カーペットの掃除方法|基本や原因別のやり方、やってはいけない注意点も解説

カーペットの掃除方法|基本や原因別のやり方、やってはいけない注意点も解説

カーペットは、皮脂や汗、髪の毛、食べこぼしなどの汚れが蓄積しやすく、放置するとシミやニオイ、ダニやカビの発生につながることがあります。清潔な状態を保つためには、汚れの原因に合わせた適切な掃除方法を知っておくことが大切です。カーペットが汚れる原因や掃除の頻度、基本の掃除方法に加え、汚れの種類別の対処法や掃除の際の注意点を解説します。

カーペットの掃除方法|基本や原因別のやり方、やってはいけない注意点も解説

+1Day編集部

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カーペットが汚れる4つの原因

カーペットの汚れ
カーペットの汚れは繊維の隙間に入り込むため、見た目はキレイでも奥にたまっていることがあります。汚れを放置すると、シミやニオイ、カビの原因になることもあるため注意が必要です。まずは、カーペットが汚れる主な原因を確認しておきましょう。

原因①|皮脂や汗

皮脂は毛穴の近くにある皮脂腺から分泌されるため、素肌や髪の毛がカーペットに触れると付着します。また、人は季節を問わず汗をかくため、気づかないうちに汗もカーペットへ染み込んでいます。皮脂や汗は時間の経過とともに酸化し、黄ばみやニオイの原因になります。また、皮脂や汗、角質は細菌やダニのエサとなるため、放置すると繁殖が進み、汚れやニオイの原因になることもあります。

原因②|髪の毛やペットの毛

人の髪の毛は1日に50~100本抜けるといわれており、日常生活の中で床にも落ちています。長い髪の毛はカーペットの繊維に絡まりやすく、掃除機だけでは取り除けないこともあります。長毛種のペットを飼っている場合も同様です。髪の毛やペットの毛が繊維に絡まると、さらにホコリを巻き込み、大きなゴミになってしまいます。

原因③|食べこぼしや飲みこぼし

食べこぼしや飲みこぼしを放置すると、カーペットに染み込み取り除きにくくなります。時間が経ってしまうと、繊維の奥に残り、シミやニオイの原因となります。食べこぼしや飲みこぼしは細菌やカビのエサにもなるため、気づいたら早めに対処し、こまめに掃除をしましょう。

原因④|ホコリの蓄積

衣類などの繊維や髪の毛、皮膚から剥がれ落ちた角質、フケなどは、日常生活の中で少しずつホコリとなり、カーペットにたまります。ホコリが繊維の奥にたまると、表面がざらついたり、全体的にくすんで見えたりすることがあります。

カーペット掃除の頻度

カーペットに掃除機をかける人
カーペットを清潔に保つには、日常的なお手入れに加え、定期的にしっかり掃除することが大切です。シミやニオイ、カビを防ぐためにも、汚れの程度に合わせてお手入れを行いましょう。

【週に数回】掃除機を使った普段の掃除

週に数回を目安に、掃除機や粘着ローラーでホコリやゴミを取り除きます。ペットや小さな子どもがいる家庭では、掃除の回数を増やすと清潔な状態を保ちやすくなります。掃除の間隔が空くとホコリやゴミが蓄積し、空気中に舞いやすくなるため、定期的なお手入れを心がけましょう。

【月に1~2回】雑巾を使った拭き掃除

月に1~2回は拭き掃除を行い、食べこぼしや飲みこぼしなどで繊維の奥に残った汚れを落とします。作業中は窓を開けて換気を行うのがおすすめです。洗濯表示を確認し、対応しているカーペットであれば天日干しをしてしっかり乾燥させましょう。

【年に数回】カーペットを洗濯して徹底掃除

日常的な掃除や拭き掃除をしていても、カーペットの繊維の奥には取り切れなかった汚れが少しずつ蓄積します。夏前や冬前などの季節の変わり目や、カーペットを交換するタイミングで洗濯するのがおすすめです。丸洗いできないカーペットもあるため、事前に洗濯表示を確認しておきましょう。

【基本】カーペットの掃除方法

汚れを放置すると、繊維にこびり付いて落としにくくなるだけでなく、カビやダニの原因になることもあります。気づいたらできるだけ早めに対処することが大切です。まずは、基本の掃除方法を押さえておきましょう。

