

無水調理鍋とは?メリット・デメリットや選び方、おすすめのダイエットレシピも
公開日:2023.12.25
最終更新日:2023.12.25
無水調理鍋とは、水を使わずに素材が持つ水分だけで調理ができる鍋のこと。素材のうまみが凝縮され、普段の調理より調味料も少なく料理ができます。無水調理鍋のメリットやデメリット、使い方や選び方を紹介します。記事の後半では、おすすめの無水調理鍋とダイエットレシピも紹介しますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
INDEX
- 無水調理鍋とは?
- 無水調理鍋のメリット・デメリット
- メリット①栄養を逃がさない
- メリット②時短調理が可能
- メリット③1台で何役もこなせる
- デメリット①一般的な鍋より重い
- デメリット②焦げ付きやすい
- 無水調理鍋の基本の使い方
- 無水調理鍋の選び方
- 素材で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 熱源の種類で選ぶ
- アイリスオーヤマのおすすめ無水調理鍋
- 無加水鍋 COTOCO/MKSN-S24サフランイエロー
- LUONTO18cm片手無加水鍋/LUO-P18
- LUONTO20cm・24cm両手無加水鍋/LUO-P20・LUO-P24
- 無加水鍋20㎝・24cm/MKS-20・MKS-24 ディープアイボリー
- 無水調理鍋を使った簡単レシピ
- 脂肪燃焼スープ
- 肉じゃが
- 無水調理鍋で時短&ヘルシーな食事をしよう

+1Day編集部
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無水調理鍋とは?

無水調理鍋とは、水を使用せずに料理ができる鍋のこと。食材から出る水分を使用するため、うまみを逃がしにくく、栄養をたっぷり摂れるのが魅力です。
無水調理鍋は密閉性が高く、蓋と本体の間に水の膜(ウォーターシール)が作られるため、均一に高温状態を保つことができます。蒸気と一緒に素材の香りや、ビタミン・ミネラルなどの水に溶けやすい栄養素を閉じ込めて、普段より味わい深い一品が作れます。
無水調理鍋のメリット・デメリット

無水調理鍋は素材のうまみを活かした料理ができる他にも、さまざまなメリットがあります。一方、蓋の重さや焦げ付きやすさといったデメリットもあるので、事前に確認しておきましょう。
メリット①栄養を逃がさない
無水調理鍋の最大のメリットは、素材の栄養素を逃がさずに調理ができること。素材のエキスが染み出すため、少ない調味料でもおいしく仕上がります。肉料理も食材の油分を活かして、少ない油で調理が可能です。塩分や油分の摂りすぎを防げるため、一般的な鍋を使った料理よりもカロリーオフできます。
メリット②時短調理が可能
保温性に優れているため、温度が上がれば弱火にしても食材に火が通ります。短時間で余熱を使って効率良く調理できるので、光熱費の節約にもつながります。
メリット③1台で何役もこなせる
茹でる、煮る、炊く、蒸す、炒めるなど1台で幅広く使えます。オーブン調理もできる製品なら、グリル料理やパンも作れて便利です。
デメリット①一般的な鍋より重い
ステンレスや鋳物ホーローなどの素材を使われている無水調理鍋は、一般的な鍋よりも重量があります。軽い素材を使った製品もあるので、チェックして選びましょう。
デメリット②焦げ付きやすい
水を使わないので使用方法を理解していないと、焦げ付いてしまうことも。焦げ付きを防ぐために油でコーティングする「シーズニング」が必要な製品もあるので、使用前に確認しておきましょう。
無水調理鍋の基本の使い方

