

マットレスは洗濯できる?種類別の洗い方やメリット・注意点、お手入れ方法も
公開日:2023.09.19
最終更新日:2024.07.30
快適な睡眠に欠かせないマットレスや枕などの寝具は、毎日使うものだからこそ汗や汚れが気になる方も多いはず。マットレスをいつも清潔な状態で使用するために、洗い方やお手入れしやすいマットレス、日頃のお手入れ方法について紹介します。
INDEX
- マットレスは家で洗濯できる?
- 洗濯できるマットレス
- 洗濯できないマットレス
- マットレスを洗濯するメリット
- ダニ・ホコリ・汚れを除去できる
- アレルギーやぜんそくの症状を抑えられる
- 種類別|マットレスの洗濯・掃除方法
- スプリングマットレス
- ウレタンマットレス
- ファイバータイプマットレス
- ラテックスタイプマットレス
- アイリスオーヤマおすすめのマットレス
- エアリーマットレス ハイグレード/HG90
- ポケットコイルマットレス/ PMTS20N
- 高反発マットレス≪厚さ4cm≫/MAKK4
- マットレスを清潔に保つお手入れ方法
- ホコリや髪の毛を取り除いておく
- 汚れを見つけたら早めに部分洗いする
- 【専用洗浄液付き】ハンディリンサークリーナー/RNS-B200D
- ダニ対策をする
- ふとん乾燥機ツインノズル/FK-W2
- 布団クリーナー/FCA-22H
- 定期的に陰干しする
- サーキュレーターアイ DC JET 15cm/PCF-SDC15T-EC
- サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L/IJDC-K80
- ハイブリッド式除湿機 16L/IJH-L160
- マットレスを洗濯する時の注意点
- 洗濯機は使わない
- 洗う頻度は半年に1回ほどにする
- 天日干しできる素材が確認する
- ふとん干しスタンドタイプ スリム/FSA-70SR
- ふとん干しスタンドタイプ ワイド|FSA-120SR
- マットレスはこまめに洗濯やケアをして、清潔を保とう

+1 Day 編集部
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マットレスは家で洗濯できる?

マットレスには、自宅で洗えるものと洗えないものがあります。使用しているマットレスが洗えるかどうかは、洗濯表示を見て確認しましょう。
自宅で丸洗いできないものは、専門のクリーニングに出すこともできますが、素材によっては熱に弱く、クリーニングできないことも。その場合は、部分洗いしてマットレスの汚れを除去します。もし表示が付いていないのなら、どのような素材なのかを説明書等で確認して判断してください。
洗濯できるマットレス
洗濯が可能なマットレスは次の種類です。
エア系ファイバーマットレス | 高反発で弾力があり、樹脂ファイバーでできている。通気性が良いのが特徴。 |
高反発ウレタンマットレス | ウレタン素材でできた高反発マットレス。ウレタンは基本的には洗えないが、種類によっては水洗いが可能。 |
洗濯できないマットレス
洗濯ができないマットレスは以下の通りです。
スプリング構造マットレス | ポケットコイルやボンネルコイルなどの金属スプリングがあるため、丸洗いはできない。 |
低反発ウレタンマットレス | 低反発マットレスに使われているウレタンは、水により加水分解を起こしボロボロになる。 |
ラテックス | 天然ゴムを使用したマットレス。水で劣化し、重さもあるため洗えない。 |
マットレスを洗濯するメリット