①ブラシでホコリやゴミをかき出す

カーペットにブラシをかける
繊維の奥に入り込んだホコリやゴミは、掃除機をかけるだけでは取れないこともあるため、ブラシを併用するのがおすすめです。毛並みを起こすようにやさしくブラッシングしましょう。やわらかいブラシは細かなホコリに、やや硬めのブラシは髪の毛やペットの毛を取り除くのに適しています。繊維に沿って一定方向にブラッシングすると、毛並みが整いやすく、繊維を傷めにくくなります。

②掃除機をかける

掃除機のヘッド
掃除機は毛並みに沿ってゆっくりとかけると、奥にたまったゴミまで吸い取りやすくなります。毛並みに逆らう方向にかけると、ゴミが繊維の奥へ入り込みやすくなることがあるため注意しましょう。毛並みに沿ってかけた後は、仕上げに横方向からもかけると、より効果的です。動かす速度はゆっくりを意識しましょう。

③粘着ローラー(カーペットクリーナー)を使う

粘着ローラーを使いゴミをとる
日常生活の合間でも気軽に使えるのが粘着ローラーです。掃除機では取り切れない髪の毛や糸くずを取り除くのに役立ちます。毛並みに逆らう方向へゆっくり転がすのがポイントです。粘着力が強すぎる製品は繊維を傷める可能性があるため、カーペットに適したタイプを選びましょう。

④拭き掃除をする

カーペットの拭き掃除
カーペットの拭き掃除は、洗濯用洗剤を薄めた水に雑巾を浸し、固く絞ってから拭き取ります。毛並みを起こすように、軽い力で繰り返し拭くのがポイントです。汚れが落ちにくい場合は、カーペット用洗剤を使用しても良いでしょう。洗剤を使った後は、水で絞った雑巾で洗剤成分をしっかり拭き取ります。

拭き掃除の後は、風通しの良い場所で十分に乾燥させることが大切。洗濯表示で天日干しが可能な場合は、日光に当ててしっかり乾かすのがおすすめです。汚れは時間が経つほど落としにくくなるため、気になる部分は早めに対処しましょう。

【汚れの原因別】カーペットの掃除方法

コーヒーがこぼれたカーペット
基本のお手入れを押さえたら、汚れの原因別の掃除方法も知っておきましょう。汚れの種類に適した方法で対処することで、より落としやすくなります。

奥に入り込んだ髪の毛やペットの毛を取る方法

髪の毛やペットの毛が繊維の奥に入り込むと、掃除機や粘着ローラーだけでは取りにくくなります。皮脂やフケ、食べかすなどはダニの栄養源にもなるので、こまめな掃除を心がけましょう。ゴム手袋を着用して、カーペットの表面を円を描くようにこすると毛が集まりやすくなります。

油性のシミを取る方法

食用油や口紅などの油性のシミには、消毒用アルコールやベンジンを使用する方法があります。ただし、素材によっては変色や繊維を傷める原因になるため、必ず目立たない場所で試してから使用してください。シミはこすらず、押し当てるようにして汚れを移し取るのがポイントです。作業中は窓を開けて換気を行い、ゴム手袋を着用して薬剤が肌に直接触れないよう注意しましょう。
<手順>
1.シミの周囲を軽く湿らせ、薬剤を付けた白いタオルをシミに押し当てる
2.シミの色がタオルに移ったら、同じ作業を繰り返す
3.水に浸して固く絞った雑巾で、汚れや薬剤を拭き取る

水性のシミを取る方法

緑茶やコーヒーなどの水性のシミには、カーペット用洗剤を使用します。シミが広がらないよう、外側から内側に向かって作業するのがポイントです。
<手順>
1.シミの周囲を水で湿らせ、スプレーでカーペット用洗剤を吹きかける
2.カーペットに白地のタオルをかぶせ、ヘラなどを使って洗剤を絞り出すように汚れをかき出す
3.シミの色がタオルに移ったら、同じ作業をシミがなくなるまで繰り返す
4.水に浸して固く絞った雑巾で、汚れや洗剤を拭き取る

