

マットレスの寿命は何年?買い替えのサインや長持ちさせるコツ、処分方法
公開日:2025.01.29
最終更新日:2025.01.29
長年同じマットレスを使っていて、寝心地が変わったと感じていませんか?実は、マットレスにも寿命があります。「朝起きると背中や腰が痛い」「あまりよく眠れなくなった」などの不調を感じたら、そのマットレスは寿命を迎えている可能性があります。マットレスの買い替えサインや長持ちさせるコツ、処分方法について解説します。
INDEX
- マットレスの寿命は何年?
- ポケットコイル:寿命は約8~12年
- ボンネルコイル:寿命は約6~8年
- 高反発ウレタン:寿命は約6~8年
- 低反発ウレタン:寿命は約3~5年
- ファイバー:寿命は約3~5年
- ラテックス:寿命は約10年
- マットレスの寿命のサイン5選
- 1.きしむ音がする
- 2.へこみが戻らない
- 3.カビが発生している
- 4.ほつれ・破れがある
- 5.寝起きに体が痛む
- マットレスを長持ちさせるコツ4選
- ①シーツを清潔にしておく
- ②敷パッドやベッドパッドを使う
- ③天日干しや陰干しをする
- ④上下・裏表をローテーションさせる
- マットレスの選び方
- 買い替えにおすすめのアイリスオーヤマのマットレス
- エアリー エクストラボリューム/AMEX-110S
- Sheep 20cm ポケットコイル/PMTS20NR-S
- Sheep ピロートップマットレス/PMTS23PN
- Sheep 三つ折り ミニポケットコイル/PMTS11S-3S
- 高反発ウレタンマットレス/MAKK4-S
- マットレス ダブル 低反発&高反発/MAKT10-D
- マットレスの3つの処分方法
- ①買い替え時に購入店舗で引き取ってもらう
- ②粗大ごみで捨てる
- ③リサイクルショップや買取業者に依頼する
- マットレスの寿命を把握し、劣化している場合は買い替えよう

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マットレスの寿命は何年?
マットレスの寿命は約5〜10年とされていますが、使用されている素材やメンテナンス方法によって差があります。まずは、マットレスの種類ごとの寿命について見ていきましょう。
ポケットコイル:寿命は約8~12年

ポケットコイルは各コイル(バネ)が独立して袋に包まれた構造になっており、体を点で支えるのが特徴です。コイルが独立しているため、寿命は約8~12年と長めです。ただし、時間の経過とともにコイルの反発力が低下し、へたりやすくなります。
ボンネルコイル:寿命は約6~8年

ボンネルコイルは螺旋状に巻かれたコイルが連結されており、体を面で支える構造のマットレスです。ポケットコイルよりも低価格な傾向にありますが、寿命は約6~8年と短くなります。コイルが連結しているため、一部のコイルが劣化すると他のコイルにも影響し、へたりやすくなります。
高反発ウレタン:寿命は約6~8年
高反発ウレタンはスポンジのような高密度ウレタンを使用し、反発力と耐久性に優れたマットレス。向きを変えるローテーションや日干しなどのメンテナンスを行えば、約6~8年使用できます。寿命が近づくと、首や腰の部分がへこみ始めます。
低反発ウレタン:寿命は約3~5年

低反発ウレタンはやわらかく、ゆっくりと体にフィットし、振動を吸収、体圧分散に優れたマットレス。高反発マットレスと比較すると反発力や耐久性がやや劣るため、寿命は約3~5年ほど。数年使用すると、中央部分がへたってくることがあります。
ファイバー:寿命は約3~5年

ファイバーは化学繊維や天然素材を使用し、網目状に固めた通気性に優れたマットレスです。コイルやウレタンのマットレスよりも耐久性が低いため、寿命は約3〜5年ほど。寿命が近づくと繊維が抜けたり、偏ったりします。
ラテックス:寿命は約10年
ラテックスは天然ゴムを原料とし、弾力性と耐久性に優れ、体にフィットするのが特徴。メンテナンスしながら使用すれば、約10年以上使用できます。へたりや劣化が見られた場合、寿命が近いと考えましょう。
マットレスの寿命のサイン5選
古いマットレスを使い続けると、睡眠の質や健康に悪影響を与える可能性があります。マットレスの寿命のサインを見逃さないようにしましょう。
1.きしむ音がする

