部屋の換気、時間の目安と頻度は？効率良く空気を入れ替える3つの方法
公開日：2023.10.13
最終更新日：2023.10.13
部屋の換気を定期的に行うことで、空気中の有害物質・ニオイや湿気を排出したり、新鮮な酸素を取り込んだりできます。換気をする頻度や時間の目安、窓を開けたくない季節の換気方法について解説します。効率良く空気を入れ替える方法を知って、部屋の空気をキレイにしましょう。
INDEX
- 部屋を換気する4つのメリット
- ①有害物質を外に出せる
- ②ニオイを排出できる
- ③酸素を取り入れられる
- ④湿気対策になる
- 部屋を換気する目安時間や頻度、おすすめの時間帯
- 1時間に5分程度の換気を2回以上
- 24時間換気システムは常に使用する
- 部屋に人がいる時間帯に換気をする
- 窓を開けたくない季節の換気方法
- 夏はエアコンをつけたまま換気する
- 冬は短時間で効率良く換気する
- 花粉の時期は飛散量が少ない時間帯に換気する
- 効率良く換気をする3つのコツ
- 風の通り道を作る
- 扇風機やサーキュレーターを使う
- 換気扇や給気口を掃除しておく
- 部屋の換気効率をアップさせるアイリスオーヤマのおすすめ家電
- サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ／PCF-SC15T-EC
- サーキュレーターDCモーター／PCF-BD15T
- サーキュレーター付加湿空気清浄機／CHA-A55-C
- 加湿空気清浄機 10畳 ／AAP-SH20A
- 換気する時間や頻度を知って、効率良く空気を入れ替えよう
＋1 Day 編集部
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部屋を換気する4つのメリット
換気とは空気を外に出すことではなく、新鮮な空気と汚れた空気を入れ替えること。部屋を換気するメリットから紹介します。
①有害物質を外に出せる
部屋を換気するメリットは、有害物質を外に出せること。部屋の中にはホコリやダニ、花粉などの有害物質が飛んでいます。換気をすれば有害物質で汚れた空気を、外のキレイな空気と入れ替えられます。
②ニオイを排出できる
部屋のニオイが排出できるのも換気のメリットです。食べ物や調理中のガス、ペットやタバコなど、部屋の中にはさまざまなニオイがこもりがち。換気をしないと部屋や廊下にニオイがこもったままになってしまいます。
③酸素を取り入れられる
換気をすることで部屋の中に酸素を供給できます。呼吸により、部屋には二酸化炭素が溜まっていきます。二酸化炭素の濃度が高すぎると、頭痛や集中力の低下を引き起こす可能性も。換気すると新鮮な酸素が部屋に入り、頭がすっきりすると言われています。
④湿気対策になる
湿気を逃せるのも部屋を換気するメリットのひとつです。換気不足だと部屋の湿気が外へ逃げないので、カビが発生する可能性もあります。定期的に換気をして適切な湿度を保ちましょう。
部屋を換気する目安時間や頻度、おすすめの時間帯
1時間に5分間の換気を2回以上すると、部屋の空気を適切に入れ替えられると言われています。在宅時は積極的に換気したいタイミング。窓を開けて換気することに加えて、24時間換気システムがついている場合は常に使用しましょう。
1時間に5分程度の換気を2回以上
窓を開けて部屋を換気する時間の目安は、1時間に5分程度を2回以上が、厚生労働省による推奨の時間と頻度です。窓を開けっ放しにするのが難しい場合は、窓を開ける時間を短くして、換気の回数を増やすと良いでしょう。
出典：厚生労働省「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
出典：厚生労働省「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
24時間換気システムは常に使用する
24時間換気システムがついている場合は常に稼働させておきます。2003年7月以降に建てられた建物には、24時間換気システムが必ずついています。部屋の天井や壁にある換気口から空気が排出されるシステムなので、換気口も忘れずに開けておきましょう。
24時間換気システムがない場合でも、洗面所やトイレ、浴室の換気扇を回して家全体の換気することが重要。ただし換気扇だけでは排気のみで、外の空気を取り込めないので、必ず窓を開けるのがポイントです。
部屋に人がいる時間帯に換気をする
24時間換気システムは常に使用しながら、それに加えて部屋に人がいる時間帯に、窓を開けて換気するのがおすすめです。リビングにたくさん人がいると、空気の汚れが溜まりやすくなります。
ニオイが発生する調理後、湿気が発生する入浴後なども換気に適したタイミング。湿度対策として、1日の中で湿度が低いと言われている12～14時頃に換気すると良いでしょう。
窓を開けたくない季節の換気方法
夏や冬は外気温と室温の差が激しく、窓を開けたくないときもありますが、空気の入れ替えは必要です。季節ごとに換気のコツを解説します。
夏はエアコンをつけたまま換気する
