「キレイになった」がひと目で分かる! アイリスオーヤマの布団クリーナーを家電ライターがレビュー

「キレイになった」がひと目で分かる! アイリスオーヤマの布団クリーナーを家電ライターがレビュー

毎日使うものだからこそ、清潔に保っておきたい布団。あまり汚れているように見えなくても、実は布団の表面や内部にアレル物質のもとになる花粉やダニやほこりがひそんでいることがあります。今回は、そんな布団ケアに取り入れてほしいアイリスオーヤマの布団クリーナー「FCA-22H-C」をご紹介します。

「キレイになった」がひと目で分かる! アイリスオーヤマの布団クリーナーを家電ライターがレビュー

家電ライター | 田中真紀子

最新家電情報をいち早く入手し、雑誌やウェブで紹介する家電ライター。自宅には、常時200を超える家電が並び、実生活で使用しながら主婦目線で執筆、提案しています!

毎日使う布団のケアはとても重要

布団で寝る子供
お手入れしていない布団の表面や内側には、アレル物質が蓄積されています。代表的なのがダニ由来のもの。ダニは高温多湿の環境を好むため、湿気を持った布団が大好きです。ダニは1年中発生すると言われていますが、特にこれから気温が上がる梅雨~夏は多く発生するため、注意が必要です。
ダニだけではなく、こちらも1年通して飛散されている花粉に悩まされる人も多いと思います。「お天気がよくて気持ちいいから」と布団を外に干したり、外出時に洋服や髪についた花粉をそのまま室内に運び込んでしまうと、花粉が布団にくっついてしまいます。
そのため、目に見えて汚れていなくても日頃の布団ケアはとっても大事。布団を干すことも大切ですが、天日干しだけでダニを全て駆除することは難しく、更に季節や天候によって干せないこともあります。そんな時には、布団乾燥機や布団クリーナーが有効です。布団乾燥機で高温で乾燥させれば布団内部のダニが死滅しやすくなりますし、死滅したダニや気になる花粉やハウスダストも布団クリーナーで取り除けば、快適な状態を保てるというわけです。そこで、アイリスオーヤマの布団クリーナー「FCA-22H-C」をご紹介します。

アイリスオーヤマのハイパワー布団クリーナー「FCA-22H-C」とは?

アイリスオーヤマのふとんクリーナー
今回使用した布団クリーナー「FCA-22H-C」は、パワーヘッドを搭載したアイリスオーヤマのハイパワーモデル。「超ワイドたたきパッド」が毎分14,000回と高速振動し、繊維の間に潜むアレル物質やゴミを浮き上がらせ、毎分2,000回転する4本のブラシが髪の毛やペットの毛をしっかり掻き出してから一気に吸い取ります。これにより、「3分間で99%以上のハウスダストが除去できる」そう!

やさしいアイボリー色で、収納時のサイズは、幅約30cm×奥行約16.7cm×高さ約42cm、重量は約2.2kg(電源コード含む)なのでとてもコンパクトです。

※ELISA法において、ダニのふんや死骸などからなるアレル物質を含むテストダストをマットレスに散布し、吸引前後にクリーナーの重量及びテストダストのアレル物質含有率を測定。
ふとんクリーナーのヘッドの裏
ヘッドの裏には、たたきパッドとブラシを搭載していて、これで高速振動し、ゴミを吸い込むのだとか。
ふとんクリーナーのヘッドの裏
見た目はコードレススティック掃除機を短くしたような感じですが、こちらはコード付き。そのため長時間使ってもバッテリー残量を気にせず、パワフルな吸引力を持続します。一方、コード付きだとコンセントの位置によっては布団の隅まで届かないのでは…と心配になりますが、その心配も無用。何しろコードの長さが4mもあるのです。
よほど広い部屋でなければ、コードが長いので寝室のどのコンセントに挿しても布団の隅から隅まで届きそう。
ふとんクリーナーの切り替えボタン
操作方法はシンプルで、手元の「モード切替ボタン」を押すたびに「標準」「たたきなし」と切り替わり、長押しすると「ターボ」と切り替わります。やはり直感的に迷わず使えるのがいいですね。
モード切替ボタンはハンドル部にあるので、掃除しながら適宜サッと切り替えができます。
布団クリーナーの3種類のモード
運転中のモードはランプが点灯して表示してくれるので、わかりやすくていいですね。

