災害時に役立つポータブル電源の選び方!メリット・デメリットや注意点も解説
公開日:2024.07.29
最終更新日:2024.07.29
停電時でも電気が供給できるポータブル電源は、災害時に役立つアイテムです。調理器具や冷暖房器具を動かすことで、非常時でも普段と近い生活を送れます。バッテリー容量が大きいものほど長時間使用できますが、本体が重くなり持ち運びに支障が出る可能性も。ポータブル電源のメリット・デメリットや選び方を解説します。
INDEX
- 災害時にポータブル電源が役立つシーン
- スマートフォンを充電できる
- 調理器具が使える
- 冷暖房器具が使える
- ポータブル電源のメリット・デメリット
- 【メリット①】災害時に普段と近い生活ができる
- 【メリット②】アウトドアなど屋外でも使える
- 【デメリット①】値段が高い
- 【デメリット②】容量の大きいタイプは持ち運びに不便
- 災害時に役立つポータブル電源の選び方
- 安全性の高い製品を選ぶ
- 用途に合わせてバッテリー容量を選ぶ
- 目的に合わせて重量やサイズを選ぶ
- アイリスオーヤマのおすすめポータブル電源
- ポータブル電源/PS720AA-W
- ポータブル電源/PS2000AA-W
- バッテリーステーション/IBT-A60100-W
- ポータブル電源の注意点
- 定期的に充電する
- 高温や直射日光を避けて保管する
- 用途に合ったポータブル電源を選び災害に備えよう
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災害時にポータブル電源が役立つシーン
災害時にポータブル電源があると、スマートフォンの充電や調理器具の使用に活躍します。扇風機や電気毛布などの冷暖房器具を使えば、極端な暑さや寒さから身を守ることも可能です。
スマートフォンを充電できる
非常時の情報収集にスマートフォンは欠かせないアイテム。大きな災害があると電気の復旧までに3日程度かかる可能性もあります。モバイルバッテリー1つでは充電切れが不安なときも、ポータブル電源があれば余裕を持って使用できます。
調理器具が使える
ポータブル電源はACコンセントに対応しているため、調理器具などの電化製品が使えます。冷蔵庫やホットプレート、電気ケトルやIH調理器を動かせるので、災害時の食事に活躍するでしょう。
冷暖房器具が使える
災害時は暑さや寒さにより健康を害する恐れがあるので、冷暖房器具が使えるのは大きなメリットです。暑い時期に被災した場合、エアコンや扇風機が使えないと熱中症のリスクがあります。冬は電気毛布や電気ストーブを使えば寒さをしのげます。
ポータブル電源のメリット・デメリット
ポータブル電源のメリットは、災害時の食事作りや室温調整に役立つこと。キャンプなどで普段使いできるのもメリットの1つです。一方で値段が高額になりやすい、大容量のものは本体が重くなりやすいというデメリットもあります。
【メリット①】災害時に普段と近い生活ができる
ポータブル電源を備えておくメリットは、災害時にも普段のような生活ができること。停電が起こると冷蔵庫の食材が傷んでしまったり、室温管理ができずに体調を崩してしまったりする可能性があります。
冷蔵庫を適温に保ち、調理器具を使えば比較的いつも通りの食事が取れます。
冷蔵庫を適温に保ち、調理器具を使えば比較的いつも通りの食事が取れます。
食事以外にも冷暖房で快適な温度を保つ、照明で部屋を明るくする、スマートフォンやラジオを充電するなども可能です。普段と近い生活をすれば、健康を保ち精神的にも安定するでしょう。
ポータブル電源以外に用意しておきたい防災グッズについては、こちらの記事で紹介しています。
【メリット②】アウトドアなど屋外でも使える
ポータブル電源はアウトドアなどにも使用できる点もメリットです。キャンプやバーベキューで扇風機・調理器具などを使い、より快適にアウトドアを楽しめます。庭やバルコニー、車庫などで作業する際にも使えます。
【デメリット①】値段が高い
ポータブル電源のデメリットは値段が高いことです。数万~10万円以上するものもあり、災害のためだけに用意するのは難しいと感じるかもしれません。購入を迷っている場合は、先ほど紹介したように普段使いも検討してみてはいかがでしょうか。
【デメリット②】容量の大きいタイプは持ち運びに不便
大容量のポータブル電源は本体のサイズも大型で重くなる傾向にあります。あまりに重いと、非常時の持ち運びに向かないケースもあるので注意しましょう。
