

筋肉料理研究家が実践!アイリスオーヤマの低温調理器「ポケットシェフ」でサラダチキンを作ってみた!
公開日:2023.10.06
最終更新日:2023.10.11
近年、時短ニーズや健康志向、物価上昇などのさまざまな理由から、コストを抑えながら高タンパク質・低カロリーで栄養を補給できるサラダチキンなどの低温調理食品に注目が集まっています。サラダチキンはコンビニなどにも置かれ、健康的な身体づくりをする人が手軽に食べられる料理としてもおなじみです。そんな中アイリスオーヤマから水や鍋を使わずに手軽に低温調理ができる「ポケットシェフ」が発売されました。今回は、健康的な身体づくりをモットーにレシピを開発している筋肉料理研究家Ryotaさんに「ポケットシェフ」をお試しいただき、サラダチキンのアレンジレシピも教えてもらいました。
INDEX

筋肉料理研究家Ryota
学生時代運動経験ゼロ・心の病で精神病院に入院するも、筋トレとお料理で立ち直り筋肉料理研究家に。現在は企業やメディアにレシピ提供を行う傍ら、毎日体を鍛えてボディメイクコンテストにも出場している。
カンタン便利な低温調理器とは

低温調理器とは、約50~70℃の低い温度で湯せんをキープし、食材をじっくりと加熱できるキッチン家電のこと。食材を袋に入れ、温度と時間を設定するだけで、カンタンに低温調理することができます。電気を使って温度の調整をするため、キッチンで付きっきりにならなくても大丈夫。また、温度をキープしてくれるので、焦げる心配や何度もひっくり返したりする必要もありません。一般的には鍋に入れて使用するタイプが主流です。
低温調理に向いている食材は?
低温調理は、じっくり熱を通すことで食材の柔らかさや旨味を保ったまま調理することができます。例えばフライパンでハンバーグを作ると、加熱している間に固くなってしまい、肉汁が流れ出てしまいジューシーさが失われてしまうことがあります。
低温調理器を使えば、タンパク質の破壊や水分の放出を防ぐことができるため、しっとり柔らかく仕上げることができます。そのため、お肉やお魚の調理などに向いています。 また、調理の熱で栄養素が壊れにくいため、野菜の下茹でや温野菜の調理にも向いています。
アイリスオーヤマの新商品!低温調理器「ポケットシェフ」

アイリスオーヤマから新たに発売された「ポケットシェフ」は、水や鍋を使わず手軽に低温調理できるポーチ型の低温料理器。低温でじっくりと温め、肉汁や旨味を食材にぎゅっと閉じ込めまることができます。
使い方はカンタンで、耐熱袋※1に食材を密閉して本体にセット※2し、温度と時間を設定するだけで、初めての方でも手軽に低温調理※3ができます。
使い方はカンタンで、耐熱袋※1に食材を密閉して本体にセット※2し、温度と時間を設定するだけで、初めての方でも手軽に低温調理※3ができます。
本体は約24㎝四方、厚さも1㎝とコンパクトで薄くてかさばらず、収納場所にも困らないので、使いたいときにサッと使えるのも魅力の1つ。
魚のコンフィやローストビーフ、チャーシューなどの時間と手間のかかる料理から、ピクルス、もものコンポートなどの前菜やデザートまで「ポケットシェフ」1つで手軽にさまざまな料理ができます。
※1:調理中の液体漏れや破損を防ぐため、耐熱袋はチャック付きの耐熱100℃以上のもので、毎回新しいものを使用してください。
※2:調理の際は、なるべく耐熱袋内の空気を抜き、食材を本体にセットする際は、必ず本体の2/3より下に収まるようにしてください。 本体内部のセンサーに食材が触れると調理が停止する恐れがあります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
※3:低温調理は高温による殺菌ができないため、食中毒となるリスクを伴わないよう、正しい調理方法で行ってください。
魚のコンフィやローストビーフ、チャーシューなどの時間と手間のかかる料理から、ピクルス、もものコンポートなどの前菜やデザートまで「ポケットシェフ」1つで手軽にさまざまな料理ができます。
※1:調理中の液体漏れや破損を防ぐため、耐熱袋はチャック付きの耐熱100℃以上のもので、毎回新しいものを使用してください。
※2:調理の際は、なるべく耐熱袋内の空気を抜き、食材を本体にセットする際は、必ず本体の2/3より下に収まるようにしてください。 本体内部のセンサーに食材が触れると調理が停止する恐れがあります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
※3:低温調理は高温による殺菌ができないため、食中毒となるリスクを伴わないよう、正しい調理方法で行ってください。
筋肉料理研究家Ryotaさんがお試し!「ポケットシェフ」の実力は?

