靴のニオイの取り方5選!原因と簡単に消臭&予防できる方法を紹介
公開日:2023.05.08
最終更新日:2023.05.08
靴を脱いだ時や靴箱を開けた時に、靴から嫌なニオイがした経験がある方はいませんか?ニオイをシャットアウトするためには、ついてしまったニオイを取ることと、発生しないように防ぐことが大切です。今回は靴のニオイの原因とともに、ニオイの取り方や予防策を解説。ニオイ取りに使える便利なアイテムも紹介します。
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靴にニオイがつく原因
まずは、靴にニオイがつく原因を探っていきましょう。ニオイの原因を理解することで、効果的な対策を考えられます。
汗や皮脂などによる雑菌の繁殖
靴に嫌なニオイが発生する主な原因は、足の汗や皮脂などによる雑菌の繁殖です。足には汗を作って表皮に出す器官である汗腺が集中しており、1日に両足でコップ約1杯分の汗をかくと言われています。
靴を履くと、靴の中は高温多湿の環境に変化します。足から出た汗や皮脂によって、靴や靴下に付着していた雑菌が繁殖し、この雑菌がニオイのもとになります。
通気性の悪い素材を使用している
靴は、使われている素材によってもニオイの発生のしやすさが変わります。例えば、天然皮革や布は湿気を吸収してくれる素材であるため、ニオイが発生しにくくなります。一方、人工皮革などは通気性が良くないため、湿気がこもりニオイが発生しやすいと言われています。
清潔ではない靴下を履いている
生乾きだったり、汗をかいていたり、通気性の悪い靴下を履いている場合もニオイの原因となります。靴下はしっかり乾かす、汗をかいた靴下は履かない、通気性の良い靴下を選ぶなどできる対策を意識しましょう。汗をかいたら靴下を履き替える、指の間の汗を吸い取る効果がある5本指の靴下にするなどもおすすめです。
タイツやストッキングも通気性が悪いため、蒸れてしまいニオイが発生することも。抗菌対応のものを選ぶとニオイの発生を防ぎやすくなります。
タイツやストッキングも通気性が悪いため、蒸れてしまいニオイが発生することも。抗菌対応のものを選ぶとニオイの発生を防ぎやすくなります。
靴のニオイの取り方5つ
それでは、臭い靴のニオイの取り方として有効な5つの方法を紹介します。どれも身近にあるものや、すぐに購入できるものを使うため、手軽に試せます。
1.10円玉を入れる
まず紹介するのは、靴の中に10円玉を入れる方法です。10円玉の素材である銅から発生する銅イオンには、殺菌効果があります。そのため、靴の中の雑菌繁殖を抑え、ニオイも取り除いてくれます。靴の中に10円玉を入れるだけなので、非常に簡単で今すぐ試せるのが魅力です。
また10円玉の代用品として、50cmほどの長さにカットして丸めたアルミホイルを一晩靴の中に入れておくと、同様の効果があります。
2.布に包んだ重曹を入れる
重曹を利用した靴のニオイの取り方も一般的な方法です。料理や掃除に使われる重曹には、消臭効果や吸湿効果があります。その重曹を不織布や通気性の高い布で包んで靴の中に入れ、しばらくそのままにしておくと、靴の中の湿気やニオイを吸い取ってくれます。
また重曹を水に溶かした、重曹スプレーもおすすめです。靴の内部にスプレーすると、消臭効果が期待できます。アロマオイルなどをスプレーにプラスすると、香りも楽しめるでしょう。スプレー後は、しっかり乾いてから靴を履いてください。
3.消臭スプレーをかける
靴に消臭スプレーをかけてニオイを取る方法もあります。この方法は、手軽にサッと消臭できるのが魅力。スプレーをするだけで消臭効果が期待できるため、すぐに靴のニオイを取りたい時に活躍します。
ただし、これは短期的にニオイを取る方法であり、ニオイが発生する根本は解決できません。ニオイのもとや原因に対処したい場合は、他の消臭方法も検討してみましょう。
4.インソールを使う