ペットのフンやおしっこ汚れを取る方法

ペットを飼っていると、粗相によるシミやニオイが気になることがあります。汚れはできるだけ早く処理することが大切です。時間が経ってシミが残ってしまった場合は、酸素系漂白剤を使ったお手入れ方法もあります。ただし、素材によっては変色する可能性があるので、事前に目立たない場所で試してから使用しましょう。
<手順>
1. 50℃程度のお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤を溶かす
2. シミ部分にスプレーする
3. タオルで軽く叩くようにして汚れを移し取る
4. 落ちにくい場合は数回繰り返す
5. 最後に水拭きをして洗剤成分を取り除く

ダニを除去する方法

掃除機をこまめにかけ、ダニの死骸やフン、ホコリを取り除くことで繁殖を防ぎやすくなります。ダニ対策用スプレーを活用し、駆除と予防をあわせて行うのも効果的です。また、丸洗いやクリーニングによってダニのエサとなる汚れを取り除くことも大切です。

ダニは高温と乾燥に弱いため、布団乾燥機やスチームアイロンなどを活用する方法もあります。天日干しは湿気対策には役立ちますが、ダニ対策としては熱処理や掃除機がけと組み合わせるとより効果的です。

カーペットの掃除でしてはいけないこと3つ

洗剤とブラシで汚れを落とす
カーペットは掃除方法を間違えると、繊維を傷めたり、かえって汚れが落ちにくくなったりすることがあります。掃除の際の注意点を確認しておきましょう。

①強い洗剤や漂白剤を使う

素材に適さない洗浄力の強い洗剤や漂白剤は、カーペットにダメージを与えたり、変色や脱色、まだら模様になる場合があるので、使うのは控えましょう。まずは水または薄めた中性洗剤で試し、落ちない場合は素材に合った専用クリーナーを検討してください。

②硬いブラシを使う

ブラシはカーペットの奥に入り込んだホコリやゴミをかき出すのに便利ですが、硬すぎるブラシは繊維を傷めたり、毛足が抜けたりする原因になります。毛足の長いカーペットには、ゴム製やシリコン製などやわらかい素材のブラシがおすすめです。ブラシは力を入れすぎず、やさしく使いましょう。

③熱いお湯を使う

血液や牛乳、卵などのたんぱく質を含む汚れは、熱いお湯で固着することがあります。また、繊維を縮ませたり傷めたりする可能性にもなります。掃除にはぬるま湯と中性洗剤を使用すると良いでしょう。

カーペットの掃除にあると便利なアイテム

お手入れに便利なアイテムがあれば、普段の掃除がラクになり、ダニやカビなども防げます。カーペットの掃除に便利なアイリスオーヤマのアイテムを紹介します。    

軽量紙パック布団クリーナー /FBD-41-W

アイリスオーヤマの布団クリーナー
1kg未満の軽量コードレス設計で持ち運びしやすく、布団だけでなくカーペットやソファ、車内の掃除にも活躍するクリーナーです。ホコリ感知センサーを搭載しており、ゴミの量を確認しながら効率良く掃除できます。

ソフトブラシとゴムブレード、たたき機能でゴミやハウスダストをかき出して吸引しやすい設計も特徴です。紙パック式なのでゴミ捨ても簡単。抗菌・抗臭加工により、衛生的に使えます。

カーペットクリーナー /NC-DH

アイリスオーヤマのカーペットクリーナー
ななめカット仕様でシートをスムーズにはがせるクリーナーです。ホコリや髪の毛、ペットの毛、食べかすなどをしっかり吸着します。小回りが利くハンディタイプなので、気づいたときに手軽に掃除できるのも魅力です。横から入れられる収納ケースも付いています。

リンサークリーナー/ RNSP-P500

アイリスオーヤマのリンサークリーナー/ RNSP-P500
自動散水と強力吸引を搭載し、布製品の汚れを水と一緒に吸い取るクリーナーです。ブラシ付きハンドツールにより、食べこぼしや皮脂汚れなどもこすり洗いできます。約40℃までの温水に対応しており、皮脂などの落ちにくい汚れにも対応。タンクやハンドツールは取り外して丸洗いできるため、清潔な状態を保ちやすいのも魅力です。
カーペットの汚れを落とすクリーナーについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。

定期的に掃除をしてカーペットをキレイに保とう

カーペットに触れる手
カーペットは気づかないうちにさまざまな汚れが付いてしまうもの。見た目はキレイでも、カーペットの奥に入り込んでいることもあります。便利な掃除アイテムも上手に活用しながら、快適で気持ちの良い住まいを維持しましょう。
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