マットレスを洗うメリットは、汚れを除去できるだけではありません。清潔なマットレスを使うことは、健康面においても重要です。まずは、マットレスを洗うメリットをチェックしておきましょう。
ダニ・ホコリ・汚れを除去できる
マットレスを洗うことで、毎日蓄積されたホコリや汚れ、外から連れてきたダニを取り除くことができます。生活の中で発生したホコリや汚れはダニのえさとなり、マットレスを掃除しないと繁殖を促してしまう恐れがあります。また、マットレスに湿気が多いとカビが生える原因にも。ダニやホコリ、カビは体にも悪影響を与えることがあるため、清潔に保つ必要があります。
以下の記事では、マットレスの湿気対策について詳しく解説しています。
アレルギーやぜんそくの症状を抑えられる
マットレスを掃除することで、アレルギーやぜんそくの症状を抑えられるのもメリットです。ダニ、ホコリなどのハウスダストやカビの影響により、アレルギーやぜんそくの症状が出る場合があります。さらには、アトピー性皮膚炎などを引き起こす可能性も。マットレスを清潔にし健康的な毎日を過ごせるようにしましょう。
以下の記事では、マットレスに発生したカビの取り方について詳しく紹介しています。
種類別|マットレスの洗濯・掃除方法
マットレスには、洗えるものと洗えないものがあります。洗濯したいと思ったら、まずはマットレスの洗濯表示と素材を確認して、洗えるかどうかをチェックしてください。マットレス自体は洗えなくても、部分洗いやカバーを洗濯できるものもあるので、清潔にする方法をチェックしておきましょう。
スプリングマットレス

スプリングマットレスは、構造上丸洗いはできません。部分的な汚れを落としたり、カバーを外して洗ったりしてお手入れします。専門のクリーニング業者に依頼すれば洗えることがあるので、汚れが全体に広がってしまった時などには依頼してみるのも良いでしょう。
【部分的な汚れの落とし方】
<用意するもの>
・中性洗剤を薄めた水
・タオル2枚
<用意するもの>
・中性洗剤を薄めた水
・タオル2枚
<洗い方>
1.洗剤を薄めた水でタオルを濡らして軽く絞る
2.濡らしたタオルで汚れを叩きながら落とす
3.マットレスの汚れがなくなったらタオルをすすぎ、付いた洗剤を拭き取る
4.乾いたタオルでマットレスの水分を拭き取る
1.洗剤を薄めた水でタオルを濡らして軽く絞る
2.濡らしたタオルで汚れを叩きながら落とす
3.マットレスの汚れがなくなったらタオルをすすぎ、付いた洗剤を拭き取る
4.乾いたタオルでマットレスの水分を拭き取る
ウレタンマットレス

ウレタンマットレスは水に弱いため丸洗いやクリーニングで洗うことができません。カバーは、外せるタイプであれば洗濯表示に従って洗えます。外せない場合は、スプリングマットレスと同じ手順で汚れを落としましょう。
ファイバータイプマットレス

ファイバータイプのマットレスは、カバーから外して自宅のシャワーで水洗いができます。
<洗い方>
1.カバーを外す
2.マットレスにシャワーをかけて洗い流す
3.直射日光を避け、陰干しする
水洗いする時の水温は製品によっても異なるので、説明書などを確認してください。また、カバーも洗濯表示を確認してから洗いましょう。
1.カバーを外す
2.マットレスにシャワーをかけて洗い流す
3.直射日光を避け、陰干しする
水洗いする時の水温は製品によっても異なるので、説明書などを確認してください。また、カバーも洗濯表示を確認してから洗いましょう。
ラテックスタイプマットレス

ラテックス素材は水に弱く、濡れると劣化してしまうので水洗いができません。その上、熱にも弱いため、クリーニングも不可です。汚れが気になる場合には、濡らして固く絞ったタオルで拭き取る程度にしてください。拭いたら陰干しして乾かしましょう。
アイリスオーヤマおすすめのマットレス
アイリスオーヤマでは、洗濯できるものや防カビ・防ダニ加工のものなどさまざまな種類のマットレスを取り扱っています。好みの硬さや厚さ、洗濯などの手入れの仕方もチェックして、使いやすいマットレスを選びましょう。
エアリーマットレス ハイグレード/HG90

高密度のチューブ状繊維「エアロキューブ」を使用したマットレス。エアロキューブは一般のポリエステルに比べ通気性8倍で、寝具の湿気を外に逃がします。カバーだけではなく本体も、すべて水洗い可能です。新幹線のシートなどでも使われている素材で、芯材の中身が空洞になっており、製品の体積95%が空気で構成されています。
弾力性のある繊維は適度な硬さで、空気の上に寝ているかのような新感覚な寝心地。高反発の3次元スプリング構造が寝返りを促してくれます。速乾性に優れているので、お手入れもしやすいでしょう。
以下記事では、エアリーマットレスの使い心地について詳しく紹介しています。
ポケットコイルマットレス/ PMTS20N