外気温が高い夏は、エアコンをつけたまま窓を開けて換気をしましょう。エアコンは部屋の空気を循環させて室温を調整しているだけなので、換気機能を搭載している機種を除き、外の空気との入れ替えはできません。
窓を開けるたびにエアコンを止めると、起動時の負荷がかかり余分に電力が必要となります。エアコンは部屋の中の空気を循環させるので、つけたまま窓を開けると効率良く換気ができます。
冬は短時間で効率良く換気する
外気温が低い冬は、寒さが入り込まないよう短時間で効率良く換気するのがコツ。窓を開ける時間を短めにしたり、キッチンの換気扇を活用したりしましょう。エアコンを使う場合は夏同様、つけたまま換気をします。できるだけ暖房器具から離れた場所の窓を開けるのも良い方法です。
花粉の時期は飛散量が少ない時間帯に換気する
花粉の時期は飛散量が少ない朝10時までに換気をすると、部屋に花粉が入りにくくなります。11時以降は気温の上昇とともに花粉が飛びやすくなる時間帯。レースのカーテンをしたまま、窓を細く開けて換気すると花粉の流入量を減らせます。
換気後は花粉の溜まりやすい窓際に掃除機をかけたり、水拭きしたりすると良いでしょう。空気清浄機を使用するのもおすすめです。
効率良く換気をする3つのコツ
窓や扉を2ヵ所開けて風の通り道を作ると、効率良く換気できます。窓のない部屋では扇風機やサーキュレーターを使いましょう。加えて、外気を取り入れる換気扇や給気口を掃除しておくと、より換気効率がアップします。
風の通り道を作る
効率良く換気するには、風の通り道を作るのがコツ。窓と対角線上の窓か扉を開けて、風が通るようにします。対角線の距離が長いほど効率的に換気ができます。対角線上に窓や扉がない部屋では、左右の端など、できるだけ離れた位置の窓や扉を開けましょう。
窓を開けるのに抵抗がある場合は、浴室やキッチンの換気扇を作動させると、少し窓を開けるだけで空気の通り道ができます。
扇風機やサーキュレーターを使う
窓のない部屋は扇風機やサーキュレーターで換気するのがおすすめです。扉を開け、部屋の外へ向けて扇風機やサーキュレーターで送風すると、汚れた空気を室外へ出せます。窓のある部屋では、窓に向けて扇風機やサーキュレーターを使っても効率良く換気できます。
換気扇や給気口を掃除しておく
換気扇や給気口が汚れると換気効率が落ちるので、掃除しておくのがポイント。ホコリが溜まっていないか、フィルターが汚れていないか確認しましょう。給気口は外の空気を取り入れる場所なので、閉じたり家具でふさいだりしないよう注意が必要です。
部屋の換気効率をアップさせるアイリスオーヤマのおすすめ家電
部屋の換気効率を上げるなら、空気清浄機やサーキュレーターを使うのがおすすめ。特に空気を循環させることが得意なサーキュレーターを使うと、すばやく換気できます。
サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ／PCF-SC15T-EC
上下左右自動首振り機能付きのサーキュレーター。コンパクトなのにパワフルな大風量で、部屋の空気をスピーディーに換気できます。風量は5段階に調整でき、好みに合わせて細かく使い分けが可能です。
換気以外にも洗濯物の乾燥や冷暖房の効率アップにも使えます。前面カバー・背面カバーが取り外せるのでお手入れも簡単です。
サーキュレーターDCモーター／PCF-BD15T
インテリアになじみやすい、コンパクトサーキュレーターです。上下左右首振り型でのサーキュレーターで、部屋の換気対策に使えます。DCモーター搭載で省エネ＆静音（※）設計。部屋の空気を循環させ、温度むらを少なくする強制かくはん機能付きです。風量は5段階に調整できます。
※35㏈未満。風量1～2の場合
※35㏈未満。風量1～2の場合
サーキュレーター付加湿空気清浄機／CHA-A55-C
部屋の換気に最適な、サーキュレーター付きの空気清浄機です。サーキュレーター付きだから遠くの空気も循環させ、ホコリや花粉を素早く空気清浄します。活性炭フィルターを搭載していて、汚れだけでなくニオイもカットできます。マイナスイオンを放出するモードや加湿機能もあり、これ1台で部屋の空気を快適に保てるでしょう。
加湿空気清浄機 10畳 ／AAP-SH20A
気化式加湿器と空気清浄機の1台2役の空気清浄機で、空気清浄機単体での運転も可能です。
風量は「弱」「中」「強」の3段階が選べ、外出時や就寝時に便利な切タイマー付き。
加湿ユニットは取り外しが簡単なので水や湿気が通る部分を全て丸洗いできるので、清潔に保てます。
風量は「弱」「中」「強」の3段階が選べ、外出時や就寝時に便利な切タイマー付き。
加湿ユニットは取り外しが簡単なので水や湿気が通る部分を全て丸洗いできるので、清潔に保てます。
換気する時間や頻度を知って、効率良く空気を入れ替えよう
部屋の換気は1時間につき2回以上、5分程度窓を開けるのが目安。換気の際は窓や扉を対角線上に開けると、風が通りやすくなります。サーキュレーターなどの便利な家電も併用して、効率良く部屋の空気を入れ替え、快適な環境を整えましょう。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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