

旬の冬野菜を味わおう!栄養素を失わない調理のコツや美味しいレシピを紹介
公開日:2022.11.01
最終更新日:2023.02.10
寒い季節に育った冬野菜は、甘みや旨み、栄養分がたっぷり。冬野菜の栄養素を効率良く摂るには、その野菜や欲しい栄養素に適した方法で料理するのがポイントです。この記事では、主要な冬野菜と含まれる栄養素と、風味や栄養素を失わない調理のコツを解説します。また、冬野菜を使ったレシピやおすすめの調理器具もピックアップしたので併せてチェックしてみましょう!
INDEX
- 冬野菜の特徴と栄養素
- 大根(旬の時期:12月~2月)
- ほうれん草(旬の時期:11月~3月)
- 白菜(旬の時期:10月~2月)
- ごぼう(旬の時期:11月~2月)
- れんこん(旬の時期:11月〜2月)
- 春菊(旬の時期:11月〜2月)
- 冬野菜の栄養素を失わない料理のコツ
- 煮込み料理で栄養素や風味を保つ
- 炒め物で脂溶性ビタミンを効率良く吸収する
- 冬野菜を美味しく食べられるレシピ5選
- 大根と豚肉の味噌バター炒め煮
- 鶏肉とほうれん草のクリームグラタン
- 豚バラと白菜のミルフィーユ鍋
- ごぼうとレンコンのきんぴら
- エビと春菊のかき揚げ
- 冬野菜の料理に使いたい!アイリスオーヤマの調理器具&調理家電
- 両手圧力鍋5L/NRAN-5L
- 無加水鍋 COTOCO/MKSN-S24
- スチームオーブンレンジ 26Lカップ式/MO-FS2601
- 自動かくはん式調理器 シェフドラム/KDAC-IA2
- 栄養を失わない調理方法で旬の冬野菜を美味しく食べよう!

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冬野菜の特徴と栄養素
冬の料理によく使われる野菜を紹介します。旬の時期や合う料理、栄養素についてチェックしましょう。
大根(旬の時期:12月~2月)

大根は秋から春まで出回りますが、冬の大根は甘みがあって美味しいのが特徴です。おでんや煮つけ、大根おろしなど、さまざまな料理に使われます。大根に多く含まれる消化酵素は熱に弱いため、生でおろした方が効果を発揮。根菜部分にはビタミンやミネラル、葉にはカロチン・カルシウム・食物繊維が豊富に含まれます。
ほうれん草(旬の時期:11月~3月)

夏に出回るほうれん草よりも、冬霜に当たったほうれん草の方が甘みと栄養価が高いです。冬採れのほうれん草は、夏採れよりも3倍のビタミンCが含まれます。一日に必要な鉄分の4分の1とβ-カロテンも摂取可能です。
茹でた後アク抜きをして食べるのが一般的ですが、生で食べられるサラダほうれん草もあります。ごま和えや炒め物、パスタなどさまざまな料理に活躍する食材です。
白菜(旬の時期:10月~2月)

味がたんぱくで、さまざまな調味料や食材と相性が良く、和洋どちらの料理でも使えます。外葉・内葉・芯部によって歯ごたえや栄養素も異なるので、外葉は炒め物、内葉は鍋料理というように、それぞれの特徴を活かして使うのがおすすめです。
食物繊維が豊富で、ビタミンC・ビタミンK・葉酸・β-カロテンなども含まれています。加熱すると甘みが増してかさが減るので、美味しく食べられて栄養もたくさん摂れます。
ごぼう(旬の時期:11月~2月)

ごぼうは冬の時期が最も多く出回り、春には新ごぼうとして出荷されます。独特の香りと歯ごたえがあるため、煮物や炒め物の料理とよく合います。切った後は酢水につけて変色を防ぐのがポイントです。ごぼうには100g中5.7gも食物繊維が含まれ、野菜の中でもダントツ。ささがきでカットした方が食物繊維を摂取しやすくなります。
れんこん(旬の時期:11月〜2月)

