

冬場の血圧上昇に要注意!血圧が上がる理由や日常でできるリスク対策を紹介
公開日:2024.11.08
最終更新日:2024.11.08
朝晩の冷え込みが厳しい冬は血圧が上昇しやすい季節。温度変化が大きい場所を行き来するときは、ヒートショックにも注意が必要です。冬に血圧が上がる理由やリスク、日常生活でできる対策について紹介します。病気のリスクを避けるために、日常でできる対策法を知っておきましょう。
INDEX
- 冬に血圧が上がる理由とリスク
- 理由:寒さによる血管収縮と運動不足
- リスク:脳卒中や心筋梗塞を引き起こす
- ヒートショックとは
- 冬の血圧上昇で気を付けるポイント4つ
- ①防寒対策をする
- ②起床後はゆっくり行動する
- ③脱衣所とお風呂の温度に注意する
- ④睡眠をしっかりとる
- 【生活習慣】冬の高血圧のリスク対策5選
- ①定期的に血圧を測定する
- ②塩分を取りすぎない
- ③適度な運動をする
- ④過度な飲酒を避ける
- ⑤禁煙する
- アイリスオーヤマの血圧管理におすすめのアイテム
- 上腕式血圧計/BPU-101
- 上腕血圧計Bluetooth連動/BPU-104BLE
- 重炭酸入浴剤 モイスクル 20錠
- 冬は血圧チェックと高血圧のリスク対策を心がけよう

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冬に血圧が上がる理由とリスク

冬は血圧が上がりやすい季節。血圧が上がると脳卒中や心筋梗塞などの病気を引き起こすリスクが高まります。
理由:寒さによる血管収縮と運動不足
冬に血圧が上がる理由は、寒さから体温を維持するために血管が収縮することが原因です。さらに冬は、運動不足で体重が増えやすく、塩分が高いものを食べる機会が多いので、血圧が上がりやすいとされています。春から秋の血圧が正常な方でも、冬になると血圧が上昇することがあります。特に高齢者の方は、冬の血圧に注意しましょう。
リスク:脳卒中や心筋梗塞を引き起こす
血圧が高いと、脳卒中や心筋梗塞などの命に関わる病気を発症するリスクが高まります。厚生労働省のデータによると、心臓や脳血管の病気による1日当たりの死亡数は12〜3月が明らかに多いことが示されています。冬の寒さによる血圧上昇が要因となり、心疾患が増える傾向があるので、冬場は特に血圧をチェックしておきましょう。
ヒートショックとは

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく上下し、不整脈や脳梗塞、心筋梗塞などの発作を引き起こすことです。温かい場所から寒い場所へ移動する、またはその逆の行動により、血圧が急に上がったり下がったりすることで体に負担がかかり、病気を誘発します。
例えば、冬に暖かい部屋から寒い脱衣場へ移動し、熱い湯船に入るなどの行動は要注意です。65歳以上の方や生活習慣病のある方などは、ヒートショックを起こしやすいとされています。
ヒートショックを防ぐには家全体を均等に温め、各部屋の温度差を少なくするのがポイントです。
トイレやお風呂の脱衣場などの暖房器具がない場所には、パーソナル暖房などを活用しましょう。
以下の記事では、パーソナル暖房の種類について詳しく紹介しています。
ヒートショックを防ぐには家全体を均等に温め、各部屋の温度差を少なくするのがポイントです。
トイレやお風呂の脱衣場などの暖房器具がない場所には、パーソナル暖房などを活用しましょう。
以下の記事では、パーソナル暖房の種類について詳しく紹介しています。
冬の血圧上昇で気を付けるポイント4つ

冬の血圧上昇で気を付けるポイントを4つ紹介します。日々の行動を見直し、体にかかる負担を減らしましょう。
①防寒対策をする
寒暖差が血圧の上昇を引き起こします。外出時は手袋やマフラー、カイロを持つなど、防寒対策をしっかりしましょう。血管が集中している手首や首元を温めると、体を暖めるのに効果的です。散歩や運動は朝の寒い時間は避けて、暖かい日中に行うのがおすすめです。
②起床後はゆっくり行動する
朝の起床時が1日の中で最も血圧が上昇しやすいタイミングです。冬の起床時は、ゆっくりと起き上がってから行動を始めるようにしましょう。起床時間に合わせて暖房をつけて部屋を暖かくしておくことで血圧の急上昇を抑えられます。着替えや洗顔時なども部屋を快適な温度に設定し、体温より少し低い温度のお湯で手や顔を洗うのもおすすめです。
③脱衣所とお風呂の温度に注意する
寒い脱衣所で体が冷えた後に、急に熱いお風呂に入ることは避けましょう。熱すぎるお風呂は急激な血圧変動の原因となり、とても危険です。脱衣所も暖房器具を使って温め、お湯も40度以下に設定し、ゆっくり浸かるのがおすすめです。入浴時間が長いと心臓に負荷がかかるので、お湯に浸かるのは10分くらいを目安にしてください。
④睡眠をしっかりとる
睡眠時間が少ないと、交感神経が活発化して血圧が上昇し、高血圧や動脈硬化のリスクを高めてしまいます。さらに、睡眠不足は食欲を増幅させるので、肥満につながり、高血圧の原因となります。質の良い睡眠がとれるように生活習慣を見直しましょう。
【生活習慣】冬の高血圧のリスク対策5選
普段の生活習慣を改善することで、高血圧のリスクを減らせます。
①定期的に血圧を測定する