無水調理鍋の基本的な使い方は以下の通りです。
①調理前にしっかり予熱をする
②食材と調味料を入れて蓋をする
③中火で熱して、沸騰したら弱火にする
④弱火にして具材に火が通るまで加熱する
⑤余熱で5分ほど置く
⑥食材の芯まで火が通ったかを確認する
②食材と調味料を入れて蓋をする
③中火で熱して、沸騰したら弱火にする
④弱火にして具材に火が通るまで加熱する
⑤余熱で5分ほど置く
⑥食材の芯まで火が通ったかを確認する
基本的には温度が上がるまでは中火、その他は弱火と余熱で火を通すのがおすすめです。
無水調理鍋の選び方

無水調理鍋には、素材・形状・サイズが異なる製品がたくさんあるため、使用シーンや好み、家族の人数などに合わせて選ぶのがポイントです。
素材で選ぶ
初心者には温まりやすくて軽い、アルミニウム製の無水調理鍋が使いやすいでしょう。アルミニウム製は安価で入手しやすいですが、焦げ付きやすいといった特徴もあるため、焦げないようなコーティングをしている製品を選ぶのがポイント。
長く使える鍋が欲しい場合は、ステンレス製の鍋がおすすめです。ステンレスはサビに強く丈夫で、保温性が高いのが特徴です。一方で、熱伝導率が低いため鍋が温まるのに時間がかかるというデメリットもあります。
煮込み料理におすすめなのが、鋳物ホーローの無水調理鍋。鋳物は保温性が高いですが、衝撃に弱いためヒビが入らないように注意しましょう。
サイズで選ぶ
家族の人数に合わせてサイズで選ぶのも方法の1つです。人数に適したサイズと料理の目安は次の通りです。
人数 |
サイズ | 料理の目安 |
1人 | 16〜18cm前後 | 炊飯は約1〜2合、カレーは約3〜5皿分 |
2〜4人 | 20〜22cm前後 | 炊飯は約2~3合、カレーは約8〜10皿分 |
4人以上 | 24cm前後 | 炊飯なら4~5合、カレーは12皿分 ※作り置き用にもおすすめ
|
熱源の種類で選ぶ
鍋によってガス・IHなど対応できる熱源が異なるため、購入前に確認しましょう。中にはガス火、またはIHのみ対応の製品もあります。その他、オーブンや電子レンジ対応可能な製品もあるので、利用シーンに合わせて購入するのがおすすめです。
アイリスオーヤマのおすすめ無水調理鍋
アイリスオーヤマでは、調理のしやすさやデザインにこだわった無水調理鍋を取り扱っています。見た目もおしゃれな製品が多いので、購入を検討されている方は参考にしてみてください。
無加水鍋 COTOCO/MKSN-S24サフランイエロー

食材が持つ水分を活かし、少ない水分で調理ができます。ダイヤモンドコーティングで汚れ落ちも良く、お手入れも簡単。軽くて丈夫なアルミニウム製なので扱いやすい無水調理鍋です。
サイズ | 20cm・24cm・26cm |
カラー | ビーツレッド・サフランイエロー・チャコールグレー |
LUONTO18cm片手無加水鍋/LUO-P18

そのまま食卓へ置きたくなる北欧をイメージしたおしゃれな無水調理鍋で、使い勝手の良い片手タイプ。鍋の蓋裏にある突起が蒸気を逃がし、食材から出た水分を循環させます。お料理が底に付きにくいセラミックコーティングで洗い物もスムーズに。
加熱により食材を内側から温める遠赤外線調理が可能です。底が厚いので熱による変形がしにくく、丈夫で長持ちします。取っ手と蓋のつまみには天然木を使用し、自然な風合いで手になじみやすい設計です。
LUONTO20cm・24cm両手無加水鍋/LUO-P20・LUO-P24

北欧をイメージした無水調理鍋シリーズの両手タイプ。直径20㎝と24㎝タイプがあり、煮込み料理をたっぷりと作れます。セラミックコーティングでこびりつきにくくお手入れも簡単。1台で焼く、煮る、炒めるなどさまざまな調理が楽しめます。IHとガス火の両方に対応です。
サイズ | 18cm片手・20cm両手・24cm両手 |
カラー | ホワイト |
無加水鍋20㎝・24cm/MKS-20・MKS-24 ディープアイボリー