コイルスプリング式のマットレスでは、バネの反発力が劣化すると、きしむ音がするようになります。音が気になるようになったら、寿命が近づいているサインです。バネの劣化が進むと、マットレスから突き出て怪我のリスクが高まるため、早めに買い替えを検討しましょう。
2.へこみが戻らない
マットレスのへこみが戻らない場合、スプリングやウレタンが劣化して寝心地が悪くなっている可能性があります。寝返りがしにくくなり、睡眠の質が低下する恐れも。へこみが気になるようになったら、寿命が近づいているサインです。
3.カビが発生している
人は寝ている間に汗をかくため、マットレスには湿気が溜まります。特に梅雨など湿気の多い時期はカビに注意が必要です。寝ている間にカビを吸い込むと、アレルギーや体調不良の原因になることも。カビが生えてしまったマットレスは、買い替えを検討した方が良いでしょう。
買い替えまでの間、カビを取り除いて使用したい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
4.ほつれ・破れがある

マットレスにほつれや破れを見つけた場合、劣化が進んでいるかもしれません。そこからダニやホコリ、汗などが入り込み、カビや細菌が繁殖する原因になることもあります。小さなほつれは補修シールなどで対応できますが、修繕が難しいほどの大きな破れは内部素材が露出する可能性があり、危険です。
5.寝起きに体が痛む

寝起きに肩や腰が痛い、腕が痺れるなどの不調を感じる場合、マットレスの寿命が近いかもしれません。マットレスが劣化すると体圧分散が悪くなり、体に負担がかかるようになります。体に不調を感じたら、まずはマットレスの状態を確認してみましょう。
マットレスを長持ちさせるコツ4選
マットレスは定期的にお手入れをすることで、長持ちします。ここからは、マットレスを長持ちさせるためのコツを紹介します。
①シーツを清潔にしておく

カバーやシーツには汗や皮脂、ホコリが付着します。週に一度は洗濯して衛生的な睡眠環境を保ち、雑菌やダニの繁殖を防ぎましょう。
②敷パッドやベッドパッドを使う

汗が気になる方には敷パッドやベッドパッドの使用がおすすめです。マットレスを汚れや湿気から守ることで寿命を延ばせます。
③天日干しや陰干しをする
定期的に日干しや陰干しを行うことで、マットレスを長く使用できます。湿気が溜まると、内部素材の劣化やカビ・細菌の繁殖の原因になるため、半年に一回程度、湿気対策として干しましょう。壁に立てかけたり、マットレスを浮かせて扇風機で風を送ったりする方法も効果的です。
マットレスのお手入れ方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
マットレスのお手入れ方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
④上下・裏表をローテーションさせる
マットレスは定期的に上下・裏表をローテーションして使用しましょう。体重による負荷を分散させ、劣化を軽減できます。1~3ヵ月に一回程度行うと効果的。ローテーション時には、マットレスの汚れやほつれもチェックしてください。
マットレスの選び方

質の良い睡眠をとり、心身の健康を保つには、自分に合ったマットレスを選ぶことが大切です。種類が豊富なので、素材や寝心地、サイズをしっかり確認し、快適に眠れる理想のマットレスを見つけましょう。
以下の記事では、マットレスの選び方について詳しく解説しています。
以下の記事では、マットレスの選び方について詳しく解説しています。
買い替えにおすすめのアイリスオーヤマのマットレス
最後に、買い替えにおすすめのアイリスオーヤマのマットレスを6つ紹介します。マットレスの寿命が近いと感じた方は、ぜひチェックしてみてください。
エアリー エクストラボリューム/AMEX-110S