災害時に役立つポータブル電源の選び方
ポータブル電源を災害時に役立てるには、安全性の高いものを選ぶのがポイント。加えて、用途に合ったバッテリー容量や重量・サイズを選ぶと良いでしょう。
安全性の高い製品を選ぶ
ポータブル電源は正しく扱わないと発火のリスクがあります。使用上の注意点を確認するとともに、安全性が高い製品を選びましょう。安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池が採用された製品だと安心です。
用途に合わせてバッテリー容量を選ぶ
ポータブル電源を購入する際は、用途に合わせてバッテリー容量を選びます。バッテリー容量が大きいほど電気機器の使用時間が長くなります。最適な容量は用途によって異なりますが、災害時の電源確保なら1,000Wh以上の大容量タイプがおすすめです。
目的に合わせて重量やサイズを選ぶ
バッテリー容量だけでポータブル電源を選ぶと、重すぎたり大きすぎたりして持ち運べない可能性もあります。災害時に自宅外への持ち運びを想定している場合は、適度な重さやサイズのものを選びましょう。
アイリスオーヤマのおすすめポータブル電源
災害の備えとしてポータブル電源を選ぶなら、安全が高く持ち運びしやすいものを選びたいところです。防災用におすすめのアイリスオーヤマのポータブル電源を紹介します。
ポータブル電源/PS720AA-W
小型で持ち運びしやすいポータブル電源です。電気自動車にも使われている、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。スマートフォンを置くだけで、ケーブルなしで充電できる機能も搭載されています。
ACコンセント5口とUSB-A、USB-C、カーソケット、DC5521ソケット、ワイヤレス充電に対応し、災害時の電源供給に活躍します。重さは9.5kg、ハンドル付きで持ち運びにも便利です。
ポータブル電源/PS2000AA-W
2048Whの大容量で災害時も安心のポータブル電源です。安全性が高く寿命の長い、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しています。ACコンセント以外にソーラーパネル、カーソケットからの充電もできます。
給電ポートはACコンセント、USB-A、USB-C、カーソケット、航空ソケット、DC5521ソケット、ワイヤレス充電が使用可能。災害用の他に、車中泊やキャンプなど幅広いシーンで使えます。
バッテリーステーション/IBT-A60100-W
60,000mAhの大容量を気軽に持ち運べるバッテリーステーションです。ACコンセントがない代わりに、コンパクトで重さも1.36kgと軽く、持ち運びしやすいのがメリット。スマホやパソコンへの複数回の充電が可能で、災害への備えだけでなく、キャンプや釣りなどの日常シーンでも活躍します。最近はUSBで動く家電も多いので、最低限の防災グッズとして備えておきたいアイテムです。
ポータブル電源の注意点
災害時にポータブル電源を使うには、定期的に充電しておく必要があります。また、保管の際は高温や直射日光を避けましょう。
定期的に充電する
災害時にポータブル電源を使うには、事前に充電しておく必要があります。災害はいつ来るかわからないので、定期的に充電する習慣をつけましょう。
高温や直射日光を避けて保管する
ポータブル電源のバッテリーが劣化しないよう、高温や湿気を避けて保管します。日差しの入らないリビングや玄関、廊下などがおすすめです。窓際やベランダ、風通しのない押し入れに保管するのは避けましょう。
防災グッズの保管場所は、こちらの記事も参考にしてみてください。
用途に合ったポータブル電源を選び災害に備えよう
災害用にポータブル電源を役立てるには、用途に合ったバッテリー容量や重量を選んでおくのがコツ。
1台あれば防災だけでなく、キャンプやバーベキューなどにも活用できます。記事で紹介したメリット・デメリットも参考に、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
1台あれば防災だけでなく、キャンプやバーベキューなどにも活用できます。記事で紹介したメリット・デメリットも参考に、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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