蓮の地下茎を食用にしたもので、穴が開いているのが特徴。縁起が良いとされ、おせち料理にも欠かせない野菜です。生で酢の物にしても美味しいですし、加熱すればほくほくとした食感が楽しめます。れんこんの節1本でレモン1個分のビタミンCが含まれ、食物繊維とビタミンBの一種であるパントテン酸も豊富に含まれます。
春菊(旬の時期:11月〜2月)

独特の香りと風味がある春菊は、鍋やかき揚げなどによく使われる野菜。加熱時間が長いと苦味が増すため、短時間でさっと火を通して食べましょう。β-カロテンの含有量は、ほうれん草を上回ります。カルシウムをはじめ、葉酸・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンKなど不足しがちな栄養素が含まれています。
冬野菜の栄養素を失わない料理のコツ

風味を損なわずに、冬野菜に含まれる豊富な栄養素を効率良く摂る料理のコツを紹介します。
煮込み料理で栄養素や風味を保つ
冬野菜の種類によっては、茹でると栄養素が溶け出してしまうものもあります。例えばビタミンは水溶性ですが、スープにすれば溶け出したビタミンを丸ごと摂取でき、効率が良いですよ。
炒め物で脂溶性ビタミンを効率良く吸収する
βカロテンやビタミンK、ビタミンEといった脂溶性ビタミンは、炒め物にして油と一緒に摂ることで腸からの吸収率が良くなります。炒め物に片栗粉でとろみを付けたり、オリーブオイルのドレッシングで合えたりすれば、脂溶性ビタミンの吸収がアップします。
冬野菜を美味しく食べられるレシピ5選
ここからは、先に紹介した冬野菜を使ったレシピをピックアップ。旬の味を楽しみましょう。
大根と豚肉の味噌バター炒め煮

濃いめの味で、白いご飯に良く合う炒め煮です。
◆材料 (4人分)
- 大根:上部1/2本
- 豚バラ肉:300g
- ごま油・しょうが:適量
- バター・ねぎ:適量
◇A調味料
- だしの素:小さじ2
- みそ 大さじ1~2
- 醤油・酒・みりん:各大さじ2
- 砂糖:大さじ1
◆調理方法
- 大根は乱切りに、豚バラは食べやすい大きさにカットする
- 大根を800Wのレンジで5分温めて火を通しておく
- フライパンにごま油を入れ、豚バラとしょうがを炒める
- 3に大根とAの調味料を入れ、炒め蓋をして煮る
- バターとねぎをまぶしたら完成
鶏肉とほうれん草のクリームグラタン

クリーミーなホワイトソースと相性が良い、ほうれん草と鶏肉の料理です。
◆材料 (4人分)
- 鶏もも肉:350g
- ほうれん草:1袋
- 玉ねぎ:1/2個
- オリーブオイル:適量
- バター:30g
- 薄力粉:大さじ5
- 牛乳:300ml
- 塩・ブラックペッパー:少々
- コンソメ:大さじ1/2
- ミックスチーズ:適量
◆調理方法
- ゆでたほうれん草を3~4cm、たまねぎを約1cm、鶏肉を一口大にカットする
- フライパンにオリーブオイルをしき、たまねぎ・鶏肉・塩・ブラックペッパーを入れて炒める
- 色が付いたらほうれん草を入れ塩加減を調節
- 弱火にしてバターを加え、薄力粉を入れて混ぜながら牛乳を少しずつ足していく
- コンソメを入れて味を調え、グラタン皿に入れてチーズをまぶす
- 200度で予熱しておいたオーブンで10分程度焼く
豚バラと白菜のミルフィーユ鍋

白菜の甘みと豚肉の旨みが詰まった、見た目もおしゃれなミルフィーユ鍋です。
◆材料 (26cm鍋一鍋分)
- 豚バラ肉:300g
- 白菜:1/2株
- 鶏ガラスープの素:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 水:6カップ
- 塩:小さじ1/2
- しょうゆ:大さじ2
- 白ねぎ:1本
- 小ねぎ:3本
- しょうが:適量
◆調理方法
- 白菜は1枚、次に豚バラを挟み交互に重ねる
- 5cm幅に切り、鍋に敷き詰める
- 鶏ガラスープの素を入れ、酒・水・塩・しょう油を加えて煮る
- 火が通ったら、ねぎ類の小口切りとしょうがの千切りを盛る
ごぼうとレンコンのきんぴら