高密度なポケットコイルで、全身の耐圧を分散して体を包み込むマットレス。立ち姿勢と同じ背骨のS字カーブを保つ理想の寝姿を実現します。高反発で、寝返りしやすいのも特徴です。平行配列のポケットコイルで、空気の通り道を作り通気性に優れています。
型崩れしやすい外周のコイルを太くするなど、耐久性もアップ。表地ニットは抗菌・防臭・防ダニ加工で、清潔に保ちやすいでしょう。またニット生地は吸湿性に優れて蒸れにくく、肌触りの良い素材です。
高反発マットレス≪厚さ4cm≫/MAKK4

しっかり体を支える硬めの高反発マットレスです。体圧分散性と通気性の高さで、快適な寝心地を叶えます。沈み込みすぎないので、安定して全身を支えて寝返りもラクに。ウレタンの密度が35Dで、耐久性が高いのも特徴です。着脱簡単なニットとパイルのリバーシブルカバーが付いています。
マットレスを清潔に保つお手入れ方法

サイズが大きく重みのあるマットレスの洗濯は大変な作業。普段からこまめにお手入れをしておくことで清潔に保つことができます。日常的にやっておくと良いお手入れ方法を紹介します。
ホコリや髪の毛を取り除いておく
マットレスにはホコリや髪の毛などのゴミが溜まりやすく、これらのゴミはダニのえさになるのでこまめに取るようにしましょう。ホコリや髪の毛などは、掃除機で吸い取るのが効果的です。可能なら毎日掃除機をかけても良いですが、難しい場合は粘着テープなどで取る方法もあります。
汚れを見つけたら早めに部分洗いする
マットレスの汚れに気が付いたら、なるべく早く部分洗いをするとシミやニオイが残るのを防げます。
汚れを放置してしまうと、頑固で落ちにくくなってしまいます。
汚れを放置してしまうと、頑固で落ちにくくなってしまいます。
カビにはエタノールスプレー、血液汚れには重曹スプレー、おねしょ汚れにはクエン酸スプレーがおすすめです。スプレーして少し時間を置いたら、キレイなタオルで水気を拭き取ります。汚れが落ちるまで何回か繰り返して、マットレスをしっかり乾かしてください。部分洗いなら布団乾燥機で乾かすのもおすすめです。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
【専用洗浄液付き】ハンディリンサークリーナー/RNS-B200D

コードレスタイプのハンディリンサークリーナーは、カーペット、ソファ、車のシート、マットレスなどの汚れをキレイにできます。気になるところに水をスプレーなどで散布し、汚れごと吸い上げるだけの簡単操作。1.2㎏と軽量で片手でも簡単に持ち運び・掃除が可能です。回収タンクなども丸洗いできるので、いつでも清潔を保てます。
※30~40度のお湯や洗剤・洗浄液を使用するとより効果的です
※30~40度のお湯や洗剤・洗浄液を使用するとより効果的です
コードレスリンサークリーナーの詳細は、以下の記事をご覧ください。
ダニ対策をする
ダニはアレルギーなどの健康被害を引き起こす原因になるので対策が必要です。ダニは熱に弱いので、布団乾燥機を使用するのが有効です。
こちらの記事では、布団乾燥機を使用したダニ対策について詳しく解説しています。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
ふとん乾燥機ツインノズル/FK-W2

布団の隅から隅まで温風で温められる、ふとん乾燥機。約50℃以上の温風をあてることで、ダニ対策ができます。2つのノズルが付いているので、2つの布団を同時に温められて効率的です。
布団クリーナー/FCA-22H

布団乾燥機を使用した後には、ダニの死がいやフンを除去するために、布団クリーナーを併用するのがおすすめです。こちらの商品は、3分間で99%以上のハウスダストを除去できるハイパワータイプの布団クリーナー。毎分14,000回の超高速振動で叩き、高速回転ブラシで掻き出して強力に吸い取ります。ダストカップ、フィルターセット、回転ブラシは水洗いでき、お手入れもラクです。
定期的に陰干しする
マットレスは湿気が溜まりやすいため、定期的に乾燥させる必要があります。1ヵ月に1回程度の頻度で陰干しすると良いと言われています。マットレスを窓際などの風通しの良い場所に移動させ、直射日光の当たらない場所で乾燥させてください。乾燥させる際には、サーキュレーターや除湿機を上手に使うのがおすすめです。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
サーキュレーターアイ DC JET 15cm/PCF-SDC15T-EC