靴の中に敷いて使うインソールも、手軽に使えるアイテムです。インソールを1枚挟むことで足の裏が直接靴に触れなくなり、靴自体にニオイが付きにくくなります。またインソールに消臭・抗菌機能が付いているものなら、使用するだけでニオイ対策になります。
ただし、インソールの効果は永久に持続するわけではありません。一定期間使用すると、インソールにもニオイが発生してしまうため、交換が必要です。
5.水洗いする
靴を水洗いするのも、ニオイの取り方として有効な方法です。靴全体を清潔にできるのもメリットです。ただし靴の素材によっては、水洗いができないため注意が必要です。布やビニールなどは洗えるものが多く、皮革やエナメルなどは水洗いできないものが多いため、水洗いをする際は必ず靴の表示を確認しましょう。
【洗い方】
1. バケツにぬるま湯をはり、その中に洗濯用洗剤を入れる
2. 湯の中に靴を入れてつけおき
3. 歯ブラシなどで汚れている部分をこすり洗いする
4. すすぎ、脱水は洗濯機で行う
1. バケツにぬるま湯をはり、その中に洗濯用洗剤を入れる
2. 湯の中に靴を入れてつけおき
3. 歯ブラシなどで汚れている部分をこすり洗いする
4. すすぎ、脱水は洗濯機で行う
靴にニオイがつかないための予防策
靴についてしまったニオイを取る方法はいろいろありますが、ニオイがつかないよう予防することも大切です。ここでは予防策をいくつか紹介。日常の中においてちょっと意識するだけで、靴のニオイを発生しにくくできます。
同じ靴を連続で履かない
同じ靴ばかりを履き続けると、雑菌が繁殖する時間が長くなり、ニオイが発生しやすくなります。靴にニオイがつかないよう防ぐためには、同じ靴を連続して履かないことが大切です。
そのため毎日違う靴に履き替え、1度履いたら休ませるのがおすすめ。毎日違う靴を履くことで、靴の長持ちにもつながります。特にブーツは通気性の良くない素材が多く、足を覆う造りであるため、内部が高温多湿になりやすいので注意しましょう。
通気性の良い場所で保管する
靴に湿気がこもらないよう保管することも重要です。風通しの悪い場所で保管してしまうと靴の中の湿気が逃げ切らず、履いた後の汗もしっかり乾かないため、ニオイが発生しやすくなってしまいます。靴箱に保管するなら、靴箱の扉を時々開けて換気するよう心がけましょう。また、ベランダなどで陰干しをするのも効果的です。
足を清潔にして履く
足を清潔にし、雑菌が少ない状態で靴を履くこともニオイ対策のポイントです。どんなに靴の消臭対策をしても、不潔な足で履くと足から雑菌が移ってしまいます。お風呂でしっかり足の裏を洗う、足の爪は伸ばしたままにせず短く切るなどを意識しましょう。
靴のニオイを予防・脱臭できる「脱臭くつ乾燥機」
最後に、靴のニオイ対策に便利なアイリスオーヤマの「脱臭くつ乾燥機 カラリエ」を紹介します。
靴の履き口から直接ホースを差し込む靴用の乾燥機です。強力に温風を送り込むため、靴の先までしっかり乾かせます。ノズルが2つあるので、一気に両足分の乾燥も可能。コンパクトなサイズ感で持ち運びもしやすいため、玄関に靴を置いた状態でそのまま使えるのも嬉しいポイントです。
乾燥機をスタンドで立てれば、履き口が高い部分にあるブーツ類にも使えます。温風に含まれるオゾンが靴を脱臭・除菌してくれ、手軽に消臭&ニオイ予防ができる便利な商品です。
靴のニオイの取り方を知り、お気に入りの靴を快適に履こう
気になる靴のニオイを予防するためには、まずはニオイの原因を知ることが必要です。通気性の良い場所で保管したり、同じ靴を履き続けないなどの対策をおこないましょう。もしニオイが発生してしまっても、さまざまな方法や便利なアイテムを活用して消臭することができます。お気に入りの靴を長く使うためにも、靴のニオイをケアしてみてください。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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