耐摩耗性試験50万回クリアした長く愛用できる無水調理鍋です。アルミニウム製なので軽くて扱いやすいのも魅力。マットな材質でおしゃれなデザイン。色はディープアイボリー、チャコールグレー、メルティピンクの3色展開です。
サイズ | 20cm・24cm |
カラー | ディープアイボリー・チャコールグレー・メルティピンク |
無水調理鍋を使った簡単レシピ
無水調理鍋を使えば、素材のエキスを逃がさず、少ない調味料でヘルシーな料理ができます。おすすめのレシピを2つ紹介します。
脂肪燃焼スープ

<材料:2人分>
タマネギ 1.5個
キャベツ 1/2玉
ピーマン 1個
ニンジン 1/2本
カットトマト缶 1缶
コンソメキューブ 1個
塩コショウ 少々
タマネギ 1.5個
キャベツ 1/2玉
ピーマン 1個
ニンジン 1/2本
カットトマト缶 1缶
コンソメキューブ 1個
塩コショウ 少々
<作り方>
①野菜を食べやすい大きさに切る
②野菜とトマト缶を無水調理鍋に入れる
③塩コショウとコンソメキューブを入れる
④蓋をして中火で10分、弱火で10分ほど野菜が好みの柔らかさになるまで煮込む
①野菜を食べやすい大きさに切る
②野菜とトマト缶を無水調理鍋に入れる
③塩コショウとコンソメキューブを入れる
④蓋をして中火で10分、弱火で10分ほど野菜が好みの柔らかさになるまで煮込む
肉じゃが

<材料:2人分>
切り落としの牛肉 150g
ジャガイモ 2個
タマネギ 1/2個
ニンジン 1/2本
しらたき 100g
サヤエンドウ 4~5枚
(A)調味料
醤油 大さじ3杯
酒 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯 "
切り落としの牛肉 150g
ジャガイモ 2個
タマネギ 1/2個
ニンジン 1/2本
しらたき 100g
サヤエンドウ 4~5枚
(A)調味料
醤油 大さじ3杯
酒 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯 "
<作り方>
①タマネギはくし切り、ニンジンとジャガイモは乱切り、しらたきは食べやすい大きさにカットする
②サヤエンドウは塩ゆでしておく
③無水調理鍋にタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、しらたき、肉の順に材料を入れる
④別容器で混ぜ合わせた(A)を鍋に加える
⑤中火で加熱し、蓋が蒸気でカタカタと音をたてたら弱火にする
⑥時々鍋をゆすり、10分くらいしたら鍋の底からすくうように混ぜる
⑦火が通ったら器に盛り、サヤエンドウを散らす
①タマネギはくし切り、ニンジンとジャガイモは乱切り、しらたきは食べやすい大きさにカットする
②サヤエンドウは塩ゆでしておく
③無水調理鍋にタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、しらたき、肉の順に材料を入れる
④別容器で混ぜ合わせた(A)を鍋に加える
⑤中火で加熱し、蓋が蒸気でカタカタと音をたてたら弱火にする
⑥時々鍋をゆすり、10分くらいしたら鍋の底からすくうように混ぜる
⑦火が通ったら器に盛り、サヤエンドウを散らす
無水調理鍋で時短&ヘルシーな食事をしよう

無水調理鍋を使えば素材の水分だけで調理ができ、素材のうまみを引き出すため、調味料や油の量を普段の調理よりも抑えられます。調理時間が短縮できる他、カロリーを抑えたヘルシーメニューも作れて、ダイエット中の方にもおすすめです。毎日の食事作りに無水調理鍋をぜひ取り入れてみてください。
料理研究家に聞いた、無水調理鍋を使ったレシピはこちらの記事で詳しく紹介しています。
また、「COTOCO」のオリジナルレシピもあわせてチェックしてみてください。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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