パワフルな風を届けるアイリスオーヤマのサーキュレーターアイ。上下左右の首振りはリモコンで操作ができ、8段階の風量調節が可能です。乾きにくいマットレスも、狙い撃ちで乾燥時間が短縮するでしょう。操作部のランプを消すことができる消灯モード、操作音を消すことができる消音モードも搭載されているので、私生活へのストレスを緩和してくれます。工具なしでも簡単に分解ができ、丸洗いができるのも魅力です。
サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L/IJDC-K80

衣類乾燥機、除湿機、サーキュレーターと3役をこなす1台。デシカント方式で一年中強力除湿します。衣類乾燥・カビ対策・結露対策と通年活躍が期待できます。除湿能力は8.0L/日です。
ハイブリッド式除湿機 16L/IJH-L160

デシカント式×コンプレッサー式のハイブリッド除湿機です。最大除湿可能面積は約33畳で、最大除湿量は1日あたり2Lペットボトルが約8本分。衣類乾燥機能で、部屋干しもスピーディーに行えます。低騒音モードを搭載しているので、夜の部屋干しにも便利です。
マットレスを洗濯する時の注意点

マットレスの洗濯をする時には注意すべき点がいくつかあります。取り扱いを誤るとマットレスの劣化にもつながるので、チェックしておきましょう。
洗濯機は使わない
マットレス本体を洗う時には、洗濯機やコインランドリーを使わないようにしましょう。無理に洗うと、マットレスの劣化の原因に。マットレス自体が大きいので、重量オーバーになるなどして洗濯機の故障にもつながります。丸洗い可能な商品の場合は、説明書などをよく読み、重量などにも気を付けて洗濯してください。カバーに関しては、洗濯表示で使用可になっていれば洗濯機で洗えます。
洗う頻度は半年に1回ほどにする
あまり頻繁に洗いすぎると、マットレスを劣化させる原因になります。マットレスを洗う頻度は、6ヵ月に1回くらいが適していると言われています。しかし、汚れやニオイが気になる時には、別途洗っても問題ありません。適度な頻度で洗濯し、汚れが気になった時は部分的に洗うと良いでしょう。
天日干しできる素材が確認する
マットレスの素材として使われるウレタンやラテックスなどは、熱に弱いので直射日光に当てないようにしましょう。熱が加わると、変色や変形してしまう恐れも。洗える素材で干す際は、直射日光の当たらない風通しの良いところで乾燥させます。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
ふとん干しスタンドタイプ スリム/FSA-70SR

少ないスペースでも洗濯物をしっかり干せるコンパクトな布団干し。使用時は脚を広げ、片付けは竿を持ち上げるだけで簡単に折りたためます。シンプルなデザインで置きたい場所によって幅を変えられるので、室内に限らずベランダにも設置可能です。
ふとん干しスタンドタイプ ワイド|FSA-120SR

使いたい時にサッと取り出して洗濯物が干せる布団干しのワイドサイズ。普段の洗濯物はもちろん、2枚の布団を一度に干すことができます。竿は伸縮式なので、普段の洗濯物を干す際はコンパクトにすることも可能です。耐荷重は10㎏なので洗濯物がたくさんあっても心配いりません。カラーはブラックとホワイトがあり、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
マットレスはこまめに洗濯やケアをして、清潔を保とう

マットレスを清潔に保つには、こまめなケアが必要です。洗濯できるかどうかは素材や仕様によるため、説明書や表示を確認してください。清潔に保ちたい人には、丸洗いできるマットレスもおすすめです。
汚れや湿気をそのままにせず、キレイなマットレスで心地良い睡眠を目指しましょう。
汚れや湿気をそのままにせず、キレイなマットレスで心地良い睡眠を目指しましょう。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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