食物繊維をたっぷりとれるレンコンとごぼうを使ったきんぴらです。
◆材料 (4人分)
- ごぼう:1/2本
- れんこん:1節
- にんじん:2/3本
- 白いりごま:適量
◇A調味料
- 砂糖:小さじ2
- みりん:大さじ3
- しょう油:大さじ2
- 輪切り唐辛子:小さじ1/2
- 酒:大さじ1
- 水:80ml
◆調理方法
- れんこんは酢水に浸け半月切りに、ごぼうとにんじんは細切りする
- フライパンにサラダ油を敷いて熱し、1を炒める
- Aを加え4〜5分煮て水分を飛ばし、器に盛って白いりごまをふる
エビと春菊のかき揚げ

プリっとしたエビとサクサクの春菊の食感が楽しめるかき揚げです。
◆材料(4人分)
- えび:200~250g
- 春菊:1束
- 揚げ油:適量
- レモン:1/4個
◇ころも
- 小麦粉:3/4カップ
- 片栗粉:大さじ3
- 卵:1個
- 塩:小さじ1/2
- 冷水:適量
◆調理方法
- 皮をむき背わたを取ったエビを半分にカット
- 春菊は葉を摘み取り、5cmに切る
- 卵を割りほぐし冷水を加えて1カップにする
- ころもの材料を加え手混ぜ、エビと春菊を入れる
- 揚げ油を熱し、4を木べらで掬い取ってカリっとするまで揚げる
- レモンを添えて皿に盛る
冬野菜の料理に使いたい!アイリスオーヤマの調理器具&調理家電
冬野菜を料理するときに使いたい、アイリスオーヤマの調理器具を紹介します。
両手圧力鍋5L/NRAN-5L

使い方が難しいというイメージを払拭する使い勝手の良いダイアル式両手圧力鍋です。ガス・IHどちらにも対応しています。圧力の状態が一目でわかる圧力表示付で、蓋はワンタッチで開閉します。鍋の圧力が完全に下がらないとふたが開かない安全設計。キッチンになじみやすいカラー展開(レッド・ブラウン・グレー)です。
無加水鍋 COTOCO/MKSN-S24

素材本来のうまみを引き立たせる無加水鍋®です。素材の栄養を逃しにくく、食材が持つ水分を活かして調理できます。ダイヤモンドコーティングで摩耗に強く丈夫で長持ち。お手入れも簡単にできます。そのまま食卓に置いても映えるおしゃれなカラーも魅力。
スチームオーブンレンジ 26Lカップ式/MO-FS2601

スチーム(過熱水蒸気)で美味しく調理できるオーブンレンジです。外はサクッ、中はふんわりと焼きあがり、余分な脂を落としてヘルシーな仕上がりに。スチームの力で食材の塩分もカットしてくれます。オーブン機能からグリル機能、時短ブースト機能と自動メニューも搭載し、毎日マルチに使える便利な1台です。
自動かくはん式調理器 シェフドラム/KDAC-IA2

本体が傾き回転することで、鍋振りやかき混ぜの動きを再現。ボタン1つでムラなくかくはんしてくれるから、ほったらかしでも美味しい料理が作れます。炒め物、揚げ物、煮物といったさまざまな調理方に対応。火加減が難しい野菜炒めもシャキッとした食感に仕上がります。
毎日の食卓を彩る自動メニューが充実しているのも魅力です。カレーや唐揚げなどの定番メニューから、飴色玉ねぎなどの下準備に役立つメニューまで幅広く取り揃えています。
栄養を失わない調理方法で旬の冬野菜を美味しく食べよう!

冬野菜の調理のコツを押さえると、栄養を失わずに旨みも詰まった美味しい料理ができます。野菜の種類や含む栄養素によって、調理の仕方や調理器具を使い分けるのがおすすめです。たっぷりと栄養が詰まった旬の冬野菜を美味しく食べましょう。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください
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