汚れの量はLEDの色で一目瞭然

布団クリーナーの3種類のモード
早速我が家の布団で試してみました。本体重量が2.2kgと少し重めでしたが、布団に乗せて電源を入れるとスーッと軽い力で前後に動かせます。逆にこの重量感が布団との密着性を高め、振動がしっかり布団に届いているようです。
「標準」で運転すると、ダダダダダ…と力強く振動しながら吸引していきます。
布団クリーナーの3種類のモード
手前をかけているときは、ハンドルは立て気味に。ハンドルの可動角度が75度と自在に動くため、体勢を変えずに広範囲を一気にかけることができます。
布団クリーナーの3種類のモード
奥に押し込むと、ハンドル部がスーッと倒れるため、一度で広範囲をキレイにすることができます。
緑色に光るダストカップ
また、汚れをためておくダストカップ全体が緑色に光っていたのですが、実はこれ「ハウスダストは少ない」という合図。この布団クリーナーには「高感度ダニちりセンサー」が搭載されていて、約20μmまでのダニ・ちり・花粉などのハウスダストの量をLEDランプ3色で教えてくれるのです。ちなみにスギ花粉は約30〜40μm、ダニアレルゲンが〜50μmなので、どちらもばっちり検知してくれ、ハウスダストが少ないと緑色のランプが光ります。

※遊び毛の多い生地や、内部の汚れが多い寝具などは長時間掃除しても緑ランプが点灯しない事があります。
緑色に光るダストカップ
ハウスダストが少し多いと黄色のランプが点灯します。
赤色に光るダストカップ
ハウスダストが多いと赤色ランプが点灯しますが、このランプが本当に便利!何しろ、もともと目に見えない・見えにくいサイズのハウスダストを取り除こうとしているわけですから、どれほど掃除をしたらキレイになるのか、見当がつきません。でも、このようにランプでお知らせしてくれると、「キレイになったな」と安心することができます。

気になるお手入れも、使い捨てフィルターと水洗いでカンタン!

フィルターに付着したごみ
使い終わった後に気になるのはお手入れ方法。この布団クリーナーはダストカップに直接ゴミがたまるタイプのため、ダストカップからゴミを出して捨てる必要があります。実際に外してみると、フィルターにはびっしりと細かいゴミがついていました。
これだけ見ると、お手入れが大変そう!と思いますが、実はこの外側のフィルターは「使い捨てフィルター」。これを一枚外せば、そこそこゴミがついていない状態のフィルターが現れます。
ダストカップ
完全にキレイというわけではありませんが、この状態なら、まだまだ使えます。
そのため、使用後のお手入れは、ダストカップのゴミと、「使い捨てフィルター」をポイっと捨てて交換するだけ。使い捨てフィルターは購入時に25枚付属(1枚は本体に装着済み)しています。
使い捨てフィルター
使い捨てフィルターは25枚入りで別売りしています。ECサイト等で追加購入できるので、なくなっても安心ですね。
水洗いしている様子
ダストカップ、集じんフィルター、回転ブラシは汚れが気になったら水洗いできるのも嬉しいポイントです。

キレイをキープするための使いやすさが充実した「FCA-22H-C」

部屋においてある布団クリーナー
今回「FCA-22H-C」を使用してみて感じたのは、自立するため、常にベッドサイドや部屋の隅など手が届きやすい場所に置いておき、使いたいときにハンドルをサッとつかんで持ち運べるのが便利だと思いました。また、コードが長いため、コードの挿し替えや布団の隅に届きにくいといったストレスもゼロ。軽い力でスイスイ動かせるので、面倒も感じません。
そして、これぞ布団クリーナーに必要な機能!と実感したのは、ハウスダストの量をLEDで教えてくれる「高感度ダニちりセンサー」です。目に見えないハウスダストの量をダストカップ全体が光って教えてくれるので、赤から緑になったときに、キレイを実感しやすいのです。さらに達成感も感じられるのでモチベーションにつながり、「また掃除しよう」と思えます。
吸引力と使いやすさを兼ね備えていて、価格は1万円台とリーズナブル。布団クリーナーは、布団を清潔に保つために、ぜひ取り入れてほしいアイテムですので、まだ使ったことがないという人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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