2層のエアロキューブ構造によりボリュームが増し、フィット感と体圧分散性が向上。寝心地が抜群なエアリーマットです。高い反発力で寝返りを促し、快適な眠りをサポートします。そのまま床に敷いたり、ベッドマットレスの上に重ねたりして使用可能です。通気性が非常に高く、丸洗い可能で清潔を保てます。
Sheep 20cm ポケットコイル/PMTS20NR-S

高密度ポケットコイルが体に合わせて沈み込み、理想的な寝姿勢をサポートするマットレスです。コイルが独立しているため振動が伝わりにくく、快適な寝心地を実現。抗菌・防臭・防ダニ加工が施されており、清潔に保てます。色はホワイト、ブラック、ホワイト(リニューアル)の3種類から選べます。
Sheep ピロートップマットレス/PMTS23PN

低反発ウレタンのピロートップと硬さの異なる2種類のポケットコイルを使用し、高級ホテルのような寝心地を実現したマットレス。中心部分は硬めのコイルを使用し、腰の負担を軽減して、日々の眠りと生活をサポートします。コンパクトに圧縮された状態で届き、開封後すぐに膨らみ、1日ほどで本来の厚みに戻ります。
Sheep 三つ折り ミニポケットコイル/PMTS11S-3S

ポケットコイルが体をしっかり支え、快適な寝姿勢を保ちやすいマットレスです。ふつう・やややわらかめの寝心地を選べる両面仕様となっています。高密度684個のミニポケットコイルを使用し、体に沿って細かくコイルが動き、包み込まれるような寝心地を実現しています。両面を定期的に入れ替えることで、マットレスのへたりを抑えることができます。軽量設計で、3つに折りたためるため、湿気対策や収納に便利です。
高反発ウレタンマットレス/MAKK4-S

硬めのウレタンフォームが体をしっかり支え、沈み込みを防ぐ高反発マットレス。リニューアルされた凸凹形状が体を点で支え、体圧分散性と通気性を向上させ、快適な睡眠をサポートしてくれます。カバーはニット地とパイル地の肌触りを選べる両面仕様で、オールシーズン使用可能です。
マットレス ダブル 低反発&高反発/MAKT10-D

4通りの寝心地が選べるリバーシブルマットレスです。高反発面は体が沈み込みすぎず、寝返りを助けて快適な眠りをサポート。低反発面は体に合わせてもっちりとやわらかく包み込み、自然な寝姿勢をキープしてくれます。リバーシブルカバーは、サラッとしたニット生地とやわらかいパイル生地の肌触りから選べます。
マットレスの3つの処分方法

マットレスは長期間使用していると寝心地が変化し、買い替えが必要になります。マットレスの寿命を迎えた際の処分方法を3つ紹介します。
①買い替え時に購入店舗で引き取ってもらう
マットレスを買い替える際、購入した店舗で古いマットレスを引き取ってくれるサービスがあることもあります。自宅まで引き取りに来てくれるので、時間や手間が省けて便利です。ただし、引き取りに料金がかかる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
②粗大ごみで捨てる
マットレスは自治体の粗大ごみとして処分できます。基本的には事前に回収の申し込みが必要なので要注意です。回収申し込み後、処分用のシールを購入し、指定された場所に置いておきましょう。自分で集積所に持ち込むと、費用が安くなることもあります。自治体によって処分方法や料金が異なるため、詳しくは自治体のホームページなどで確認してください。
③リサイクルショップや買取業者に依頼する
リサイクルショップや買取業者に依頼するのも一つの方法です。比較的状態が良いものや、特に有名ブランドで使用年数が短いものは、高く売れるかもしれません。高く売りたい場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、条件の良い業者を選ぶと良いでしょう。
マットレスの寿命を把握し、劣化している場合は買い替えよう

マットレスには寿命があります。長く使用するためには、適切なお手入れと定期的な状態のチェックが大切です。マットレスの寿命を見極め、必要であれば買い替えを検討しましょう。質の良い睡眠は、日々の生活の質の向上につながります。自分に合ったマットレスを選び、快適な睡眠生活を送りましょう。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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