の廃棄の有無が行えるようになった。
また、本サービスはクラウド利用することで本部から一括して各店舗の温度状況を確認することができるので、随時各店舗へ確認することなく温度管理をすることが出来るようになった。

PC一画面で各店舗の冷ケースの温度管理をチェック
本サービスはLED照明の無線制御システム「LiCONEX」の通信プロトコルを活用しており、今後アイリスオーヤマはこの「LiCONEX」を中心としたDX推進するサービスを今後展開していく。今回985店舗へこの「LiCONEX」のネットワーク環境を構築したことで今後も更なる省人化、効率改善へも期待を寄せて頂いている。
従来測定時:1日2回の各冷ケースの温度確認15分、チェック表への記入5分 計20分
冷ケース温度測定サービス導入時:1日1回のPC画面の確認30秒
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