今回はパーソナルトレーナー・料理研究家として活躍しながら毎日体を鍛えてボディメイクコンテストにも出場しているRyotaさんに「ポケットシェフ」を試してもらいました。Ryotaさんは自身のブログやSNSで「食べて痩せる」をモットーに、さまざまなレシピを公開しています。そこで、Ryotaさんにポケットシェフを試してもらった感想を伺いました。
――「ポケットシェフ」を使用してみて、率直な感想を教えてください!
本体が薄くコンパクトで組み立てなども不要なため、ストレスフリーで使用することができました。特に私は毎日料理をするため、キッチンは食材や調理器具で溢れているので、場所を取らずに調理できるのは非常に良いと思います。後片付けもラクなのも嬉しいポイントです。また、温度やタイマーの設定が非常にシンプルで分かりやすく、初めて低温調理器を使う方でもカンタンに使えると思います。
――出来映えや味はいかがでしたか?
今回サラダチキンをメインで作ったのですが、しっとり仕上がっていたのはもちろん、調味料が鶏むね肉にしっかり浸透していて、噛むとジュワッと肉汁が溢れてジューシーな口当たりが楽しめました。
――「ポケットシェフ」はどんな人におすすめですか?
一人暮らしで、調理スペースがあまり広くない部屋に住んでいる方は特におすすめだと思います。また、私のように頻繁に料理をしてキッチンの整理整頓に悩んでいる方や、あまり料理はしないけれどボディメイクをしていて、タンパク質の摂取に重きを置いている方にもおすすめだと思います!
筋肉料理研究家Ryotaさんおすすめレシピ
続いてRyotaさんに、ポケットシェフでサラダチキンを作ってもらいました。Ryotaさんのレシピの中でも大人気のサラダチキンのアレンジレシピも教えてもらったので、ぜひお試しください。
①基本のサラダチキン

■材料■(2人分)
むね肉・・・1枚(約300g)
レモン汁・・・小さじ3
砂糖・・・小さじ1
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/2
むね肉・・・1枚(約300g)
レモン汁・・・小さじ3
砂糖・・・小さじ1
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/2
■作り方■
1.鶏むね肉の皮を取り除く。
2.保存袋に材料を入れて空気を抜いて口を閉じ、鶏肉にツヤが出るまで揉み込む。
1.鶏むね肉の皮を取り除く。
2.保存袋に材料を入れて空気を抜いて口を閉じ、鶏肉にツヤが出るまで揉み込む。

3.ポケットシェフ本体に保存袋を入れる。

4.80℃/120分に設定して調理開始。
5.調理終了後、本体から取り出し粗熱を取る。

6.食べやすい大きさに切り、お皿に盛り付けて完成。

まずは説明書のレシピどおりにサラダチキンを作ってみました。鶏むね肉とは思えないほどしっとりジューシー!レモン汁のおかげで後味にほんのりさっぱりとした風味が感じられて、どんな味付けにも合いそうな味わいです。