高血圧は自覚症状がないため、定期的に血圧を測定し毎日の健康管理に役立てましょう。朝晩1回ずつ、同じ時間に血圧を測る習慣をつけることがおすすめです。自宅で測定する場合、135/85mmHgを超えると高血圧の目安となります。
以下の記事では、家庭での血圧の測り方と注意点について詳しく紹介しています。
以下の記事では、家庭での血圧の測り方と注意点について詳しく紹介しています。
②塩分を取りすぎない

塩分の取りすぎは、血圧を上げる原因の1つです。冬は味覚の感度が低下するので、普段より濃い味付けが食べたくなる傾向があります。忘年会や新年会など年末年始はイベントが重なり、塩分を多く含む食事を食べる機会も増えるので、塩分の取りすぎに気を付けましょう。
③適度な運動をする

運動不足による肥満も血圧上昇の要因となります。適度な運動は血圧を下げてくれるので、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。運動を続けることが大切なので、習慣化できるように無理をせず、運動中はこまめな水分補給を心がけましょう。
④過度な飲酒を避ける

アルコール摂取後は一時的に血圧が低下しますが、起床時に高血圧になる可能性があります。起床時に血圧が高いと心筋梗塞などを起こしやすいため、休肝日を設けるなど、適度な飲酒を心がけましょう。
⑤禁煙する

タバコに含まれる化学物質は血管を収縮させる働きがあり、血圧を上昇させます。喫煙者は非喫煙者と比べて、心筋梗塞や脳梗塞になりやすいとされています。血圧が気になる方は、この機会に生活習慣を見直してみましょう。
アイリスオーヤマの血圧管理におすすめのアイテム
アイリスオーヤマでは、血圧を測定するのに便利な商品や体を芯から温めるのにおすすめの商品を取り扱っています。
上腕式血圧計/BPU-101

片手で腕に巻けて、ボタン1つで簡単に血圧測定できる血圧計です。最高血圧・最低血圧・脈拍などの測定ができます。シンプル設計で表示も大きく、測定結果が見やすいのが特徴です。WHO(世界保健機関)の血圧分類で、自分の血圧レベルをわかりやすく表示し、最新60回分のデータが保存できます。
国内メーカーと共同開発し、医療機器として認められた血圧計なので安心して使用できます。
別売りのACアダプター使用で、コンセントから給電が可能です。
国内メーカーと共同開発し、医療機器として認められた血圧計なので安心して使用できます。
別売りのACアダプター使用で、コンセントから給電が可能です。
上腕血圧計Bluetooth連動/BPU-104BLE

Bluetooth対応で、専用アプリを使ってスマートフォンから簡単に血圧管理ができる血圧計です。最高血圧・最低血圧・脈拍数・測定時間を送信し、グラフやリスト形式で表示可能です。アプリにはカレンダー機能やアラーム機能が搭載されており、測り忘れを防ぎます。腕に巻くカフには金属やゴム(ラテックス)が使用されていないため、アレルギー対策がされており、安心して使用できます。
別売りのACアダプターを使えば、コンセントから給電することも可能です。
別売りのACアダプターを使えば、コンセントから給電することも可能です。
重炭酸入浴剤 モイスクル 20錠

重炭酸イオンがお湯に溶け込み、入浴後も温浴効果が続く重炭酸入浴剤です。体を芯から温め、血行促進、保湿効果が期待できます。有効成分や保湿成分が配合されており、冷え性や乾燥肌の方にもおすすめです。無香料・無着色で敏感肌の方や赤ちゃん、ペットにも使えます。
冬は血圧チェックと高血圧のリスク対策を心がけよう

冬の寒さは血圧を上げる要因となり、命に関わる病気を誘発しやすくなります。毎日の血圧チェックと生活習慣を見直すことで、病気発症のリスクを減らせます。寒い冬を元気に過ごすために健康的な生活を心がけましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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