②サラダチキンのカプレーゼ風

■材料:2人分■
鶏むね肉・・・1枚(約300g)
(A)レモン汁・・・大さじ1/2
(A)砂糖・・・小さじ1
(A)塩・・・小さじ1/3
(A)粉チーズ・・・小さじ1
・トマト・・・1個(約200g)
・バジル・・・適量
鶏むね肉・・・1枚(約300g)
(A)レモン汁・・・大さじ1/2
(A)砂糖・・・小さじ1
(A)塩・・・小さじ1/3
(A)粉チーズ・・・小さじ1
・トマト・・・1個(約200g)
・バジル・・・適量
★調味料
塩・・・ひとつまみ
粗挽き黒こしょう・・・ひとつまみ
オリーブオイル・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
粗挽き黒こしょう・・・ひとつまみ
オリーブオイル・・・大さじ1
■作り方■
1.鶏むね肉は皮を取り除いて保存袋に(A)と一緒に入れて揉み込み、ポケットシェフに入れて80℃/120分に設定しサラダチキンを作る。
2.トマトはヘタをくり抜いて1.5cm幅の半月切りにする。
1.鶏むね肉は皮を取り除いて保存袋に(A)と一緒に入れて揉み込み、ポケットシェフに入れて80℃/120分に設定しサラダチキンを作る。
2.トマトはヘタをくり抜いて1.5cm幅の半月切りにする。

3.1を1.5cm幅のそぎ切りにする。

4.お皿に2、3、バジルを並べ、★と保存袋に残った調味料をかけて完成。

サラダチキンの下味にレモン汁と粉チーズを加えることで、モッツァレラチーズのような風味を再現しました。食感はジューシーなのにほんのりチーズのコクが感じられて、トマトやバジル、オリーブオイルとの相性もバツグンの味わいです。ダイエットなどのボディメイクにはもちろん、ワインと一緒に食べるのもおすすめです。
③サラダチキンのポキ風丼

■材料■(2人分)

温かいごはん・・・2人分
鶏むね肉・・・1枚(約300g)
(A)料理酒・・・小さじ1
(A)しょうゆ・・・小さじ1
(A)みりん・・・小さじ1
(A)ごま油・・・小さじ1
アボカド・・・1個(約220g)
紫玉ねぎ・・・1個(約150g)
刻みネギ・・・適量
白いりごま・・・適量
鶏むね肉・・・1枚(約300g)
(A)料理酒・・・小さじ1
(A)しょうゆ・・・小さじ1
(A)みりん・・・小さじ1
(A)ごま油・・・小さじ1
アボカド・・・1個(約220g)
紫玉ねぎ・・・1個(約150g)
刻みネギ・・・適量
白いりごま・・・適量
★わさび醤油
しょうゆ・・・大さじ1
練りわさび・・・小さじ1
しょうゆ・・・大さじ1
練りわさび・・・小さじ1
■作り方■
1.鶏むね肉は皮を取り除いて保存袋に(A)と一緒に入れて揉み込み、ポケットシェフに入れて80℃/120分に設定しサラダチキンを作る。
1.鶏むね肉は皮を取り除いて保存袋に(A)と一緒に入れて揉み込み、ポケットシェフに入れて80℃/120分に設定しサラダチキンを作る。
2.アボカドは縦に切り込みを入れてぐるりと回して縦半分に切り、種を取り除いてくり抜き1.5cm角に切る。紫玉ねぎは半分に切って繊維を断つように薄切りにし、サッと水にさらして水気を切る。
3.1を1.5cm角に切り、ボウルで保存袋の調味料ごとアボカドと和える。

4.丼にごはんを盛り、紫玉ねぎ、3を乗せ、刻みネギと白いりごまをちらし、★を回しかけて完成。

サラダチキンをマグロに見立てた、ハワイ料理の「ポキ丼」風の一品。料理酒とみりんで作ったサラダチキンはとろりとした口当たりで、アボカドのコクや紫玉ねぎのシャキシャキ食感にもよく絡みます。濃厚な味わいながらも後味さっぱりで、がっつり食べたいときはもちろん、お休みの日のブランチなどにもおすすめの一品です。
「ポケットシェフ」で手軽に低温調理を楽しもう

コンパクトなサイズで、本格的な低温調理が楽しめる、アイリスオーヤマの「ポケットシェフ」。一人暮らしで調理スペースが少ない人はもちろん、手軽に低温調理を試したい人や、健康に気を使っている人にもおすすめしたいキッチン家電です。また、ほったらかしで調理ができるので、「ポケットシェフ」におまかせして他の家事をすることもできます。サラダチキン以外にもさまざまな低温調理ができるので、さまざまな料理にチャレンジしてみてください。